安価で安住の地を見つける   作:ハンドルを右に

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【悲報】ワンピ世界に転生したけど海賊から足を洗わせてもらえない件3/1

1:名無しの海賊団 ID:xFeUgS5mF

 次スレを!!!!!!!! 

 始めま!!!!!!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やっぱやめた

 

2:名無しの海賊団 ID:/4TIJy5Nw

 >>1乙

 

3:名無しの海賊団 ID:1yUjW3TgG

 立て乙

 

4:名無しの海賊団 ID:oqL4zsT3X

 >>1乙

 始めろよ!!!! 

 

5:名無しの海賊団 ID:cbfaKTiNJ

 乙

 こんなんじゃスレ始められねぇよ……

 

6:名無しの海賊団 ID:C3fOSkANe

 >>1

 やめんなーーーー!!!! 

 

7:名無しの海賊団 ID:mwUDFrq1h

 >>1

 乙

 諦めんなよ! 

 

8:名無しの海賊団 ID:ivwrJGWrg

 乙

 なんか前スレあっという間に溶けたな

 

9:名無しの海賊団 ID:6l+IuTCL/

 結局イッチどうなったの? 

 死んだ? 

 

10:名無しの海賊団 ID:EU2RIIS1W

 一応生きてるよ

 ただ毒と失血で死にかけた上に両足と右腕骨折は確実

 

11:名無しの海賊団 ID:jl7O8V4pS

 >>10

 他にも怪我してるだろうな

 砂嵐巻き込まれて地面ビターンしてたし

 

12:名無しの海賊団 ID:FeXUDsWFn

 ウソップレベルの重傷じゃん

 

13:名無しの海賊団 ID:py0howm0w

 その後イッチの腹の中から巨大な龍が出てきてアラバスタごとクロコダイルを滅ぼしたんだよね……

 

14:名無しの海賊団 ID:isWG5W2go

 >>13

 嘘乙

 本当は兄弟分のクイーンがやってきてアラバスタごとクロコダイルを殲滅したんだゾ

 

15:名無しの海賊団 ID:2jT+k6CeM

 まてまて情報を錯綜させるな

 本当はイッチが密かに食べていた悪魔の実が覚醒してアラバスタが爆発して沈んだんだぞ

 

16:名無しの海賊団 ID:4ne7kXfdc

 ??????????? 

 

17:名無しの海賊団 ID:L84+cimyw

 何この流れ

 

18:名無しの海賊団 ID:VthegcFIC

 あまり情弱共をいじめるなよ

 

19:名無しの海賊団 ID:UDiW9T0q/

 俺が真実を話そう

 

 ここまで追い込んだイッチを評価して、おもむろにフックを抜いてイッチにぶっ刺して毒を注入

 そしてクロコダイルとイッチの二人は幸せなキスをして終了

 ビビの脳が破壊されてチャンチャン

 

20:名無しの海賊団 ID:wMYdx+cqm

 >>19

 真ん中のキス以外は合ってる

 

21:名無しの海賊団 ID:HZIgVS4Ll

 >>19

 やっぱりクロコダイルは女の子じゃないか

 

22:名無しの海賊団 ID:1IhGLmeMd

 過剰な覇気に能力は効かないから……イッチの覇気がイワちゃんに施術してもらったホルホルの実の能力を打ち消しちゃった……ってコト!? 

 

23:名無しの海賊団 ID:wwjC1MFpB

 >>22

 ハァ? 

 

24:名無しの海賊団 ID:tCFBVedL3

 >>19

 お前の減らず口なんかこうしてやる……んっ、ちゅ

 

25:名無しの海賊団 ID:VDQPBMzSk

 だーかーらークロコダイル女の子説はやめロッテ

 

26:名無しの海賊団 ID:/fJ61qjaA

 そろそろマジの怪文書が投稿されそうだからやめろォ! 

 

27:名無しの海賊団 ID:EU2RIIS1W

 一応>>19も含めて最後の書き込みから何があったのかお前に教える

 

 ①イッチ、毒と出血多量のコンボで死にかける

 ②ツメゲリ部隊が足止めしている間にビビコーザチャカが逃げながら解毒と手当

 ③追いかけてきたワニがチャカとコーザに攻撃

 ④ビビが殺されそうになった時にイッチが覚醒

 ⑤覇王色纏ったなんちゃって雷鳴八卦でワニ撃退

 ⑥麦わらの一味勢揃い

 あとはペルが犠牲にならなかったり海軍が到着したのがワニ倒された時だったりちょっと誤差ある程度で原作通り

 

28:名無しの海賊団 ID:oV0eNbRgQ

 >>27

 thx

 

29:名無しの海賊団 ID:AsNOCcxbg

 >>27

 なんちゃって雷鳴八卦と言う割には結構吹き飛んでたぞワニのやつ

 

30:名無しの海賊団 ID:HUiFG9Huw

 >>27

 シャンクス

 礼にこの帽子をお前に預ける

 

31:名無しの海賊団 ID:VGoTrXtWz

 >>27

 乙

 色々ツッコミどころ満載で何から触れていいのかわからんけどちゃっかり覇王色纏ってるの草なんだ

 

32:名無しの海賊団 ID:0Sbh2PPyp

 >>27

 前スレに書いていたやついたけど正直ごちゃごちゃしてて何があったのかわからなかったわ

 助かる

 

33:名無しの海賊団 ID:jl7O8V4pS

 というかなんでお前ら知らんの

 イッチの状況リアルタイムで観測してないの? 

 

34:名無しの海賊団 ID:r9rF6xz/f

 >>33

 おっ、喧嘩売ってんのか? 

 

35:名無しの海賊団 ID:rksHsttjT

 >>33

 ……すぞ

 

36:名無しの海賊団 ID:2adzMlVsN

 >>33

 突然の田舎煽りはやめて差し上げろ

 

37:名無しの海賊団 ID:jl7O8V4pS

 え、なんかごめん

 

38:名無しの海賊団 ID:ABPjXCkCc

 うおっ急にすげぇ低姿勢……初心者かな? 

 

39:名無しの海賊団 ID:EU2RIIS1W

 >>37

 ここのスレ民が必ずしも自分と同じ時同じ方法で観測しているとは限らないことをお前に教える(二度目)

 中には平気で3日とか一週間遅れで観測するやつもザラにいるからな

 

40:名無しの海賊団 ID:s7LWranCl

 不用意な発言は気をつけろよ

 

41:名無しの海賊団 ID:L1VYjEWAS

 >>37

 そしてほぼリアルタイムで観測できるやつは大抵碌でもない性格の人間辞めてるか人間じゃないやつだからな

 つまり>>33もその可能性大

 

42:名無しの海賊団 ID:WufxJxvRu

 だからイッチ本人から「今どの辺?」と聞く必要があったんですね(棒読み)

 

43:名無しの海賊団 ID:l0emmh5l2

 >>41

 ×大抵碌でもない

 ○そもそもこんなところに書き込みしてる奴ら大なり小なり碌でもない

 

44:名無しの海賊団 ID:jl7O8V4pS

 >>39

 >>41

 心当たりありすぎたわすまん

 何卒詮索しないでいただけると助かる

 

45:名無しの海賊団 ID:lRdNMiOI1

 お前の事情なんて興味ねえよハゲ

 

46:名無しの海賊団 ID:qvk0qiA4w

 本当に初心者なんだな

 かわいいね♡ 死ねよ

 

47:名無しの海賊団 ID:jpAAlN5pK

 >>44

 お詫びにコテハンつけてイッチ実況して♡

 イッチ全然浮上してこないから状況わからんの

 

48:名無しの海賊団 ID:8b/JD5BsL

 そもそも何でここまでイッチからの書き込みないん? 

