宿敵「ゲマ」を打倒して魔王「ミルドラース」を立て続けて倒し故郷にして自身が統治
している「グランバニア」へ帰国した「リュケイロム・エル・ケル・グランバニア」こと「リュカ」と家族そして幾多の戦いを乗り越えた仲間たちを称えるため国中はお祭りムードだったのだが、リュカは母、マーサを目の前にして助けられなかったことに落ち込んでいたが、国民達の前ではそれをひた隠して笑顔で幼少期から仕えてくれている中年男性「サンチョ」に案内されながら玉座の間に向かっていったのである。
リュカはそっと玉座の間に続く扉を開けて中へ入っていったのである。
そこには煌びやかなドレスなどを着用した貴族や、協会の神父やシスター達が国王であるリュカ達を出迎えるために待っていてくれたのであった。
リュカはそれを見てやっと自分が帰れる場所へ戻ってきたのだと実感していた。
その時だった、
「なんで?」
「もしかして、ゲマの残党が!」
突如、リュカの目の前の空間が歪みなんとゲートが開いたのであった。
そこにいた者達はゲマの息が掛かった魔物の軍勢が襲撃して来たと大騒ぎになってしまい、リュカを含む一家は身構えたのであった。
だがそれは杞憂に終わるのことに気が付くのはそう時間は掛からなかったのである。
「うそ、かあさん,,,,かあぁぁっぁぁぁさーーーん!」
レックス&タバサ「おばあああああちゃーーーーん」
「義姉上、よよよ、よくぞ、生きて帰られたのですね」
「はい、正真正銘、リュカの母のマーサです、この方がわたくしを助けてくださったのです」
何を隠そう、ゲマのよって死んだと思っていた三十年余り会えなかったリュカの母である「マーサ」が現れたのである。
周囲の目もくれず我先にリュカと子供たちはマーサの生きて帰ってきたことにうれしくなったのか、玉座の間が洪水になる勢いで大粒の涙を流し抱き着いていったのである。
もちろん、リュカの幼馴染にして妻である「ビアンカ」、そしてグランバニア王国全土にマーサの生還が知れ渡るのはそう時間がかからなかったのであった。
マーサは一緒ついてきて来てしまってキョトンとして座っていたピンクブロンドの少女「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ヴァリエール」こと「ルイズ」に助けてもらったことを打ち明けたのであった。
「え、しししし‼」
ルイズは自身のコントラサーヴァントで呼び出してしまったことが不幸中の幸いになったことに気が付いていつもの態度を取ろうとしたが、自分が置かれている状況を見て、そこが王族が座っている玉座の間であることに気が付いてパニックになったのであった。