異世界転生で欲張り過ぎてしまいました   作:真紅或は深紅

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11話  捕食者への自覚

 先ほど半グレ集団の構成員を更に五人殺ってしまった俺には、もう街を出る以外の選択枝は残されていない。

 

 見張り役に見つかり橋を渡ることが難しくなった俺は、昨夜のかまくらをボート代わりにして障害となっていた川を横断することにし、対岸に渡ることになんとか成功した。

 

 ここから道を進んで峠に行って、そこで街を出る道を選べば万事うまく行く。

 川を渡りきったことで俺の気分はまた楽観へとその天秤を傾けた。

 

 乗って来たボートが発見されてまた変な推測をされるのも煩わしい。せっかく作ったものだし再利用できる可能性もあると思い、アイテムボックスへ収納できないかと思ったが、さすがにこの大きさの物は入らないようで収納は成功しなかった。止むを得ず俺は風魔法でボートを両断してそのまま川へと沈めてしまうことにする。

 

 川岸から上がり魔物の森から峠へと進みだした俺の耳に、遠くからの笛の音が小さく聞こえてきた。と思った次の瞬間、俺の耳にはかなり近くからと思われる再度の笛の音が聞こえてきた。

 

 こいつら笛の音で連絡を取り合っているのか?

 

 索敵魔法で確認する限り、現時点で特に俺自身が見つかったわけでもないが、多数の人間が連携をとりながら自分を追い詰めてくるというのはかなりの恐怖になる。

 

 愕然とした俺は、とりあえず探査魔法の輝点を確認して近くにいるはずの組織の見張り役の男を探すことにする。

 

 方角的には明らかに峠への道を進んだ先にありそうなので、見張り男はその途上にいるということだろう。俺は輝点の位置を確認しながら直視が明らかに不可能と思われる場所までは身体強化を使って駆け抜け、視界が開ける点の直前で茂みへと入り隠行魔法を起動しながら近づき、見張り男が直視できる場所まで辿り着いた。

 

 川向こうで逃がした男と同じように首に呼子笛をぶら下げている若い男だ。

 雰囲気と装備から見てこいつが見張り役であることは間違いない。

 

 男の様子を観察しながら俺は考える。見張り役であることとこいつの醸し出す雰囲気を思えばこいつのレベルはたかがしれている。鑑定!

 

『ルペ 人族 19歳

ジョブ:遊び人 レベル6

スキル:

…』

 

 よし、予定通り。こいつ自身には何もないので、俺が気を付けなければいけないのは、こいつに笛を吹かせないこと、ただそれだけだ。

 

 弛緩した雰囲気を醸し出しているがこいつの位置取りは悪くない。峠へ行く道の方からも、森へ行く道に行く方からもかなり距離のある開けた場所で止まったまま周囲を繰り返し見渡している。恐らく、上の者にこの場所に留まり待機と監視を続けるように命じられているのだろう。

 

 これは近づくのは結構骨かと思いながら隠行魔法を使いながら俺がじりじりと道の脇の茂みを進み始めた所、そわそわした仕草をした見張り男ルペがいきなり道を離れ脇の茂みへと消えていった。小用か何かなのだろう。

 

 チャンスと見た俺はルペが茂みへと消えた瞬間、道に上がり強化魔法を使って全力で駆け出した。俺の全力疾走は探査魔法上でのルペの輝点が再度動き出した所で終わりになったが、ルペが道上に戻った時には俺の方も既に、飛び出して斬りかかれそうに近づいた茂みの中で隠行魔法を使って息を潜めていた。

 

 小用に行って戻ってくるなどしている当たり、ルペは自分が危険な戦闘状態にあるとも思っていなさそうだ。つまりは先ほどの五人組とうちの四人と同じく風魔法を使った攻撃が効くはずだ。

 

 安全策をとれば先ほどと同じく麻痺毒を吸わせるべきだろう。だが、俺には確認してみたいことがある。もし失敗したら俺とのレベル差なら即座にリカバリーすることも可能だろう。よし、仕掛けるぞ。