 俺達なんかやっちゃいました? 

 

49:名無しの海賊団 ID:KkaUqnRQT

 >>48

 心当たりがありすぎる

 

50:名無しの海賊団 ID:PtszAjT4E

 >>48

 己の胸に詳しく聞くといい

 

51:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 これでいい? 

 

52:名無しの海賊団 ID:rAnny6hPi

 >>48

 人の心以下略

 

53:名無しの海賊団 ID:R89cSVOKX

 >>51

 よし

 

54:名無しの海賊団 ID:qmrmpM3Lo

 >>51

 いいぞ。

 

55:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 よし、じゃあ実況するぞ

 初めてなんでお見苦し失礼

 

 今は戦い終わって二、三日経ったくらい

 サンジとウソップが買い出ししてるの見えたからちょうど原作で描写されたところか

 

56:名無しの海賊団 ID:0J21cODj4

 ああ、あのチャカが海軍にメンチ切ってるあれか

 

57:名無しの海賊団 ID:TMobEqhSK

 ここに海賊がいる証拠はあるのか!?(横チラッ)

 

58:名無しの海賊団 ID:RoZmnti2Y

 チャカからしたら海軍なんて肝心な時に役に立たなかった奴らやからな

 自分たちも呑気してたのは確かだけど海軍側がもっと七武海の手綱握っておけば国家転覆されかけずに済んだわけだし

 

59:名無しの海賊団 ID:3VwVkjyDb

 >>58

 藤虎さん覚悟ガンギマリしそう

 

60:名無しの海賊団 ID:ISh2V/FHn

 イッチは何してる? 

 

61:名無しの海賊団 ID:Pv6JhRA8c

 重傷だから寝ててもおかしくないやろ

 

62︰一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 >>60

 >>62

 ちょうど昨日起きたっぽいよ

 サンジ曰く横でビビがめっちゃ泣いてたらしい

 あとツメゲリ部隊に囲まれて驚いていたとか

 

63:名無しの海賊団 ID:8tjLLME1u

 おやおやおやおや

 

64:名無しの海賊団 ID:jrz5jQtEb

 確かに起き抜けであいつらの顔がドアップで映るのは心臓止まるよな

 

65:名無しの海賊団 ID:QWXXJSiOi

 なーかしたなーかした

 責任取れオラッ! 

 

66:名無しの海賊団 ID:EU2RIIS1W

 ずっと寝てたらいつの間にかメリー号の中に居るかもとか考えたのかね

 

67:名無しの海賊団 ID:3k/1YEHnC

 >>66

 フィジカル貧弱なのに変なところでタフだなイッチ

 

68:名無しの海賊団 ID:tvJIkyCeY

 ぶっちゃけ覇王色纏える時点で戦闘面でも役立たずじゃないしもう船降りる理由なくなりましたよね? 

 忌憚のない意見ってやつっス

 

69:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 なんか覇気使えなくなったとか言ってるぞイッチ

 

70:名無しの海賊団 ID:w8hsSMPSC

 え

 

71:名無しの海賊団 ID:qdb7zowG5

 あー、かなり無理してたみたいだしな

 

72:名無しの海賊団 ID:Z1i+HBoLy

 ルフィ以外に覇気の使い過ぎで使えなくなるのいるんやな

 まあイッチも一時的なものだろ

 

73:名無しの海賊団 ID:7bC+2UtEz

 覇気使えなったら本当に役立たずじゃん

 

74:名無しの海賊団 ID:Ds0iS2ii3

 イッチ的には船降りる理由が増えてラッキー的に考えてそう

 

75:名無しの海賊団 ID:ZVSR2eMiu

 オイラわかっちゃった

 

 イッチが浮上してこないのって覇気使えなくなったからじゃね? 

 

76:名無しの海賊団 ID:Edkupb31G

 は? 

 

77:名無しの海賊団 ID:FkJGo8f4H

 オイオイオイ

 

78:名無しの海賊団 ID:0J21cODj4

 >>75

 イッチってどうやってこの掲示板見つけんやろなってずっと疑問だったけど見聞色のおかげなの? 

 

79:名無しの海賊団 ID:xofdw0HxY

 草

 

80:名無しの海賊団 ID:9T8aZrQS4

 環境:見聞色は新しすぎる

 

81:名無しの海賊団 ID:t2UtzK3Jo

 どっかでイッチが転生特典とか言ってなかったっけ

 

82:名無しの海賊団 ID:ZVSR2eMiu

 >>81

 その転生特典が覇気の才能って可能性

 そもそも特典が掲示板って何だよ(何だよ)

 

83:名無しの海賊団 ID:EU2RIIS1W

 >>82

 まあ気がついたら使えるようになっていたならそう認識しても不思議じゃないよな

 

84:名無しの海賊団 ID:0EZXzs6p0

 前提が……前提が崩れる……! 

 

85:名無しの海賊団 ID:cOE4tTeud

 覇気極めた果てが便所の落書きとか終わってんな

 

86:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 まあ本人に聞いてみないとわからんだろうな

 

 なんかチョッパーの話によるとイッチの怪我は全治2.5年だそうだぞ

 

87:名無しの海賊団 ID:KztzZHgfE

 長っ

 

88:名無しの海賊団 ID:RTbsUYuOy

 それは盛りすぎ

 

89:名無しの海賊団 ID:qvk0qiA4w

 怪我なんて数日で治る世界だろ

 

90:名無しの海賊団 ID:KkaUqnRQT

 ウソップとか全身包帯巻くレベルの重傷だったのに平気で歩いてるぞ

 

91:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 >>89

 >>90

 なんか怪我が治りにくい体質らしいぞ

 実際ウソップの怪我と比較されて明らかに回復スピードが遅いこと説明されてる

 

92:名無しの海賊団 ID:p9RpQfHxc

 そこは転生前基準なのかーい

 

93:名無しの海賊団 ID:AOa8wZ/Sy

 クソザコ故ずっと極限状態だったから感覚麻痺していたけどずっと怪我だけはしないように立ち回ってたからなイッチ

 

 実際スレ立てしてから負った怪我なんてドラム王国でカルー助けるために寒中水泳した時くらいだし

 

94:名無しの海賊団 ID:jrz5jQtEb

 >>93

 いやミス・バレンタインの攻撃でも負傷してる

 まあ武装色で目立った外傷はなかったしその時まだチョッパー加入前だから誰も説明できる人いなかったのもあるか

 ひょっとしてあの時もイッチずっと我慢していた説

 

95:名無しの海賊団 ID:Rzva72JOk

 お前らどうした

 いきなりこのスレ内の知能指数上がったぞ

 

96:名無しの海賊団 ID:8b/JD5BsL

 リハビリ含めてだろうけど全治2年は長すぎだろ

 現実でも重傷で1年程度なのに

 

97:名無しの海賊団 ID:wMYdx+cqm

 >>96

 毒の後遺症とかもあるのかね

 普通に辛そう

 

98:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 >>97

 でもイッチ悪い顔して笑ってるぞ

 【画像】

 

99:名無しの海賊団 ID:AChEWZTXP

 計 画 通 り

 

100:名無しの海賊団 ID:8A+9jlZJ9

 デ ア ス ノ テ

 

101:名無しの海賊団 ID:WwGuzMI3a

(あっ、狙ったな)

 

102:名無しの海賊団 ID:xFeUgS5mF

 これは俺達のイッチ

 

103:名無しの海賊団 ID:4lnQ92dqC

 再起不能になれば船降りられるとでも思ってんのか

 思ってるわこれ……

 

104:名無しの海賊団 ID:ALiOPugBI

 ・覇気が使えない(ガチ)

 ・全治2年の大怪我(ガチ)

 

 雑用には致命的ですねぇ(ゲス顔)

