異世界転生で欲張り過ぎてしまいました   作:真紅或は深紅

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21話  山賊砦への偵察

 山賊団の拠点は発見した。どう見ても周辺に害悪しか振りまいて無さそうな、この山賊団の壊滅を手助けするために俺の出来ることは何なのかを考えてみる。

 

 勿論、フルトに取って返して怪しまれないように匿名で山賊拠点の位置のタレ込みをするというのが当然の候補として出てくるだろう。だが、このフルト近郊に拠点を構えている所を見ると、山賊共がフルトに出入りして何らかの情報網を構築していることはまず間違いない。

 

 領兵の捕り物が行われる前に情報漏えいが起きて、主力が逃げ出したりして単なる尻尾切りになるようでは本末転倒だ。さてどうするべきか?

 

 考えた結果、俺は個人で出来ることとして山賊の情報網にダメージを与えることを第一目標にする。訂正、自分の利益を一番に考えてまず山賊組織の末端にいる連中を安全に始末することを目標にする。まずは山賊砦の人の出入りがどのようなものかを確認して、排除対象を定めることから始めよう。

 

 一番分かりやすいのは見張り櫓とのやり取りをしている奴だ。この山賊砦近辺を含む一帯の地形は少し谷あいとなっているせいで周囲を見渡すことが出来ないので、見張り男に気付かれないよう気をつけながら近場の高い木に登り視界を確保する。

 

 見張り櫓の男が旗と明かりの組み合わせで合図を送っている方向に視線を向けて何か異常がないか調べてみる。見つけた。フルト側に結構な距離を行った所にある木の一本に同じような旗と明かりを持った人間が取り付いている。こいつが街道フルト側の見張り要員だろう。

 

 とすればここから見える街道の逆側に俺が輝点で発見した見張り要員がいるはず。そう思いながら探すと確かに街道の湾曲部の向こう側が見えるであろう位置取りの木にそれらしき男の姿を発見した。

 

 隠行スキルを使って身を潜めていると夜半に砦から二人出て逆方向に分かれて森を進み出した。今日の夜警要員への交代ということなのだろう。俺はしばらくして交代の要員が帰ってくるのを月の位置を見ながら確認して今日の作業を終わることにした。

 

 翌日は引越し。山賊砦の位置が判明したので山賊砦とフルトの中間位置付近に拠点を作り直すためだ。山賊砦の南にある街道側に奴らの注意が向けられているのは明らかなので少し北側に位置を定めた。

 

 山賊砦には結構な人数がいるので探査魔法のスキル持ちも万が一いる可能性も考え、砦が索敵の微妙な範囲外になる場所を選んでおいてある。とは言え昨日の出来事を思うと、フルトの騎士団の手駒にいないであろう探査魔法の使い手が山賊側にいる可能性はごく低いだろうとは予想される。

 

 とりあえずフルトの街で中身を売り払ったせいでアイテムボックスには充分な空きがあるということで、引越し自体はこの間作ったかまくらをそのまま収納して登り易そうな大木の横に出すだけの簡単な作業だ。

 

 後はかまくらに寝転んで常時索敵を出して山賊砦と外部、特にフルト方面への輝点の動きがないかをチェックするだけ。

 

 恐らく結構な頻度でのやり取りがあるはずと思っていたら、朝方に砦を出てフルトの方面へ動き出した輝点を発見した。鷹の目で視認してみると戦いには向かなそうな背の曲がった小柄な感じの中年男が明らかに山道らしき路を進んでいる。気付かれないように距離を置いて追跡したところ、だんだん街道を北に外れて行き夕刻が近づく頃にフルト市街北西部の外側に当たる場所で森を抜けそのまま外壁に向け進んでいく。

 

 どういうことだと思いながら森の出口付近の木に登り様子を見続けると、薄闇の景色の中ちょっとした湿地帯みたいなところを通ってフルトの外壁に近づいたと思うと屈んでそのまま進んで姿を消した。輝点が動き続けているのを見ると壁を抜けたらしい。

 

 男が消えた現場に近づいて確認したところ、湿地になっている葦が生い茂る先にあるフルトの外壁には用水路が設置されていた。人が通れる程度の大きさの鉄格子の門付きで鍵は掛かっているが、先ほどの男は鍵を持っていてここを通っていったということなのだろう。フルトの地図を思い返すとこの先は旧市街地のスラム街に繋がっているに違いない。これなら衛兵などの目も届きにくいだろう。

 

 謎は解けたということで一旦拠点に戻り次の動きを待つ。

 

 翌日の午後の夕暮れ付近の時間帯に、今度はフルト側から砦に向かっての輝点の動きを確認した。視認してみると昨日の猫背の男だ。こいつが山賊砦とフルトの街の連絡要員であることは確実だろう。朝方に砦を出て夕方にフルトに入り翌朝フルトを出て夕方に砦に戻るやり取りだ。

 

