安価で安住の地を見つける 作:ハンドルを右に
ありがたいけど怖いねェ〜〜〜!!!
400:名無しの海賊団 ID:xlfUJZR3m
だからヒグマが56皇殺しは無理があるって
401:名無しの海賊団 ID:jWKKyTW2C
ヒグマさんを馬鹿にするなよ?
四皇の見聞色を煙幕一つですり抜ける男だぞ?
402:名無しの海賊団 ID:kHUhY8PJf
ガープのお膝元で800万ベリーの手配は普通じゃない
403:名無しの海賊団 ID:szZhgmRXG
>>402
海軍大将緋熊だからな
404:名無しの海賊団 ID:XLsaXGJi+
設定が盛りに盛られすぎている
405:名無しの海賊団 ID:mmRmZls0Z
多分オダセン聖もそこまで考えていないと思うんですけど(名推理)
406:名無しの海賊団 ID:RrOzVQ1y8
ならどうしてSBSでも一切触れないんですかねぇ……
407:名無しの海賊団 ID:PguEilSgT
同じく読者のおもちゃになってたウルージさんが本当に強かったんだからヒグマさんも相当なはず
408:イッチ ID:oV+OwtFfi
まだ赤髪海賊団の自作自演説の方が信憑性あるんだよなぁ……
409:名無しの海賊団 ID:bSBmEv/SB
>>408
おせーよイッチ
410:名無しの海賊団 ID:YMtFh+c6r
来たか!
411:名無しの海賊団 ID:8ZZAsfBRh
>>408
安価はよ
412:名無しの海賊団 ID:zxE0OZeuQ
>>408
いいから安価
413:名無しの海賊団 ID:WWIPGKuaO
>>408
シャンクスがルフィを騙すなんてあり得るわけないだろ! なんて酷いことを思いつくんだ!
414:名無しの海賊団 ID:iBixNmjTX
>>408
今どこらへん?
415:イッチ ID:oV+OwtFfi
安価しないよ?
>>413
鏡やるよ
>>414
ちょうどウイスキーピーク終わったとこ
ビビとカルーが仲間になったで
416:名無しの海賊団 ID:8ZZAsfBRh
なんで? (殺意)
417:名無しの海賊団 ID:OjKcmRSsq
イッチは俺達のオモチャのチャチャチャ!
418:名無しの海賊団 ID:WWIPGKuaO
原作通りじゃん
419:名無しの海賊団 ID:x7y9Erw80
戦闘どうだった?
420:イッチ ID:oV+OwtFfi
>>419
ゾロがひとりでやってくれました
421:名無しの海賊団 ID:THO6rKjKo
ニートじゃん
422:名無しの海賊団 ID:Ypn7g1XBe
期待通りのニートっぷり
423:名無しの海賊団 ID:FwTeELht5
ニトニトの実の全身ニート人間
424:名無しの海賊団 ID:46Uc6E3hQ
これじゃあ進歩ないじゃん
425:イッチ ID:oV+OwtFfi
ふざけんな一応見えないところでちゃんと役に立ったぞ
襲撃前にナミ起こしたりウソップとサンジを逃げやすい場所に避難させたり
あとルフィとゾロの喧嘩も仲裁したからな
426:名無しの海賊団 ID:FeN/WK4dV
戦え
427:名無しの海賊団 ID:ZCOa4woHj
ネームドキャラ倒してから言えよ
428:名無しの海賊団 ID:WSMuYwE4u
一味トップ2の喧嘩止めるって何したし
429:名無しの海賊団 ID:pTgNnvLQO
>>428
ナミが止められるんだったらイッチにも止められるだろ
あっ、イッチってナミより弱ゲフンゲフン
430:イッチ ID:oV+OwtFfi
>>426
>>427
思い返せばミス・バレンタインくらいならいけたかも
直線に落ちてくるだけなら見聞色で見なくても避けられるし
>>428
ナミの代わりに武装色パンチしただけ
>>429
取り消せよ……今の言葉ァ……! (図星)
431:名無しの海賊団 ID:QgBG0G+7i
実に空虚じゃありゃせんか?
人生空虚じゃありゃせんか?
432:名無しの海賊団 ID:d1n17ns8s
なら次はちゃんと戦って♡
433:名無しの海賊団 ID:PxGf/HLSL
つーかどうやってイガラムたち出し抜いたんだ
イッチ酒強いの?