 

105:名無しの海賊団 ID:ZvOEZaKKP

 降りられなかったらスマイル√だぞ

 一生笑顔よりは大怪我した方がマシ

 

106:名無しの海賊団 ID:eh1oFY6Or

 律儀に安価守るのが俺達のイッチだからな

 

107:名無しの海賊団 ID:jrz5jQtEb

 問題は降ろしてくれるかなんだが

 

108:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 一味の仲間も一応は納得してるな

 ウソップとかナミは「嘘だろ……」みたいな顔してるあたり皆すごい渋々っぽい

 

109:名無しの海賊団 ID:S49a0pEbt

 まあ流石にこんなボロボロで旅続けさせるのは酷だよね

 

110:名無しの海賊団 ID:rwzLiGBYU

 非戦闘員からの絆が厚い

 というか作中の登場人物からの評価は異様に高いな

 

111:名無しの海賊団 ID:MnmD8XKDc

 >>110

 クズムーブはスレの中しかやってないし

 傍から見たら信頼できる仲間だしアラバスタ国民からは大恩人やぞ

 

112:名無しの海賊団 ID:2Srr9Hu/F

 どう見えるかだ

 まだまだ心眼が足らぬ

 

113:名無しの海賊団 ID:zkbsu7Nuy

 俺、どれが本当のイッチがわからなくなっちまったよ……

 

114:名無しの海賊団 ID:80cr2YjZB

 改めて考えてみるとイッチのこと何も知らねぇな

 もっと自分語りしろ(全ギレ)

 

115:名無しの海賊団 ID:EU2RIIS1W

 イッチが自分の話をしないのもあるけどスレ民も聞かなかったじゃん

 安価強要しかしてないだろお前ら

 

116:名無しの海賊団 ID:4+v+qWkZJ

 >>115

 いきなりの正論はやめろ

 

117:名無しの海賊団 ID:yO6cqEsPH

 >>115

 ぐう

 

118:名無しの海賊団 ID:8b/JD5BsL

 >>115

 いや全くもって……仰るとおりです……! 

 

119:名無しの海賊団 ID:gdG5OdH7M

 >>115

 いつか観測できると思ってました

 実際イッチ過去編はいつくるのかのう

 

120:名無しの海賊団 ID:qvk0qiA4w

 努力嫌いの軟派野郎だしそんな重い背景ないっしょ(鼻ホジ)

 

121:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 >>119

 >>120

 一応>>27の間に描写挟まるよ

 こういうのって捉え方次第だから何も言えんわ

 

122:名無しの海賊団 ID:EU2RIIS1W

 そこら辺はネタバレになるっぽいから控えようか

 

123:名無しの海賊団 ID:deYITmPvg

 まあ>>121も人の心あるか怪しいし感想はあてにしないほうがいい

 

124:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 あ、ルフィ起きた

 

125:名無しの海賊団 ID:bYxae0ppT

 >>124

 お、来たな

 

126:名無しの海賊団 ID:jy8pwRWSO

 ということは宴会か! 

 

127:名無しの海賊団 ID:wMYdx+cqm

 そろそろ狩るか……♠(メマーイダンス)

 

128:名無しの海賊団 ID:gyU9WIlry

 >>127

 イッチ大怪我してるぞ

 無理だろ

 

129:名無しの海賊団 ID:jrz5jQtEb

 >>128

 無理かどうかは俺達が決めることにするよ

 

130:名無しの海賊団 ID:0DJJHi6xu

 その前にイッチ船降りる話だろ

 他の仲間は納得してもどうこうするかは船長が決めることだし

 

131:名無しの海賊団 ID:7NJAY0CpE

 どうなんだろう

 マジで読めないな

 

132:名無しの海賊団 ID:OLFvKJiYk

 ルフィ、別に頭悪いわけじゃないからさすがに理解するんじゃないの

 

133:名無しの海賊団 ID:8b/JD5BsL

 主人公なのに思考が一番わからないの不思議

 

134:名無しの海賊団 ID:B4Y2NxQBm

 >>133

 理解しても納得するかは別

 

135:名無しの海賊団 ID:6/3WwRcwO

 どう説得するか

 ここにイッチがいたら安価できるのにな

 

136:名無しの海賊団 ID:T6rTpdxS7

 あ

 

137:名無しの海賊団 ID:QosTs3YHY

 そっか

 イッチがここ観測できないから安価しようがないのか

 

138:名無しの海賊団 ID:av+RsA21S

 うにゃああああああああああ!!1!1

 

139:名無しの海賊団 ID:M2yYExrEW

 あああああああああああああああ

 

140:名無しの海賊団 ID:QFs4WaC15

 終

 わ

 り

 だ

 

141:名無しの海賊団 ID:/iceoD6hT

 安価がない! 安価がない! 

 

142:名無しの海賊団 ID:2K7GyWxTo

 うーんこの阿鼻叫喚

 

143:名無しの海賊団 ID:U+aTYH3u4

 あ、あり得ないぃ……

 

144:名無しの海賊団 ID:0mX3Y1VaK

 イッチが見聞色使えるようになったら起こして

 

145:名無しの海賊団 ID:qvk0qiA4w

 風呂入ってくる

 

146:名無しの海賊団 ID:6lp7YflCi

 本当に安価しか興味ない層はイッチの状況観測してスレから去ってるだろ

 

147:名無しの海賊団 ID:TJjdL9xWG

 便所の落書きと言われる所以

 

148:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 おーおー言い合いになっていらっしゃる

 ルフィが「やだ」の一点張りだわ

 

149:名無しの海賊団 ID:/ttoTiFez

 伝 家 の 宝 刀

 

150:名無しの海賊団 ID:KAN69nh7M

 聖 三 文 字

 

151:名無しの海賊団 ID:oFv+28Xr2

 イッチ語録が世界汚染してるの草

 

152:名無しの海賊団 ID:DDoX9ZPru

 ダメじゃなくてヤダなのが頭では航海続けられないのわかっていながらわがまま言ってる感あるな

 

153:名無しの海賊団 ID:UaLVhWdsL

 ウソップが一味抜ける時も顔に出そうとしなかっただけで滅茶苦茶動揺してたしなあ

 起きてから急に言われたらこうなるわな

 

154:名無しの海賊団 ID:kqTa2IZ4P

 >>150

 三文字じゃなくて二文字なんだよなあ……

 

155:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 なんか埒明かないからとりあえず保留になったな

 これから宴らしい

 

156:名無しの海賊団 ID:D4yC0TJEX

 ここで食い意地張るの本当にルフィ

 

157:名無しの海賊団 ID:8b/JD5BsL

 脳の半分肉でできてそう

 

158:名無しの海賊団 ID:9zAYYeysZ

 身体は肉でできている──────

 

159:名無しの海賊団 ID:3UEY+Q36y

 >>157

 >>158

 普通じゃん

 

160:名無しの海賊団 ID:dlsVcY2L5

 まあしばらくは原作通りかな

 

161:名無しの海賊団 ID:nVdhkqhyZ

 宴やって風呂入って

 夜逃げがどうなるか

 

162:名無しの海賊団 ID:V8ZJ0sg2d

 他に何か原作とは違うところある? 

 

163:名無しの海賊団 ID:2DZn+uaQ7

 まあ結果は同じだしそんなバタフライエフェクトないだろ

 

164:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 >>162

 ロビンいる

 

165:名無しの海賊団 ID:DkEURBdNi

 は? 

 

166:名無しの海賊団 ID:UkFAbjM5g

 は? 

 

167:名無しの海賊団 ID:9JWk02jDD

 え

 

168:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 だからもうロビンいる

 

169:名無しの海賊団 ID:Lgly7Ia7p

 >>168

 二回も書かなくていいよ

 

170:名無しの海賊団 ID:3Jzx8hC6J

(あ、修羅場じゃん)

171:名無しの海賊団 ID:Qe3DHsdhG

 ビビとバチバチや

 ファイッ! 