 

 俺は風魔法で作った刃を道の先を見ながら腕を組んで伸びをしていたルペの手首の部分に直撃させた。俺の期待に違わず、レベル5である俺の風魔法の刃はレベル6であるルペの手首を問題なく斬り落としていた。突然の両手の消失とそれに伴う痛みにルペは自分の両腕先を見ながら絶叫している

 

 ルペの両手がなくなったことを確認した俺は茂みから駆け上がりルペの眼前へと姿を現すした。

 俺の姿を見つけルペは首にぶらさげた呼子笛を吹こうとして両手を胸の前で動かすが、すぐに自分が笛を掴めないことに気付いて絶望的な表情を浮かべた。

 

 自分の両手先がなくなって笛がふけなくなったことと俺が姿を現したことの因果関係を理解したらしいルペは、痛みに顔をしかめながら俺の方を憎憎しげに睨んで怒鳴り声を上げた。

 

「てめえがテオとかいう奴か。随分汚い手を使ってくれるじゃねえか。てめえが魔法使いだなんて聞いてねえぞ」

 

 うん、そうだろうね。ギルドの登録用紙のスキル欄にも書かなかったから、生きてる人間で俺が魔法を使えることを知ってるのは昨日までは間違いなく誰もいかなったはずだ。でも今日、川向こうの見張り役の男に多分、俺が遠見と俊足の身体強化魔法が使えることが知られちゃったんだよなあ。これからはもっと慎重にいかないと……

 

「さっき、ぺドロの兄貴たちが殺られたって笛の連絡が入ったからびっくりしたが、今理解できたぜ。てめえが魔法使って兄貴たちに汚いことをしたに違いねえ!」

 

 うん、それも大正解。ちゃらくて学もなさそうなのに頭の回りは悪くないんだな。

 それにこうやって責められてると、なんか俺の方が悪役側みたいだ。

 

「挙句、こんな場所に現れるなんて、確かにてめえもなかなかのもんだ」

 

 痛みと出血で大変だろうに、俺への怒りからかルペの言葉は止まらない。

 

「だがよ、残念だったな。必死の思いで俺らの裏をかこうとしたんだろうが、でめえの浅知恵くらいベルナルドさんはお見通しだ。追い詰められたてめえがやけっぱちで川を渡ろうとする可能性が高いからって、川のこちら岸には俺らルカス兄貴班が用心のため待機済みで、てめえはのこのこ俺らの罠の中に入りに来たって按配よ」

 

 そうか、俺はボートを使ったけれど何も持たない人間なら幸運にかけて自分の身一つで川を渡ろうとする場合は確かにあるだろう。思い至らなかった自分に舌打ちする。

 

「ルカス班は十人いて俺みたいな見張りが三人でそれぞれの道の先で張っていて、峠にはルカス兄貴やガルシア兄貴たち七人が待ち構えてる。てめえが生き延びれる可能性なんて万に一つもありはしねえ」

 

 峠に向かうこの道の先に大量の人間が配置されているという話を聞いて顔を歪ませた俺を見て一矢報いたと思ったのだろう。ルペは俺が聞いてもいない人員配置の情報を得意げに披露する。俺を嘲る口調と表情からみてまず間違いなく正しい情報だろう。

 

 この半グレ集団、俺一人を捕まえるために昨日の今日でどれだけの数の人間を動員してるんだ?