434:名無しの海賊団 ID:308bGL+x/
やめろめろめろ>>431めろ!
435:イッチ ID:oV+OwtFfi
>>432
おう考えてやるよ(やるとは言っていない)
>>433
俺飲んでたの麦茶だし
みんな酒飲んでると勘違いしてたっぽい
436:名無しの海賊団 ID:oIfG3mtJ+
麦茶だコレ!
437:名無しの海賊団 ID:V87X6hDYf
麦茶だコレ!
438:名無しの海賊団 ID:h7dATIFuz
あまりにも気持ちの良い飲みっぷりで周りが気づかないとかギャグかな?
ギャグだわ……
439:名無しの海賊団 ID:Qkr3+8Tfx
じゃあ最初の方の戦闘も見てたわけか
440:イッチ ID:oV+OwtFfi
>>438
普段ゾロと飲み慣れてるからな
>>439
もち
ビビの魅惑のメマーイダンスもちゃんと見聞色で見たぞ
次の宴会芸決まったな
441:名無しの海賊団 ID:nx8wHGvHE
草
442:名無しの海賊団 ID:SRNGAD/UA
やめてあげてよぉ!
443:名無しの海賊団 ID:7xR7WMaLH
他人の黒歴史を掘り起こす人間の屑
444:名無しの海賊団 ID:UdbwAH+FX
亡命希望先の王女にする態度か? これが……
445:名無しの海賊団 ID:rScGPfe60
変に恥ずかしがったらクロコダイルに怪しまれるからビビも必死だったのよ
もっとやれ
446:名無しの海賊団 ID:qeKWF291R
王女迫真の小物ムーヴ、見たけりゃ見せてやるよ(クネクネ)
447:イッチ ID:oV+OwtFfi
まあ今は楽しめる精神的な余裕もないだろうしカルーと練習しとくわ
448:名無しの海賊団 ID:HvcfM7tsM
>>447
そんなことしてる暇あったら修行しろ
449:名無しの海賊団 ID:S7sp2YMPQ
突然巻き込まれるカルー君かわいそう
450:名無しの海賊団 ID:wPulQayR1
そういえばちゃんと修行してんのかよ
451:名無しの海賊団 ID:GNDPuyE2y
安価は絶対だぞ
452:イッチ ID:oV+OwtFfi
>>448
>>450
一応筋トレと睡眠は毎日ちゃんとやってるよ
武器はワポルからパクろうかと思ってるし、ハッタリも一応考えてる
肉は全部ルフィに食われるし愛は知らねェや
453:名無しの海賊団 ID:I3EHmCbc3
うーんこの圧倒的タンパク質不足
454:名無しの海賊団 ID:y6lUfEEYx
まず船長から肉を取り上げるところからはじめないといけませんねぇ……
455:名無しの海賊団 ID:mT27rIHAd
普通に筋肉傷つけているだけじゃん
456:名無しの海賊団 ID:n5U10tlk/
全身武器庫みたいな奴だしなワポル
確かにおあつらえ向き
457:名無しの海賊団 ID:uIW97Klbz
覇気使うならちゃんと纏わせられるものにしとけよ
458:名無しの海賊団 ID:8ZZAsfBRh
何やってんだイッチ
武器も安価しろ
459:イッチ ID:oV+OwtFfi
>>458
?????????
460:名無しの海賊団 ID:lIyS9sj5R
当たり前だよなぁ?