 

172:名無しの海賊団 ID:8aBh+iHN9

 イッチ何したの

 

173:名無しの海賊団 ID:qvk0qiA4w

 いいから安価させろえ!!!! 

 

 

 

 

 

 ◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 大型のカジノが立地するレインベース。

 港町のナノハナから離れていても、国内外から様々な人が行き交って日々喧騒に溢れている歓楽街。この砂漠の中、澄み渡っているように見えるサンドラ河の支川がまさにこの街の豊かさの象徴だ。その下には──────獰猛なワニが血に飢えているとも知らずに。

 

 そこに現れた、クロコダイルの打倒を目的とした麦わらの一味と王女ビビの御一行。

 それをスモーカー率いる海軍が追いかける。

 紛れて王女ビビ並びに麦わらの一味を狙うB.W(バロックワークス)

 三者三様、互いに思惑が絡みあうこの日の歓楽街は、いつもよりあらゆる意味で賑やかであった。

 俯瞰すると、まさにこの日のレインベースはアラバスタで起きようとしていた事件の縮図があったと言えるだろう。

 

 そんな人々の“うねり”から外れたところにも、別の思惑が進もうとしていた。

 

 ミス・オールサンデー。真の名をニコ・ロビン。

 彼女もまたB.W(バロックワークス)として、とある目的のためにクロコダイルの命に従っていた。

 

 歴史を知りたい。

 

 言葉にすれば簡単なはずの、たったそれだけの夢のために彼女はこの計画に加担していた。

 世界政府が必死に隠そうとする「空白の100年」──────それを紐解くために必要な“歴史の本文(ポーネグリフ)”がこの国にある。

 その「歴史が記された石」のもとへ連れて行く。

 代わりに、そこに記されているはずの“古代兵器”の在り処を教える。

 

 それが、Mr.0──────クロコダイルと交わされた密約であった。

 

 彼女自身は利権やら古代兵器そのものには興味はない。無論、そんな危険なものをクロコダイルのような野心溢れる海賊の手に渡すつもりもない。

 

 何年も共に過ごしたからこそわかる。

 律儀に約束通り事が進んだとしても、用が済んだロビンは始末されることは容易に想像がついた。

 だからこそ、彼女にはクロコダイルに対抗するための秘策が必要だった。

 いつものように、裏切るために。

 

 服に忍ばせた、砂人間の弱点である水。

 それだけでは心もとないため、ロビンは彼が水と同等に警戒する“覇気”という力に目をつけた。

 

 こうして偶然を装い、他のエージェントよりも先に“覇気使いの少年”と接触したのもこのため。

 裏社会で生き抜いた術を如何なく発揮し、クロコダイルを出し抜こうとしていた。

 

 

『取引だ。ニコ・ロビン』

 

 

 予想外であったのは、ハジメと呼ばれた少年もまたロビンと同じ狙いがあったということか。

 まるで彼女の意図を察したかのように、王女たちを先に行かせて分断させた彼は、今までの余裕のなさが嘘のように表情が切り替わる。

 

 ユートピア計画の全貌。

 古代兵器の存在。

 そして、ロビンの目的は“歴史の本文(ポーネグリフ)”であること。

 

 彼の口から語られたことは全て的中していた。

 能力で拘束し、生殺与奪の権利を握っているはずなのに、ロビンは冷や汗を止められない。

 

 なるほど、これはクロコダイルが恐れるのも無理はない。

 この数年間かけて組み立てた計画を見通しており、かつそれを一気に覆す算段を、彼は持っていたのだから。

 

 

『こちらの味方をしてくれるなら、代わりに君が望むはずの条件を三つ差し出すよ』

 

 

 両腕を天に掲げアルファベットの“Y”の形を象ったポーズをさせながらも、ハジメは構わず話を進める。まるで鳳凰の翼を幻視してしまうような、命乞いにしては華麗で堂々とした佇まい。

 こちらが脅迫する側のはず。では、ここまで彼を余裕とした表情にさせるものの正体は一体何だというのだ。

 

 

『ひとつは、この国の“歴史の本文(ポーネグリフ)”』

 

 

 彼の国家転覆“転覆”計画の中には、『国王の救出』がある。

 たとえ途中でクロコダイルの計画が頓挫しても、国王を助けた立場を利用して、アラバスタにある“歴史の本文(ポーネグリフ)”まで連れて行くとのことだった。

 

 ぽっと出のルーキーと王下七武海。

 どちらについていけば“歴史の本文(ポーネグリフ)”に辿り着ける確率が高いかなぞ、考えるまでもない。

 

 ハジメ本人としても、そんなことになる前にクロコダイルとともに“歴史の本文(ポーネグリフ)”の在処に辿り着くと思う、とも言っていた。

 故に、彼は自分の立場を優先していいと譲歩した。

 

 計画破綻に伴うリスクケア……そう考えてようやくロビンの利になる条件であった。

 条件としては、弱いと言わざるを得ない。

 その分、次に提示された条件の衝撃が重くなった。

 

 

『次に、俺が知る他の“歴史の本文(ポーネグリフ)”のある島をお前に教える』

 

『っ!』

 

 

 それはロビンにとって喉から手が出るほど望むものであった。

 ……一瞬、靡きかけた心を落ち着かせる。

 ロビンでさえ、この長い逃亡生活で見つけられたのは極僅か。果たしてそれは信用に足るものなのか怪しい。いや、急に二人称が変わったのはそう言い切れる自信のあらわれだろうか。

 

 

『それが確証足り得る証拠はあるのかしら?』

 

『この場で提示しろって言われると厳しいけど……どれも四皇がナワバリにしていることが多少の裏付けにはなるんじゃないかな?』

 

 

 もう半分答えを言っているようなものか、と笑いながら腕を頭の後ろで交差させながらキメ顔を作っていた。

 

 ……なるほど、確かにこれは交渉の余地はある。

 いや、既にアラバスタ以外の手がかりを失っている彼女としては、たとえデマでも飛びつかざるを得ない。もしここで死なせてしまえば、夢を叶えるための大きなチャンスを逃すことになる。

 こうして、ロビンは交渉のテーブルに座るしかなくなってしまった。

 

 この手の交渉をする場合、最後に提示される条件は決まって前に挙げられたものより勝るもののはず。

 二つ目で満腹感に襲われているというのに、さらに勝る条件などあるだろうか。

 

 

『最後の条件は──────』

 

 

 それは、逃亡生活に疲れ果てたロビンにとっては何よりも優しく、甘美に聞こえるものだった。

 

 

『……』

 

『何か不満とかあった?』

 

『……私にとって条件が良すぎるわ』

 

 

 明らかにロビンが享受するメリットが多い。

 故に、どうしても裏があるのか勘繰ってしまうのは無理もないだろう。ロビンは裏切った数も多ければ、裏切られた数もまた多いのだから。

 

 

『いや始末されるかされないかの瀬戸際にいる以上は出し惜しみなんてしてる余裕ないでしょ』

 

 

 しれっと、そう口にするハジメは膝を直角に曲げ、空気椅子の要領で腰を落としていた。手はなぜか何かの“印”を結んでいる。

 

 ここでようやくロビンは、今まで能力を無意識に働かせていたことに気がつく。決して彼がふざけているわけではなく、ただ毅然とした態度で必死に命乞いをしていたわけだ。

 どうやら交渉のテーブルに座っていると思っていたのはロビンだけだったらしい。

 

 少し考え込む仕草をした後、彼はさらに衝撃的なことを口にする。

 僅かに抱いた肩透かしは、ここで吹き飛ばされた。

 

 

『それと、うーん……境遇が似ているから、かな? 俺も故郷が無くなった身だからさ、つい他人のように思──────も゛お゛っ!