 舐められたら負けの不良の世界は異世界でも同じかもしれないけど、少しは費用対効果ってものを考えろよ。

 

 いかん、冷静だ。冷静。

 俺はルペが知っているであろう情報について考えを進める。

 

 欲しい情報としては、あと笛の音のやり取りの内容、どのような場合にどのような音が送られてきてそれに対してどのような返事を返すことになっているのかの一覧が手に入ればと一瞬思ったが、流石に現在の状況でそれを目の前のルペから聞きだせるとも思えないし、半グレ集団の裏をかく行動に利用できるとも思えないのですぐにその考えを捨てた。

 

 ならば、こいつにやってもらうことは後一つか。

 

 俺は、本人的にとりあえず言いたいことを言い一矢報い終えた虚脱状態なのか、静かになって痛みで脂汗を流しているルペに対して、今度は右手の傷口の上拳半分くらいの位置を狙って風の刃を振るった。手首を切断した先ほどと異なり今回は骨に当たって上部に弾かれたような形になった。一瞬遅れてルぺが再度の絶叫をあげている。

 

 予想どおりか。俺は頷くとルペに対して笑みを見せる。

 ルペの方は俺の行動の意味が理解できないのか、恐怖を浮かべた気味悪そうな表情で痛がるだけだ。

 

 もう十分だ。俺は剣を抜くと正面から無造作にルペに突き刺した。

 現時点で補正分も含めレベル13相当の俺の斬戟をレベル6のルペが防御できるわけもなく、剣は防具ごとルペを貫き刃先が背中を突き抜けた。勿論、致命傷だ。

 

 口から血の塊を吐き出し剣にもたれかかってきたルペが絶命してしまう前に首筋に手を当て風魔法で頚動脈を切断する。これで風魔法はレベル6だ

 

 あと実験すべきことは風魔法の攻撃位置の細かい制御が可能かどうかか。

 

 俺はルペの首から呼子笛を外し少し離れた道の上に置き、呼子笛を凝視しながら当たれと念じて風の刃をぶつけてみる。結論としては、笛は粉砕され笛がおいてあった地面はかなりの範囲でえぐれている。完全なオーバーキル状態だが、地面に置かれて静止しているような状態に対する攻撃で、重さが殆どない笛が風に弾き飛ばされて別の場所に転がっていってしまうなどという間抜けな事態になることは無さそうで一安心だ。

 

 とりあえず、もうここでやることは無い。

 俺はルペから剣と財布を奪いその身体を川辺の茂みの中に放り投げる。

 

 後は道路に血の跡がついている部分の表面を土魔法で削り風魔法で吹き飛ばせば、簡易な証拠隠滅の完了だ。街を出て行くことに成功しようが失敗しようが、普通に考えてもう俺にはこいつの死体を埋めて消息不明にする手間をかける必要は既にない。

 

 短時間で出来ることを一通り終えた俺は、ルペに出会う前と同じく街を出る道への分岐がある峠へと向かって歩みだした。

 

 街を出るためには何がなんでも峠の向こう側に行かなければいけない。

 

 だが、どのようにして峠を越えれば良いのかそのアイデアがまだ思いつかない。

 恐らく正しいであろうルペの情報によれば、今度は七人もの男が待っているはず。

 

 峠の麓を大回りして待ち構えている男たちを迂回してしまいたい所だが、そのためには高位の魔物が住んでいる勾玉型の魔物の森の先端部を横切らないといけない。俺を待ち受ける男たちを相手にするより遥かに危険な行為になるだろう。これは無理だ。峠を越えるしかない。

 

 とりあえず必ずやらなければいけないことで、今やれることをやることにしよう。

 俺は探査魔法を起動しながら疲れない程度の速度で峠への道をひた走り、ほどなく峠のふもとまで到達した。いざとなれば全力疾走を続けて大した時間も掛からず峠まで到達でき、逆に探査魔法の輝点が動き出した場合でも慌てず逃げ出すことが出来そうな峠から適度な距離を置いた場所だ。

 

 周りを見渡した後、くつろげそうで、且つ関係ない者が道を通っても気付かれない程度に道から外れている場所を待機場所に決める。ここが俺の秘密基地だ。

 

 俺を張っている七人の具体的なイメージを掴むため峠の様子が直視できる場所まで隠行魔法を使いながら近づいて行き、もはや大した距離ではないが遠見の魔法で七人の詳細な様子を確認する。

 