461:名無しの海賊団 ID:a2Rpy7UVP
安価から逃げるな
462:名無しの海賊団 ID:8uf9It2mo
ついでにリトルガーデンでの対戦カードも決めるか
463:イッチ ID:oV+OwtFfi
このスレ安価スレじゃないんだけど
464:名無しの海賊団 ID:a2Rpy7UVP
口答えするな
465:名無しの海賊団 ID:zxE0OZeuQ
いいからやれ
466:名無しの海賊団 ID:SPtFUZ05C
やらないともう助けないぞいいのか
467:名無しの海賊団 ID:Vjh4Uitk2
>>466
助けるどころか追い込んでばっかなんだよなぁ……
468:名無しの海賊団 ID:alNFFW1FW
行動安価とらないだけマシだと思え
469:イッチ ID:oV+OwtFfi
武器>>479
戦う相手>>483
470:名無しの海賊団 ID:qUZvhHPFe
この渋々感すき
471:名無しの海賊団 ID:a2Rpy7UVP
待ってた
472:名無しの海賊団 ID:8ZZAsfBRh
愛してるよイッチ♡
473:名無しの海賊団 ID:zxE0OZeuQ
ずっと応援してるからね♡
474:名無しの海賊団 ID:2yPOlbG9y
水を得た魚のように活発になるスレ民たち
475:名無しの海賊団 ID:kGDui3p6V
刀
476:名無しの海賊団 ID:N3wAbyJiG
爪
477:名無しの海賊団 ID:d/ZCAY7rY
バズーカ
478:名無しの海賊団 ID:R7F7G7M6D
ヨーヨー
479:名無しの海賊団 ID:zxE0OZeuQ
糸
480:名無しの海賊団 ID:a2Rpy7UVP
二丁拳銃
481:名無しの海賊団 ID:8Jl/sWYBi
ミス・バレンタイン
482:名無しの海賊団 ID:8ZZAsfBRh
Mr.3
483:名無しの海賊団 ID:wBm9arZyh
Mr.5
484:名無しの海賊団 ID:bEvCd5zt/
ミス・ゴールデンウィーク
485:名無しの海賊団 ID:gxm0vmCOG
Mr.3
486:名無しの海賊団 ID:4qTPSMoqb
>>479
フッフッフッフ!
487:名無しの海賊団 ID:Uo/ucj547
>>479
フッフッフッフ!
488:名無しの海賊団 ID:Q1oqoyc+a
ドンキホーテ・ドフラミンゴ41歳!
489:名無しの海賊団 ID:blNj/2yTc
見てろよテメェら! フッフッフッフ!
490:名無しの海賊団 ID:k9SgGk3+I
>>488
まだ39歳なんだよなぁ……
491:名無しの海賊団 ID:xm5BzwAjh
糸で幼女を縛り上げる……?
見損ないましたイッチ、海軍に通報させてもらうね
492:名無しの海賊団 ID:utICfLBr8
ドンキホーテ・ドフラミンゴ41歳!
493:名無しの海賊団 ID:VbKbQHkxB
さすがに幼女に勝てなかったら目も当てられんぞ
494:イッチ ID:oV+OwtFfi
>>491
>>493
安価は鼻くそ野郎だぞちゃんと見て
糸……糸かぁ
完全にドフィの二番煎じになりそう
495:名無しの海賊団 ID:3q2vg1JwH
そこは工夫次第やろ
496:名無しの海賊団 ID:EvlybnJxG
幸い障害物一杯あるんだからいくらでもやれるだろ
497:名無しの海賊団 ID:2Zp+rt+30
罠とか仕掛けるんです?
498:イッチ ID:oV+OwtFfi
こういうのウソップの領分なんだけどな
しゃーないちょっと考えてみるわ
499:名無しの海賊団 ID:jyqW2IY+v
四の五の言わずにやれ
500:名無しの海賊団 ID:k/zm346/7
ようやくイッチが主体で戦うのか
501:名無しの海賊団 ID:bEvCd5zt/
どうせならゴールデンウィークちゃんと戦ってほしかったけど残念
502:名無しの海賊団 ID:sePtaVIq+
Mr.3書いたやつ、明らかに一番強いやつと戦わせようとしてるの草
503:名無しの海賊団 ID:vcJxy02hw
Mr.3ってそこまでじゃね?
504:名無しの海賊団 ID:aBeQn1i2v
>>503
屈指の有能キャラやぞ
505:名無しの海賊団 ID:Anv8eX6gc
>>504
ドルドルは応用ききすぎてやばい
506:名無しの海賊団 ID:Leq+NDmA+
何事も段階よ
アーロン編とか見てみ、必死にグルグルパンチしてるイッチ見れるぞ
507:名無しの海賊団 ID:w8skBxLDI
>>506
草
508:名無しの海賊団 ID:MA0vBCMEe
>>506
草
509:名無しの海賊団 ID:CJ+c09e2w
>>506
やっぱりこどおじじゃないか!
510:名無しの海賊団 ID:vYLK7MRvy
>>506
完全に絵面がギャグなんだよなぁ
511:名無しの海賊団 ID:7H/DnMdg9
ルフィと一緒に啖呵切ってこれとか
512:名無しの海賊団 ID:meirFsLy7
>>506
これってどこで見れるの?