 

『あら、ごめんなさい』

 

 

 つい、鼻に指を差し込んでしまった。

 声だけは冷静でいられただろうか。

 

 元より“歴史の本文(ポーネグリフ)”を交渉材料に提示してきた時点で疑問はあった。

 なぜオハラのことを知っているのか。

 なぜ政府が必死に隠す“歴史の本文(ポーネグリフ)”の場所をロビン以上に知っているのか。

 しかし、そんなことよりも先立つ感情がある。

 

 故郷がなくなった。

 こんなことを言われて、他ならぬ彼女が動揺せずにはいられないだろう。

 

 ……ここでようやくロビンは一息つく。

 これ以上、独り相撲をさせられても不毛だと割り切ることにした。

 

 

『お互い、詮索しない方が良さそうね』

 

『う゛ん、ば、鼻血が止まらね(ばな゛じがどまだで)ぇ……』

 

 

 兎角、交渉は成立した。

 ロビンはハジメの死を偽装し、裏から“麦わらの一味”を支援する。

 代わりにハジメは、クロコダイルの計画を破綻させた上でロビンにアラバスタの“歴史の本文(ポーネグリフ)”がある場所まで辿り着かせ、かつ他に知っている情報を提供する。

 

 おあつらえ向きにできた殺害の証拠になりそうな鼻血まみれのストールを、能力で生やした手で持ちながらレインディナーズへと踵を返す。

 その後、一度敗北したルフィを救出したり、やり過ぎな程に活躍したハジメに内心焦ったりしたのだが、さして語ることでもない。

 

 アルバーナにやってきた後、“歴史の本文(ポーネグリフ)”のある祭殿までスムーズに案内してもらえた。ハジメは事前にコブラ王にも話をつけてくれていたようだ。

 さらにクロコダイルに始末される前に船長であるルフィが決着をつけてくれた。

 

 過程はどうあれ、全て彼の思惑通りに着地した。

 幾回か悩んだものの、彼女は最後まで麦わらの一味の味方を続けた甲斐はあった。

 あとは、目覚めたハジメから“歴史の本文(ポーネグリフ)”の情報と、あの三つ目の約束を果たしてもらえば完遂する。

 

 改めて考えると、クロコダイルが過度に警戒するだけある恐ろしい少年だ。

 ニコ・ロビンという女が“歴史の本文(ポーネグリフ)”と同等に欲しているもの。彼にはそれすらもお見通しだったのだ。

 

 

『クロコダイルが倒されたら──────君を仲間に迎えよう』

 

 

 それは、居場所だった。

 

 

『おめでとう。君の長い逃亡生活は“麦わらの一味(ここ)”で終わるよ』

 

 

 久しく見ていなかった、純粋に他人の幸せを祝福する笑顔。

 似ていないはずなのに、今は亡き友の面影を見て、彼女は信じてみてもいいと思ったのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、戦いを終えて何日か経った今。

 

 

 

 

 

 

 

「やだ」

 

「うおおおおお~~~~ん!!

 どうしてだよォォ~~~~!!」

 

 

 多分、あの時見えた面影は気のせいだった。

 なぜかハジメは船長に泣きついていたから。

 

 こうなったのはルフィが三日間の眠りから目覚めた直後から始まる。顔面と左腕以外、全身包帯で巻かれたハジメがあることを口にした途端にこれである。

 

 

「怪我なら肉食えば治るだろ!」

 

「それはルフィだけだよ。チョニキの前で医学否定しないの」

 

「酒飲んでりゃ治るだろ」

 

「ゾロまで乗らないでね。話がややこしくなるから」

 

 

 仕切り直そうと咳払いをするハジメ。

 そんな軽い動作でも激痛が走るのか、顔をしかめながらひとつひとつ言葉を並べる。

 

 

「よし、もう一回説明するからちゃんと聞いてね。チョッパー、俺の怪我が治るのはいつくらいになる?」

 

「……少なく見積もって2年。リハビリを含めると2年と半年は欲しいぞ」

 

「よしありがとう──────そんな長い間、船に寝たきりのやつを抱える余裕はうちにはないよね? だから俺はここで置いていくしかない。オーケー?」

 

「怪我治しながら旅続けりゃいいだろ! こっちには船医がいるんだぞ!」

 

「すごくイヤそうだなルフィ……」

 

 

 ルフィを知る者としては、意外と論理的な反論が返ってきたことに驚くかもしれない。

 確かに、彼らが船医を仲間にしたのは、旅を続けられるようにするためなのだから。

 

 

「それを他ならぬ船医が反対してるんだよ」

 

 

 ルフィの視線がチョッパーに向く。

 見たことないほどの不満顔に一瞬後退りしてしまうが、それでもチョッパーは己の職務を忠実に果たす。

 

 

「ルフィには悪いけど、おれは許可できない。皆とも話し合った結果なんだ」

 

 

 続いて、ルフィの視線が周囲の仲間たち皆に移る。

 彼らも心情は船長と同じなのは表情から察せられる。しかし、こればかりは飲むしかない事情があった。

 口火を切ったのはサンジだった。

 タバコに火をつけながら諭すように言葉を紡ぐ。

 

 

「気がつかないか、ルフィ。今回の戦いで、俺たちもそれなりに怪我をした。今はある程度は動ける状態になってるだろ?」

 

「ウソップなんか全身包帯巻くレベルの重傷だったのよね」

 

「おう! どっかの誰かが敵のモグラババアの腰痛治しちまったからな!」

 

「いやほんとごめんて……」

 

 

 モグラ、となると思い浮かぶのはミス・メリークリスマス。

 捕えたコブラ王を見張っていた彼女は、ハジメの不意打ちによりMr.4とともに崖から突き落とされた。

 

 どうやらその際、当たりどころが()()()()らしい。

 長年悩まされた腰痛が嘘のように消え去り、ハイテンションになった彼女はウソップを文字通り擦り切れるまで引き摺りまわしたとのことだ。

 幸い、相方のMr.4が消耗していたおかげで辛くも勝利を掴むことができたようだが、苦戦を強いられたウソップの外傷は見ていられないほどに痛々しいものだった。

 

 しかし、この二日三日で包帯の面積はみるみる小さくなり、今ではサンジとともに買い出しに行ける程に回復している。少し根には持っているが。

 二人の怪我は単純に比較はできない。しかしそれでも、同じく包帯を全身に巻かれてベッドで寝ているハジメの問題を浮き彫りにしていた。

 

 

「ハジメは擦り傷ひとつ、治るのが遅いんだよ。おれ達はもちろん、この国……いや、もしかしたら()()()()()()()()()()()()

 

「……」

 

 

 チョッパーの言葉に、ルフィは唖然としてしまう。

 

 無理もない。他の仲間も同じ反応をしたのだから。

 人間、誰だって必要以上の怪我はしたくないもの。痛いのは嫌だから。それはルフィだって例外ではない。ゴム人間になってからも祖父からの拳骨は変わらず痛いままだからこそ、彼の祖父に対する畏怖は相変わらず存在している。

 

 しかし、ハジメは怪我の治りが遅い。

 怪我は治らなければ痛いまま。

 ……つまり、彼は他の()()()()()()()()()()()ことを意味していた。

 

 きっと、アーロンの手下にやられた傷も、寒中水泳でできた霜焼けも、ずっと痛かったのだろう。それを一切顔に出さなかった彼を称えるべきか、それとも気がつかなかったことを悔やむべきなのか。

 仲間である彼らの心境は複雑という言葉につきる。

 

 