 峠の中心部にある大岩のベンチに多分、リーダーとサブリーダーであるに違いない二人が座っている。二人とも剣士風のいでたちで俺よりもレベルは高そうだ。リーダーは俺が宿屋の看板娘と座るはずだった岩の窪みにどっかと腰をおろし、サブリーダーは横の女性用の窪みにガタイが大きな二人でははみ出してしまうため、尻を半分ずらす形で座っていてリーダーの耳元に何事かを囁いている。見たことを後悔してしまいそうな絵面に囁かれている内容が俺を始末する方法だと思うと、俺の気分は奈落の底へと落ち込んでいく。

 

 七人の男たちのうち、最も若く俺より明らかにレベルが低そうな男が予想通り呼子の笛を首にかけて周囲をきょろきょろ見渡している。先ほどの二人を含め他の六人の誰かが更に笛をぶらさげていないかざっと確認したが、とりあえずその様子は見受けられなかった。まずは情報が一つ得られた。俺は笛を持っているのがこいつ一人であることに掛け金を載せてみることにする。

 

 残りの四人を順繰りに見渡すとどいつも朝方俺が殺した五人のうちの荷物番を除いた四人と同じような雰囲気を醸し出している。多分、四人ともあいつらと同程度で、現在レベル10である俺と同じくらいのレベルで補正+2の剣を使えば恐らく勝てるであろうという判断に更に掛け金を上積みすることにする。

 

 岩に腰掛けている剣士らしきリーダーとサブリーダーの二人組みに視線を戻して、再度観察を続ける。結果としてサブリーダーの方はまだしもリーダーの男の方は俺が補正+2の剣を使ってもまず間違いなく勝てないだろうという判断の方に俺は掛け金を載せざるを得なかった。これは手痛い。

 

 さてとりあえずの偵察は終わった。俺はまた隠行魔法を使いながら先ほど決めた秘密基地の場所まで戻り、座って静かに思考に沈むことにする。この場所であの七人、特にリーダーとサブリーダーの二人をどのようにして排除するかの方針を決めるのだ。

 

 まず今日の戦いを振り返る。

 

 五人を倒した戦いの後からずっと気になっていることがある。

 五人のうちの四人までは麻痺毒による攻撃が効いたのに、残りの一人、しかも五人の中で一番低レベルの奴に攻撃が効かなかったことだ。

 

 あの時俺は麻痺毒を含んだ空気の塊りを運んで五人が各々呼吸を行う空間に風魔法で固定し続けようとした。俺の風魔法はレベル5で、攻撃が効かなかった奴はレベル6、残りの四人はレベル8、レベル8、レベル9、レベル10だった。

 

 麻痺毒含んだ空気を風魔法による攻撃と思えば、レベル5の風魔法がレベル6だった荷物番の男に弾かれたのは不思議ではない。が、その場合、より高レベルの四人に対して攻撃が効いた原因を考える必要がある。思いつく理由はある。四人が気をぬいてだらけていたことだ。

 

 俺は先ほどのルペとの戦いで、再現のための実験を試みてある。

 

 気をぬいていたレベル6のルペは俺のレベル5の風魔法で両手首をあっさり切断された。

 だが、その後ステータスが下がっているはずのルペにぶつけたレベル5の風魔法はルペにそれほど深い傷を負わせられずに弾かれている。俺に傷を負わされたルペがだらけるには程遠い状態にあったのが恐らくその理由だ。

 

 だが、だらけている状態とは一体なんだ。それらしい明確な定義を与える必要がある。

 自分が戦闘状態にあると認識していない状態というのでどうだろう。

 

『自分が戦闘状態にあると認識していない状態で、自分のレベル以下のレベルの攻撃を受けた時に、自分の本来のレベルに対応した防御が働かないで深い傷を負う場合がある』

 

 何か文章に否定の表現が多いし無駄がある感じだぞ。逆にして分かり易く書くか。

 

『自分が戦闘状態にあると認識していれは、自分の本来のレベルに対応した防御が自動的に働く』

 