513:イッチ ID:oV+OwtFfi
や め ろ
拳があたれば勝ちなんだからああもなるよ
514:名無しの海賊団 ID:nj6VTZsFh
それでもあれはないわw
515:名無しの海賊団 ID:RJepaZPmT
当たっても腕力皆無の貧弱な覇気パンチやろ
516:名無しの海賊団 ID:G6skrs2mf
某烈さんレベルでようやく技として成り立つ高等技術やぞ(技とはいっていない)
◇◆◇◆◇
海上で轟々と燃え上がる船。
ウイスキーピークで、自ら囮になると言ってくれたイガラムが無残にも襲われてしまった。凄惨な光景とバロックワークスのやり方を前にビビを含めた麦わらの一味も唇を噛みしめる。
「イガラムさん生きてるねこれ」
そんな中、ビビにそんな言葉をかけてくれたのは同い年の男の子だった。
海賊とは思えないような温和な雰囲気がかえって特徴になってしまっている少年ことハジメは、実はこの海賊団の古株らしい。
「あっ、なんだ、ちくわのおっさん生きてんのか!
ししし、よかったなぁビビ!」
「……ちょっと待って。なんでそんなことがわかるの………?」
「だって
ルフィの言い分にはまるで根拠はない。
けれど、共にいるゾロもナミも一切疑う様子は見られない。今までの彼らの旅で同じようなことがあったのか、それとも余程信頼されているのか。
「まあ後ろ向きなこと考えてばかりじゃ、全部悪い方向に進んじゃうよ。死んだって思うのは死体見てからにしよう。すぐには無理かもしれないけど、少しずつ切り替えていこう」
ビビにとってイガラムは小さい頃から共に過ごし、バロックワークスに潜入している時も二人で苦楽をともにしてきた大切な人。
だからこそ、死を弔うよりも生を願う方が建設的だ、と言いたいのか。
「……ええ、気遣ってくれたのね。ありがとう」
そう答えると優しく笑い返すハジメ。
ああ、彼は確かに海賊らしくない。
ルフィたちもビビの知る海賊とは外れているが、ハジメはそれよりも感性が一般人寄りなのはわかる。貴族のよう、とまではいかないものの、行動の節々から育ちの良さが垣間見える。
同い年なのも相まってなのか、話が合って遠慮もない。まだ日が浅いが、故郷に残してきた
カルーも懐いていて、こうして船に乗っている間も二人で何かの練習のような遊びをしている。
「ルフィ、唐揚げとソテーどっちがいい?」
「両方!」
『!?』
時々突っ込んだボケをするところもあったりする。
いや、冗談であってほしい。カルーが不憫でならない。
短い航海の中でも親交を深めながら辿り着いたリトルガーデンでも、巨人族の戦士ドリーに恐れを抱くどころか自ら進んでコミュニケーションを取っている。
「げぎゃぎゃぎゃぎゃ!」
「わーっはっはっはっは!」
樽とジョッキで乾杯を交わす。
飲み競争と言わんばかり息継ぎもせずに中身を一気に飲み干す。そういえばウイスキーピークでもあんな感じに飲んでいたのにどうして酔いつぶれなかったのだろうか。
「「麦茶だコレ!」」
「だっっはっはっはっは! 面白ェなお前ら!」
「ええ……」
仕掛けた側としては、なぜ周りの賞金稼ぎたちが気が付かなかったのか頭が痛くなった。いや、彼の演技力が逸脱していたと言うことにしよう。そうしよう。
楽しい反面、ビビは内心沸々とした焦燥感に駆られ始めていた。
リトルガーデンでログが貯まるまで1年と聞いた。
島に君臨する巨人族が敵対しないことはわかっても、さすがにそこまで待つことはできない。その間に祖国アラバスタがどうなっているのか気が気でない。故に、こうして忘れるためにルフィとハジメの二人とともに探検に出てきたのだから。
すると、不意にハジメがジョッキを置いて立ち上がる。
「……さてと、いい加減痺れを切らすところかな。
そこのお二人さん、
「んあ?」
「え?」
「クワッ?」
飲食店で顔見知りに会ったときのような気安さで話しかけ始めた。
視線の先は何もない茂み、のはずなのに、次第にその輪郭が顕になる。
「……なぜおれ達がいることがわかった」
「あっ、お前ら!」
苦虫を噛み潰すような表情のMr.5とミス・バレンタイン。ウイスキーピークでルフィとゾロに敗れたはずの二人が敵意を隠さずに姿を現した以上、目的は当然に報復に決まっている。