「あー、じゃあ俺がいくら鍛えても強くならないのってそれが理由のひとつなのか」

 

「かもしれない。筋肉は筋繊維の破壊と再生を繰り返して鍛えられるものだから。治りが遅いなら、育つのも遅くなる。そして、()()()()()()()()()()()()()()()()。本当に……なんというか、その」

 

「難儀な体質だよねぇ」

 

 

 言いにくそうにしていたチョッパーの代わりに、ハジメは自ら感想を述べた。口ぶりからして本人もあまり自覚がなかったようだ。

 それでも本能的に察していたのか、これまでの旅でも、ハジメは極力怪我をしないように立ち回っていたのだろう。

 加えて、その本能的な感知能力もまた、問題を起こしていた。

 

 

「ついでに覇気が使えなくなったのもあるね。限界を超えて使いすぎた反動かな」

 

「改めて考えると、あの能力って本当に便利よね……使えなくなるの、本当に痛手だわ……」

 

 

 誰よりも恩恵を与っていたナミが頭を抱える。

 航海術だけではカバーできない海王類や海賊の接近も感知できる彼の“覇気”は、これまでの旅でも相当助けられてきた。

 

 ここまで説明すればわかるだろう。

 ──────これからの旅、ハジメはついていける状態ではないのだ。

 

 

「というわけで、俺は少なくとも怪我が治るまではアラバスタを出られないし、寝たきりでも役に立つ術がない。それに、海賊王を目指す以上、これからの旅はもっと過酷になるのは間違いない。だからこのまま置いていくしかない。わかった?」

 

「……やだ! 怪我なんて肉食えば治るだろ!」

 

「会話がループする〜」

 

「無敵か?」

 

 

 何度か説得を試みても、究極の護身を身に着けたルフィにはびくともしない。

 この均衡がいつまで続くのか、互いに息を呑む接戦が続く。

 

 それを破るのは、空気を読めない虫の声。

 

 ぐぅ。

 耐えかねたルフィの腹から悲鳴があがる。

 

 

「……腹減った! とりあえずメシにしよう!」

 

「確かに」

 

待て待て待てェ!

 まだ話さないといけないことあるだろ!」

 

 

 さすが最初期の仲間故か、今までの言い合いがなかったことのようにけろっと切り替わる。

 だがそれは許されない、とばかりにウソップからのツッコミが入った。

 

 

「なんだウソップ? おれ三日分のメシ食うんだよ」

 

「そうだぞー、宴会は待ってくれないぞー」

 

「そうね、他に話すことあったかしら長鼻君?」

 

「お前だよ!」

 

 

 ビシ、と指差す先。

 楽しそうだなーと少し離れたところで成り行きを見守っていたニコ・ロビンがいた。

 

 忘れてたのか、ハジメからようやく彼女がここにいる成り行きをルフィへ説明した。

 ──────このまま仲間になるということも含めて。

 

 

「なんかハジメが話してたみてェだけど、こいつ元B.W(バロックワークス)だぞ! いいのかよルフィ!」

 

「いいぞ」

 

「「いいの!?」」

 

「ハジメもビビの父ちゃんも助けてくれたんだ。おれも色々助けてもらったし、悪ィやつじゃねえよ」

 

 

 事実、ルフィはクロコダイルとの初戦後、流砂に閉じ込められた際に助けられている。その際にハジメの無事と、交した取引の内容を教えられていた。

 ルフィにとって、この話はもはや事後の確認でしかなかった。

 

 無論、それだけで納得できない者もいる。

 ゾロはあえて中立の立場を取っているが、反対しているウソップとナミの意思は曲がらない。

 何より、一番因縁が深い彼女の意向を聞く必要がある。

 

 

「ビビはどうなの? 嫌じゃないの?」

 

 

 ビビの心境は決して晴れやかなものではないはず。

 なにせ、自国を存亡の危機にまで追いやった組織の実質的なナンバー2だ。レインディナーズでもあそこまで感情を顕にして殺そうとした女が船に乗るなんて、到底許すことなぞ──────

 

 

「ううん、特に何も」

 

「ビビ!?」

 

 

 けろっと、何事もないように言い切った。

 

 

「だって、ハジメくんとルフィさんが大丈夫って言ってるんだから大丈夫よ」

 

「この二人に対する信頼が厚すぎね? 割とこいつら適当だぞ?」

 

「ン俺は美人が増えるのは大歓迎どぅわーーーーーーい♡♡♡♡♡♡♡」

 

「お前はそうだろうな」

 

 

 賛成4人、反対2人。

 多数決で決めるわけではないが、船長が認めた以上はロビンの加入はもはや確定事項なのだ。

 後に、疑ってかかっていたナミは宝で懐柔され、ウソップも同様に絆されていくのだが、それはまた先の話。

 

 

 

 

 ◆◆◆◆◆

 

 

 

 王宮内の大食堂では宴が繰り広げられた。

 彼らにとって宴は好き勝手飲み食いして騒ぐこと。

 王族の気品やテーブルマナーなんて知ったことか。

 

 どんちゃんどんちゃん。

 とても荘厳な王宮では出てこないような音は、やがて呆気にとられていた衛兵すら巻き込んだ無礼講の行事へと発展した。

 しかし、それを羨ましく眺める者もいる。

 

 

「これが……地獄……!」

 

 

 この男、ハジメである。

 砂漠超えをしていた時よりも死人に近い表情で、ギチギチと歯を鳴らしていた。

 

 

「ならなぜ運ばせた」

 

「俺抜きで宴会とか許さねェ……!」

 

 

 駄々をこねるから仕方なく連れてきたはずのイガラムが理不尽な怒りをぶつけられて困惑していた。

 彼の覇気が本調子であれば、容赦なく覇王色の覇気が滲み出ていたことだろう。これには同じくベッドを運んであげていたツメゲリ部隊も苦笑いを浮かべるばかり。

 こんなのに国は救われたのか……と一瞬思ったのも束の間、どこからともなく腕が伸びてきた。

 

 

「オラ! 肉食えハジメ! 肉食わねェと治らねェぞ!」

 

「もがががが……」

 

 

 無理矢理骨付き肉をハジメの口の中に放り込むルフィ。一応、彼の腕には点滴がつけられているので食事の必要はない。しかしルフィにそんなものは通用しない。

 

 肉を食えば治る。

 民間療法もビックリなトンデモ持論だが、実際ルフィ自身が治っているのが質が悪い。

 彼は善意十割で次々と肉を押し込んでいく。しかし、それは一味にとっては衝撃的なことのようで──────

 

 

「「「ルフィが……肉を分けてる!?」」」

 

「そこに驚くのか!?」

 

「ルフィさんも食べながらだけど……」

 

 

 ビビの指摘通り、ルフィの頬はリスのように膨れっぱなしだ。

 全身ゴム人間だから飯が沢山入るのだ。

 だが、それがゴム人間以外にできるはずもなし。

 同じ量を突っ込むのは明らかに無謀だ。

 

 

「うおおおおおお!!!!

 ゴムゴムのォ、肉乱打ゥ〜~!!!!」

 

「…………よし」

 

「やめろルフィ! 肉詰め込みすぎてハジメが呼吸できてねェ! ゾロも笑顔で酒樽持ってくるなよ!」

 

 

 変身したチョッパーがへばりついたルフィを引き剥し、ゾロへと投げつける。

 一息ついたところで振り向くと、ベッドからハジメの姿が消えていた。

 

 

「おい、ハジメーー! なに起き上がろうとしてんだ!! 絶対安静だって言ってんだろォーー!!」

 

「げほっ、おえっ……いくぞカルー、今こそあの超大作を見せつけてやろうぜ……! 

