ヘヴィーオブジェクト アームズフォートの紛い物にネクストで応戦します   作:BERSERKER

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第一話 オブジェクト?

 結局、戦争はなくならなかった。

 地球という惑星の隅々まで開発の手が伸び、一部の権力者が月面に別荘を建てる時代になっても、人と人の心の隙間までは埋まらなかった。

 でも、変化はあった。

 超大型兵器オブジェクト。

 それが、戦争の全てを変えた。

 これはNEXTACに憧れた元男が、TS転生して常勝無敗の傭兵家業を営む少女のお話。

 

   ◇◆◇

 

 貴様も人類の為には人の死を厭わないか。

 ならば自分で、死を実践して見せろ。

 テルミドールと同じ様にな。

「え?何?」

 グチャ!

 俺は聞いた事も無い様な美しい声で問い掛けられた。

 振り向いても誰も声の主に該当する様な女性は居ない。

 何処から聞こえるのかと言う間も無く、其処で俺の意識が途絶えた・・・筈だった。

 意識が戻ると、俺は現実にも居ない様な美形の女性が土下座していた。

「申し訳無い。貴様は落下物の下敷きになって、即死してしまった」

「ごめんなさい。私が操作を誤ったばかりに貴方の頭上に隕石が現れて」

「成る程。で?貴方達はウィン・D・ファンションさんとフィオナ・イェルネフェルトさん?」

「いえ、私達に姿は在りません。なので貴方の意識にあるキャラクターの姿を模しています。声も話し方もそれに引っ張られています」

「つまりだな。私達がウィン・D・ファンションや、フィオナ・イェルネフェルトに見えると言う事は、それだけ貴方に強い願望が在ると言う事だ」

「確かにARMORD CORE for Answerが大好きだが、本人は描かれて居なかった筈だ。二次絵は在ったが、どれが誰だか分からない画像だったし、声で判断してる。俺の想像の姿か?」

「ふん、頭は回るようだな。その通り、貴様の想像する通りのキャラクターが、私達の姿を構成している。だがそれは本題ではない。これからの話をしようじゃないか」

「そうですね。貴方は私達、神のミスによって死んでしまいました。お詫びしても仕切れない過失です。命の対価は命で支払います。新たな人生を送る場所が必要です。貴方の好みに合わせてACfAの様な世界が一件ありますね。其処はヘヴィーオブジェクトですか、超大型兵器が戦う世界ですね」

「俺はこのままその世界に行って其処で死ぬのか」

「そうならない様に力を与えよう。ふむ、貴様のPS3のACfAセーブデータに、03-AALIYAHやWHITE-GLINT等の設計図があったな。だが、ただ与えられるのも気に入らないようだな。なら、自分で作れ、それだけの技術は持って行け。そうだなぁ、オブジェクト開発した天才児と言う肩書きを背負って行くと良い。それでネクスト製作資金は潤沢に得られるだろう」

「なぁ、俺、女性になってみたい。男の快楽の何倍も感じると聞いた」

「…では、AMS適性値最高、治療用ナノマシン、女性の身体で必要知識も要るでしょう。それではいってらっしゃい」

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