ところが、この場においてその敵意はルフィやビビではなく、残ったハジメに向けられていた。
「ルフィ、多分あいつらの仲間が決闘邪魔しようとしてるよ」
「なにっ! んにゃろう、おれがぶっ倒してやる!」
「あっ、途中でウソップと合流するはずだから一緒につれてってあげてね〜」
Mr.5の作戦は見破られていた。
当初は巨人たちの酒に爆弾を仕込み弱体化させ、さらに隙を見てペットを拉致した上で分断するはずだった。こんな卑劣な作戦を考えるのは、間違いなくMr.3に違いない。
しかしどういうことか。
雪辱を果たすために仕組んだ罠を、悉く見破られている。原因は間違いなく、そのハジメだったのだ。
背筋が凍りそうだ。
もし上手くことが進んでいたら、それこそ窮地に立たされていたはずだ。
しかし、今のビビに焦りはない。
「おいチビ、手ェ貸してやろうか?」
ほら、おかげでこうして1億相当の懸賞金をかけられた
ルフィは真っ先にもう一人の巨人のところに向かってしまったが、それでも戦力はこちらの方が上。勝算は断然こちら側に軍配が上がる。
「いや、貴方も行ってくれ。ブロギーさんのところに仕掛け人がいるはずだから、そっちをお願い」
「……そうか、そいつァ見逃せねぇな」
どういうことか。ハジメはそれすらも断った。
確かにMr.3は強敵だ。だがルフィとゾロの力は既に知っている。あの二人と、他の仲間たちがいれば充分に対処はできると思っていた。
そういった事情を考慮した上で、ハジメはドリーすらもこの場で“余分”と断じたのか。
Mr.5とミス・バレンタインの表情が怒りに変わる。
それはそのはず。バロックワークスのオフィサーエージェントとして、ここまで舐められて黙っていられるはずがない。
相手の敵意につられて対抗するように、ハジメから圧のようなものが滲み出ていた。
ピリ、と空気が重くなる。
一触即発。
火蓋を切ったのは、ハジメの言葉だった。
「瞬きしている間に死人が出ると思うよ?」
「誰がだァ!」
「誰がよォ!」
「俺です」
「キャハハ! 弱っ」
(ええええええええええええええええええ!!!!!)
今度こそ顎が外れそうになるビビとカルー。
どこかで聞いたようなフレーズとともにあっさり負けを認める少年について、ふとルフィはこんなことを言っていた。
『ハジメはスゲェんだ! 戦いは得意じゃねェけど!』
納得した。こうして地面に這いつくばっている彼を見て理解できた。
この人、一味の中で一番戦い慣れしていない──────!
いやだからといって、あれだけ自信満々に啖呵切っておいてそれはないだろう。こと生きるか死ぬかの世界でこんな冗談は勘弁してほしい。
「よし、予定が変わったが──────」
「キャハハハハハ! ええ!」
「クワッ!?」
「くっ! よくもハジメくんを!」
ビビは
Mr.5の能力で爆風を浴びすぎたせいで、汚れてしまった姿が痛々しい。そんな彼を当てになんて──────
ここでビビは気づいた。
ハジメの体は汚れていても、
「次にお前は『我が社の裏切り者を連れて行くとしよう』と言う」
「我が社の裏切り者を連れて行くとしよう……ハッ!?」
「は?」
一転。
寝ていたハジメが起き上がるとともに、腕を天に掲げる。すると、芝生から細いものが宙に舞う。
それは、糸だった。
裁縫などで使うような細い細い糸。
裁縫針の穴に通すことができるそれをハジメは引っ張ると、見事Mr.5とミス・バレンタインの二人に巻き付き、やがて纏めて縛り上げられる。
「こんなもので拘束したつもりだと!」
「舐めんじゃないわよ! すぐに千切って……って硬ッ! なんでこんな丈夫なのよっ!?」
針金やワイヤーのような太さもないのに、その
「ちっ、ならすぐに爆発させてやる……!」
「や、やめなさいよちょっと! そんなことしたら私もまる焦げになっちゃうじゃない!」
「っ! これが狙いか……!」
「ふっふっふっふ!」
ここでMr.5の能力が裏目に出る。
破壊力は抜群の“ボムボムの実”。
それは背中合わせに密着しているミス・バレンタインすらも巻き込んでしまう。
ならばミス・バレンタインの能力で脱出を試みるしかない。
無論、そんな暇を与えられるわけもないが。
「未遂に終わったけどそれはそれ」