 俺が、俺達がっ! “世界の中心”になるンだよ……!」

 

「クェ……」

 

「カルーも『アホだろ』って言ってるぞ! 頼むから寝てくれェェェ!」

 

「あいつ宴会になった途端IQ3くらいになるよな」

 

「チョッパーが心労で倒れるぞ。そろそろ止めてやれよアホ三人」

 

 

 無理矢理手足を拘束されたハジメは悔し涙を流す。

 俺は弱い、と無力感に苛まれそうになった時──────天啓が下りた(ひらめいた)

 

 先程の死人顔を作り、痛みに耐えながら背筋をピンと伸ばす。

 

 

「ミイラのマネ」

 

「「あっひゃっひゃっひゃっ!!!」」

 

 

 ウケた。主にルフィとウソップ。

 これはいけると瞬間的に判断したハジメはある方向に目配せする。

 

 

「で、そしてこれが墓地に保管されている先々々々々代前くらいのアラバスタ国王のマネ」

 

「な……貴様、よくも国王様の御前でそのような……!」

 

うむ、不敬! ぶはっはっはっはっは!!!! ひーっ! ひーっ……!」

 

「おい国王コノヤロウ」

 

 

 砂漠ならではのミイラコンボが思ったよりウケた。

 しれっと頭から指が生えて王冠のようになり、完成度を上げてくれたおかげか。

 アイコンタクトでロビンへ感謝を捧げたハジメと、同じくウインクで返すロビンであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 えんもたけなわ。

 そんな宴もお開きになり、誰もいなくなった大部屋。

 しん、と静まり返った部屋からガリガリという音だけが響く。

 

 ……他の皆は風呂で疲れを癒やしているところだろうか。

 本来雨季にしか使っていない大浴場を特別に使わせてくれると聞いた彼らは一斉にこの部屋から出ていった。

 

 この部屋には、動けないハジメ一人しかいない。

 黙々と、彼は白紙のノートにペンを走らせていた。

 船を降りる以上、今までハジメがやっていた仕事は誰かに引き継ぐ必要がある。

 とはいえ、所詮内容は雑用。決して常にハジメだけがやっているわけではなく、日頃から分担してやっていることに過ぎない。

 わざわざ残す必要はないと思うが……念には念を。

 これから仲間になる者たちにも役立つだろうと、彼はマニュアルのような記録を残そうとしていた。

 

 書くスピードははっきり言って遅い。

 利き腕が不自由なせいもあるが──────

 

 

「前が見えねェ」

 

 

 タコ殴りにされた顔で視界が狭いことが一番厄介だ。ハジメが風呂に入れないことを悔しく思い、サンジに男の夢(女湯のぞき)を託した様子をナミに見られたせいでこんな顔にされてしまった。

 完全に自業自得なので文句は言えない。

 

 不思議と痛みと腫れはどんどん引いていっている。どうやら回復が遅い体質でも“愛のある拳”は外傷に含まれないらしい。

 ……なるほど、どうりで今まで気づかなかったわけだ、と一人で納得している。

 

 不意に、部屋の扉が開いた。

 つい先程までスキップしながら大浴場へ向かっていたはずのコブラがやってきていた。

 

 

「あれ、王様。一緒に風呂行ったんじゃないの?」

 

「いや、私もこの後に行く。その前にやることがあってな」

 

「?」

 

 

 首を傾げるハジメの隣に腰を下ろす。

 そしてそのまま、深く頭を下げた。

 

 

「──────ありがとう。君のおかげで、我が国は救われた」

 

 

 ……ああそうか。

 それは本来、大浴場で口にする言葉のはず。

 きっとイガラムがいればそんな簡単に頭を下げるなとか言うのだろう。

 だから、わざわざそれを言うために一人でここに立ち寄ってくれたのか、とハジメは筆を止めた。

 

 

「別に俺は大したことはしてないよ。クロコダイルは当然だけど、B.W(バロックワークス)の手下も誰一人倒してないし」

 

 

 倒せたと思ったミス・メリークリスマスのコンビも倒しきれず、結局生きていたわけだ。

 結局、倒せたのはリトルガーデンでのMr.5くらいか。

 あれも充分大金星ではあるが、下っ端ひとりすら倒せていないのは変わりない。他の仲間(みんな)ほど、胸を張って誇るのは憚られる。

 

 

「……何も、敵と戦って倒すことが全てではないはずだ」

 

 

 しかしそれは他ならぬ救われた王から否定された。

 彼がいなければ、私は命がなかったかもしれない。

 彼がいなければ、もっと内乱は止められないほどに過激なものとなり、多数の死者がでたかもしれない。

 コブラたちアラバスタ国民からしたら、クロコダイルを倒した船長たちも称えるべきであろうが、身を張って犠牲を最小限にしてくれた彼に、一体どれだけ感謝を捧げればいいのだろうか。

 奇しくも、チャカとコーザ、ツメゲリ部隊も同じことを口にしていた。

 

 故に、国王が権威()を身に纏っていたとしても頭を下げなければならない相手こそ、ベッドから動けずにいる少年なのだ。

 

 

「これ以上、我が国の大恩人を貶さないでやってくれ」

 

 

 為政者としても、一国民としても、この少年の偉業を貶す者をコブラは誰も許さない。たとえそれが本人であったとしても。

 その目は真剣そのもの。彼から発せられる覇気にハジメは息を飲む。

 

 腫れが引いた顔の口元から苦笑いが浮かぶ。

 随分重く受け止められたものだ、と困っていた。

 色々と持ち上げれられたが、結局彼がここまでやったのは私欲のためなのだから居心地が悪い。

 

 ……この場合、何か対価を要求した方が変に拗れずに済みそうか。

 そう考えたハジメは海賊らしく条件を提示してみることにする。

 

 

「ならひとつお願いがあるんだけど」

 

「なんだ」

 

 

 まずは軽いものを。

 飲み物を一杯奢ってほしい程度の調子で言ってみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マスク・ド・アラバスタ……

 公式キャラクター化しない?」

 

「それだけは勘弁してくれ」

 

「なんで!?!?!!!?」

 

 

 とてつもなくイヤそうな顔で却下された。

 体の痛みを忘れてしまうほど大きな声で反応してしまう。

 

 適当にノリで考えたキャラクターでも、ここまで露骨に嫌悪されるとさすがに傷つくハジメ。

 むしろこの国王こそ性格的に便乗してもおかしくないはずなのに、どうしてここまで頑なに拒否するのか理解が追いつかなかった。

 

 

「り、理由を聞いても……?」

 

「クロコダイルを英雄視しすぎたせいでここまで好き勝手されたのに、また新しいヒーローを奉り上げる……今回の件の被害者たちからどう思われる?」

 

「うん、この国学習しないなってなるよね」

 

 

 こちらの考えが浅はかだったと反省するハジメ。

 真っ当な為政者なのは頭で理解したつもりであったが、ここまで正論で返されるともはや何も言えない。

 

 

「仕方ない……なら国王非公認の公式キャラクターとしてグッズを売り出すか……」

 

「もはや公式の意味がわからなくなるな」

 

 

 マスク・ド・アラバスタが国から認められるのはいつになることだろうか。

 まあ個人的には嫌いではない、と言ってくれたので少し救われた気になる。

 

 そういったフォローを欠かさないあたり、この国王は本当に人ができているなとハジメは改めて思う。

 ……こうなればもはや遠慮はいらないか。

 彼は意を決して素直な欲求を口にすることにした。

 

 

「じゃあ、この国で水源が豊富で暑すぎなくて虫とか少なくて、都市に近くて陽当たりがいい物件とか紹介してくれない?」

 

 