 こうだな。大事なのは『自分が戦闘状態にある自覚』か。

 

 思いついた俺は探査魔法を起動してみる。俺を待ち構えている殆ど動かない峠の密集している七人の輝点以外にも、峠に向かったり峠から他に街に出て行く人を示すらしいゆっくり動いている輝点が表示されている。

 

 俺は『自分が戦闘状態にある自覚のある人間』というフィルターをかけて探査魔法を再起動する。この条件設定は有効なようだ。表示される輝点が七個だけになった。

 

 よし、新しい探査魔法のモードが利用可能になった。戦闘状態モードと呼ぼう。

 今回の考察がどう使えるか整理してみる。

 

 まず俺を待ち構えている七人だが、俺の現在のレベルが10で補正付きでレベル13相当と思うとこんな感じか。一人は見張り役でレベル6か7くらい。こいつには笛を吹かせなければ後は何も気にすることはない。

 

 次の四人は先ほど倒した五人組の四人と似た雰囲気なので、とりあえずレベル10としておこう。だとすれば正面からぶつかった場合、一人づつ来るならまず確実に短時間で仕留めることができるだろう。四人纏めて向かってきたとしても恐らく大丈夫だろう。

 

 問題なのはリーダーとサブリーダーだ。

 

 この二人がだらけていて戦闘状態になければ、先ほどと同じ麻痺毒を風魔法で顔に押し付けることで無力化できるのだが、先ほどの二人の間に流れる雰囲気ではそれは期待できそうにない。この二人が戦闘状態にある限り、今まで俺が使ってきた方法では倒すことはできない。

 

 そうグレイウルフの時でもブラックウルフの時でも先ほどの五人の時でも、今まで俺は補正込みで俺よりレベルの高い魔物や人間を相手にしたとき、相手が戦闘状態にないときにのみ戦って勝ってきた。実は一度たりとも戦闘状態にあるレベルの高い格上の存在と戦ったことがない。

 

 今までのやり方に固執するなら今日の時間の早いうちに二人がだらけるのを期待して待ち続けることになるのだが、それは恐らく悪手だろう。

 

 二人を排除する別の方法が必要だ。

 

 俺は更に思考を続ける。

 

 レベルの低い人間が、戦闘状態にあるレベルの高い人間を倒す方法は全くないのかと問われれば、それは必ずあるという答えになるだろう。

 

 すぐに思いつく例としては、俺がレベル20の男を倒すにはレベル30の男を連れて来て頼んで倒してもらえばよい。それのどこが自分で倒しているのかといわれそうだが、虫の息にしてもらって最後自分で絶命させればこの世界のシステム的には俺が殺したことになりレベルが上がる。これは養殖だ。

 

 自分以外の高レベルの人間に手伝ってもらっているのが気にいらないなら、状況を少し変えればよい。

 

 例えばレベル20の男が崖にいて、俺がより低レベルの風魔法で男の足元を崩したとする。高レベルの男自身を攻撃しているわけではないので、この男の足元を崩す魔法は問題なく成功する。結果、男は崖から転がり落ちて深いダメージを受け俺は自力で男を倒したことになる。

 

 結論として、敵のレベルに応じて発揮される防御力を突破するだけのダメージを自分の行動をトリガーとして間接的に与えれば良いということだ。この方向性なら行けそうだ。

 

 

 方針は決まった。

 

 

(12話に続く)

 

テオ 人族 15歳

 

ジョブ:剣士 レベル10

スキル:火魔法2 水魔法2 風魔法6 土魔法4 回復魔法2 治癒魔法0 洗浄魔法1 浄化魔法0 収納魔法1 鑑定魔法1 探査魔法1 隠行魔法2 強化魔法1 剣術10 槍術4

 

 

 




良く見ると、前回に続き今回もテオ君は一言も喋っていない件について。
なんて寡黙な主人公なんでしょう。

次回、12話は9/28 18:40に予約投稿済です。

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