このやり取りの間に移動してきたハジメは、裏拳でMr.5の胸元を叩く。
「キツイの一発入れといたから」
続いてミス・バレンタインの方へと向く。
ドアをノックするくらいの軽い打撃。
あんな弱い力で人を無力化することなんて到底無理な話。
「ゲブゥ──────!」
「ひっ!?」
しかし次の瞬間、Mr.5の口からおびただしい血が吐き出された。
力なく倒れ伏す彼の身に何が起きたか理解が及ばない。この、先ほどまで一方的にやられていた男を除いて。
「い、嫌っ、ちょっと、待ちなさいよ……!」
ミス・バレンタインは得体の知れなさに足を震わせていた。それを意にも介さず、ただ淡々と距離を詰めていくハジメ。
味方であるはずのビビも固唾を呑む。
Mr.5を潰れたトマトのような姿にした凶拳が、彼女に触れようとしたその時。
「あ、ごめんビビ。もう限界」
「えっ」
突然、滑り込むように芝生へと倒れ込む。
受け身も取ることもできず、地面と正面衝突した彼とともに、ミス・バレンタインを拘束していた糸も黒色から緑色に戻りながら、はらりと落ちる。
……しばしの沈黙。
この空気を破るのはもちろん、窮地に立たされていた側に決まっている。
「……おっ、おぼえてなさ〜〜〜〜い!!!」
「ま、待ちなさい!」
今がチャンスとばかりに一目散に撤退するミス・バレンタイン。
カルーに乗って追いかけようとするものの、様子が気になって倒れたハジメに視線を向ける。
痛々しいくらいに体中から大量の汗が吹き出ている。息も荒い。
圧倒していたようでも、相当無理をして不思議な力を使ってMr.5たちの攻撃に耐え、反撃してくれたのだろう。そんな彼をこの場に放っておけなくて、ビビはカルーの鞍に彼を乗せる。
戦いに向いてないのに、こんなになるまで頑張ってくれたのだ。おかげで、Mr.3の作戦も初めから破綻させることができたのだから。
ふと、視線が合った。
ハジメは笑いながらサムズアップする。
──────いかにもな空元気でも強がりたいところは、男の子なのね。
緊急事態であることは理解している。
それでもおかしくて、つい久しぶりに心の底から笑ってしまったビビであった。
◇◆◇◆◇
532:イッチ ID:oV+OwtFfi
キロキロは覇気でも無効化できんよ……(血反吐)
533:名無しの海賊団 ID:HSfkeAu6C
イッチ内部破壊できるんか
534:名無しの海賊団 ID:UsXe3l8dV
あれか、弱すぎていつもギリギリの窮地だから覇気だけが鍛えられちゃうのか
535:名無しの海賊団 ID:KXhC40i4O
>>532
直線で落ちてくるだけなら見なくても避けられるって言ってたやつおりゅ???????
536:イッチ ID:oV+OwtFfi
なお5回に1回しか成功しない模様
あと予知した未来だと何度も死んでるし
537:名無しの海賊団 ID:VcmwRj4ET
未来予知もできるのか……
538:名無しの海賊団 ID:VyuxShCPm
覇気の練度に対して素の身体能力が貧弱すぎる
539:名無しの海賊団 ID:xb1PO+AMq
おれは信じていたぞイッチ
次の安価まだ?
・ハジメ(イッチ)
亡命先の王女に媚びへつらいながらも、とうとうやってきた戦闘安価を何とか達成できた男。
昔読んだ漫画を参考に、事前準備とシュミレーションを何度も繰り返してようやく掴んだ勝利。
さらっと見聞色の未来予知ができることが判明。しかし戦闘だと「否が応でも」見えてしまうし、予知でも何度も死んでいる模様。
単純に体力的な負担もさることながら、自分の死ぬ姿を何度も見ているため精神的な負担も計り知れない。
メマーイダンスのモノマネ精度は5割くらい。
カルーはおやつをダシに隠れて練習に付き合わされている。
・スレ民
そんなことは露も知らず安価を強いる。知っていても安価を強いる。
シャンクスより天竜人である可能性が高い奴ら。
・ビビ
色々と余裕がない頃の王女。この世界だと蝋人形にされるどころか、ウソップ、カルーとともにゾロとナミの解放に一役買うことに。
同い年でよわよわなイッチのことをくん付けで呼んでいる。よく話をするが、気候が穏やかで水源が確保できるアラバスタの物件を聞かれて「?」となっている。