 かつて娘にも同じことを言ったが、彼女からは曖昧な回答しか返ってこなかった。内乱でそれどころではないのだから仕方ないだろう。

 当然、内乱抜きにしても無理を言っていることは彼自身も自覚している。この世界にゾロの頭のような緑色のキャラクターがマスコットをしている検索ツールなぞないのだから。

 

 しかし、現国王であればあるいはそんな都合の良い場所を知っているかもしれない、と。

 今こそその願いを聞き届けてくれたらいいなと思って、ハジメは切り出した。

 

 

「本気か?」

 

 

 そんな淡い期待を胸に聞いてみたのだが、今度は目を丸くしていた。

 マスク・ド・アラバスタの件とは別にイヤそうではないにせよ、困惑が先立っているように思えた。

 

 

「え、ま、まあ。高望みしすぎだったり?」

 

「……考えてみよう」

 

「?」

 

 

 そう言い残してコブラは去っていった。

 

 

「……しまった。別のことを話せばよかったかな」

 

 

 ハジメの胸中に困惑と不安が募る。

 娘の時とは違った反応。父は果たしてどんな感情を抱いたのだろうか。

 こういう時、見聞色の覇気が使えればいいのに。

 今の彼には、航海中のように相手の感情の機微を上手く察することができない。

 便利な力に頼りきっていたことを自省しながら、彼は再びノート作成へと取り掛かる。

 

 字が二割増し汚くなったのは、失敗を忘れたい気持ちの顕れだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夜もすっかりふけてしまった。

 あれだけ慌ただしかった王宮も、すっかり静まり返ってしまった。

 もうここに、麦わらの一味はいない。

 船長が目覚めた以上、もはや長居する必要はないからだ。時間をかければかけるほど、海軍の包囲は強固になると考えればタイミングは今夜しかないだろう。

 

 椅子に座りながら月夜に照らされる街を眺めるビビ。

 この王宮に残ったのは彼女と──────ハジメだった。

 

 

『いやだ!!! 

 ハジメは連れていくぞ!!!』

 

『ほら行くぞルフィ! いつまでも愚図ってんじゃねぇ!』

 

『ビビ! 絶対来いよ! ハジメも連れて来い! 

 いや、二人とも今来い!』

 

『はいはい。じゃあね、皆。

 朝、調子良かったら見送りにいくから』

 

 

 これが完全なお別れではないにせよ、随分と締まらない去り方だった。

 ……ビビは彼らが去った窓をぼうと眺める。

 ハジメもカルーも、既に眠ってしまった。あれだけ騒いだのだから無理もないか。

 

 未だに悩んでいるのは彼女だけ。

 このまま王女を続けるのか。それとも海賊を続けるか。

 クロコダイルから痛手を受けたアラバスタ国内はこれから大変になる。これから王女として必要とされる機会は多くなる。それは苦ではないし、むしろとても誇らしいことだ。

 

 だが、これから大変なのは麦わらの一味も同じ。自分がどれだけ役に立てるかはわからないが、彼らとともに冒険することはきっと……未知に溢れたとても楽しいものとなるだろう。

 

 どちらが大切かなんて到底選べないその答えを、

 ビビはあと十時間で決めなければならない。

 

 

『残念だけど、俺は口出しできないよ。それは誰かに強制されることない、ビビ自身が“自由”に決めることだ。

 大丈夫。どんな選択をしても、俺はビビの意志を尊重する』

 

 

 枕元で眠る彼の額を撫でる。

 いつもなら明確な答えを出してくれる彼も、今回ばかりは口を閉ざした。

 ……こういう時に言ってくれれば、こちらも勇気を出して踏み出せたのに。

 

 

「本当、ずるいんだから」

 

 

 数時間前まで埃が被っていた本を手に、部屋を後にする。

 目当ての人物は既に向こうから来てくれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お父様、大切な話があるの」

 

「奇遇だな。私も話があった」

 

 

 親子の密話は闇夜が連れ去っていく。

 さあ──────王女の立志式は目の前だ。

 

 

 

 

 







・ ハジメ(イッチ)
 絶対船降りるマン。スレ主のくせに浮上すらできないスレ主の屑。
 故意的に重症を負って下船しようとしている……というのはスレ民の主観。実際は「海に出ると死んでしまう病」的な仮病をでっち上げて治療のために降りようとしていたため、この状況は全くの偶然。
 ルフィに話す前、チョッパーから予め聞かされた時は『え、俺そんな病弱キャラなん?』と素直に驚いていた。顔芸はスレ民フィルター。
 覇気も使えなくなっているのも本当。これも偶然。見聞色も働いていない。通常の彼がクソボケ人であれば、今の彼は伝説の超クソボケ人状態。
 コブラにもバッドコミュニケーションしてしまったかもと少し焦っているし、裏で思惑がコソコソ動いている輩がいても全く気がつかない。コソコソ何をやっている! 
 まあ好都合なので旅を続けられないと診断されたのを全力で便乗する。思惑通り一味の皆は彼を置いていったが、いざぽつんと独りになったせいか、アルバーナかレインベースあたりに居を構えてゆっくり余生を過ごしたい気持ちとは裏腹に、どこかで『これでいいのか』と思う気持ちもなくはない。
 心が二つある〜。


・ スレ民
 一体いつから全員がリアルタイムで状況把握ができると錯覚していた? 
 どうやっても安価をさせられない状況を知ったため、もはや成り行きを見守ることしかできなくて悶絶している。


・ ルフィ
 絶対船降ろさないマン。突き動かされるようにハジメの下船を阻止するが、実力行使は普通に仲間たちに止められ、超カルガモ部隊に引きずられながらメリー号のもとへ運ばれる。
 旅を続けるのは難しいことは頭では理解している。しかしそれで納得するかは話は別。
 なぜなら、まだちゃんと答えを聞かされていないから。


・ ビビ
 虐待おじさんをコテンパンにしてくれたルフィとイッチに全幅すぎる信頼を向けるウーマン。特にリアクションをしていなかったが、しれっと仲間になろうとしたロビンとは一悶着があった模様。事件解決直後のため、流石に何もないというわけはいなかった。
 ただ境遇やら何やら腹を割って話した結果、互いに落とし所は見つかったため、ルフィが起きる頃には原作通り『貴方たちほどの人が言うなら……』という形で落ち着いた。
 余談だが、女湯覗く云々のくだりで何やら意味深な反応を返したようだが、肝心の伝説の超クソボケ人状態の彼はナミにボコボコにされて気づかなかったらしい。
 後、宮殿の中に埃まみれの書物を持って父親のもとへ。


・ ニコ・ロビン
 境遇的にイッチとシンパシーを感じてしまってもおかしくはない28歳児ウーマン。気持ち悪いほど色々と見通しているイッチだが、藪蛇案件だと察した彼女は追及は控えた。
 交渉の流れでどうしてもコブラなど一部の人間から過去を知られてしまったものの、結果的には和解の機会を得られた。
 イッチが残したあの言葉を真に理解するのはエニエス・ロビー編までお預け。例の宣戦布告シーンで少しだけ今回の回想が入ったらいいナ(記憶の刷り込み)


・ コブラ王
 謎マスク公式キャラクター絶対認めないマン。決してイッチのことをクロコダイルと同じとは見ていないが、心眼の足りない国民から『どう見えるか』と言う観点から公式化は断固拒否する。
 原作ならビビから一方的に大切な話をするはずが、どうやら彼からも話すことがあるようで……? 


・ イガラム
 一方、自室でスヤァしている。嫌な夢を見た模様。
 どうなっても知らんぞ。


・ ダークライ
 あんこくポケモン。あくタイプ。
 いつも たたかいに まきこまれて みつどもえにされる かなしい ポケモン。
 なにもしらない おとこのひと と きょうえんも させられているが こんかいは おやすみ。
 よかったね。




 次回、最終回。
 イッチの運命やいかに。
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