 この予想が正しいのかを確認するために連絡男が再び登場するのを待ち構える。

 

 ルーチン作業になっているということだろう。一昨日と同じような時間に同じような感じの猫背の男が現れた。昨日見かけたのとは別の男だ。確かに終日ほぼ丸二日移動する任務を連日繰り返すのは難しいだろう。

 

 昨日の男を追跡した時に気付いていたのだが索敵で見ると今日の男も戦闘状態にはなっていない。これは幸運だ。

 

 よし、方針としてこの砦からの連絡男を今後排除していくこととする。

 この連絡男が翌日の午後に砦に戻るのを確認してから、更にその翌日の襲撃計画を立てる。

 

 襲撃場所は森の深い所が良いだろうということで、意図的に俺が今居る拠点から見て索敵限界に近い砦を出て少しの所とした。

 

 当日、予想どおりに最初に追跡した連絡男がフルトへの道を進み出した。

 襲撃予定地点に待機していた俺は索敵で男が戦闘状態に無いことを確認した上で、風魔法を使い男の頚動脈を一撃する。くぐもった声を上げ男が倒れた所にすかさず鑑定をかける。

 

『ジロン 人族 31歳

ジョブ:密偵 レベル15 … 隠行魔法5 …』

 

 密偵なんてジョブ初めて見た。隠行魔法のスキルを使用してたりすると索敵にかからないとかあるのだろうか?と疑問に思うが今となっては仕方ない。剣ではレベルが上がらないのでこれで良しとすることにして、深手を負ってじたばたしている男を放置していると程なく絶命した。これで風魔法のレベルは14となった。

 

 さて本題の情報収集ということで懐から連絡用の書類を取り出し中身を確認する。山賊達と繋がっているらしいフルト内の商会名と手下男達の名前をチェックできた。衛兵にも冒険者にも、そして驚くことには騎士団職員にも手下は入り込んでいるらしい。やはり騎士団の動きを警戒しているようで動向をこまめに調べている模様だ。

 

 ここで物語なら山賊砦の位置情報と一緒に手紙を衛兵の詰め所などに持ち込むのが定番なのだろうが、山賊側もフルトの街側も一瞬で事態を把握して大騒ぎになることが目に見えている。個人的な利益も考えるとここはもう少し慎重に行った方が良い気がする。

 

 手紙を懐に戻して鍵や持ち物にも手をつけずにおく。最後に動物にも効く魔物寄せを首筋中心にふりかけてあとは放置する。少し離れた場所で観察していると程なく狼の群れが現れて連絡男の死体を散々に食い散らかし始めた。勿論、首筋にも景気良く噛み付いている。これで連絡男の死因は狼の群れに襲われたことで偽装完了だ。

 

 翌日、当然ながら連絡員が戻ってこないまま一日が過ぎた。どうなるのかと思っていると更に翌朝、死体を放置した場所に幾つかの輝点が現れるとまた砦へと引き返していく動きをしていた。戻ってこない連絡員を不審に思った砦側の反応ということだろう。死体が発見され易いように砦の近郊で殺害しているので、この対応は想定どおりだ。

 

 死体はどうなったか様子を見に行くと山の通り道の少し崖になっている所の下側に放り捨ててあった。まあ山賊連中の死んでしまった仲間の扱いなどこんなもんだろう。懐を探ると鍵と指令書が無くなっている。これも予想の範囲内だ。

 

 少し時間が経過した後、砦からフルトに向かう新たな輝点を発見したが予定通り見逃す。遠めで見るとこいつは一度見かけた奴だ。

 翌日午後の砦への帰路も同様にスルーする。

 

 そして更に翌日。再度現れたフルトに向かう連絡男を前回と殆ど変わらない位置で待ち構える。視界に入ってきたのは新顔の小柄な中年男だ。索敵で見る限り今回の男も戦闘状態に入っていないので、前回同様に風魔法を使い頚動脈を一撃して深手を負わせてから鑑定をかける。

 

『ゾウ 人族 29歳

ジョブ:盗賊 レベル14 …』

 

 今回は外れ。風魔法のレベル上げにもならないということで、じたばたしている男を踏みつけて首筋を掠めるように土魔法で再度の傷を付けるとすぐに絶命した。男の服に足跡がついてないことを確認して土槍は勿論消しておく。これで土魔法はレベル7だ。

 

 ルーチン作業ということで、また最後に魔物寄せを首筋中心にふりかけて放置する。雨が降ってきたので拠点のかまくらに戻るって様子を伺う。雨で魔物寄せの効果が薄まったりしないかと心配したが、ほどなく獣らしき輝点が幾つもあの辺りに現れてたので一安心。勿論、翌朝死体がちゃんと荒らされているかの確認作業は手を抜かない。

 

 雨が上がった翌日、また砦から人手が出て連絡員の死体は無事確認される。連中が去った後にまたしても崖の下に捨てられている死体を確認。懐をまさぐると勿論鍵は持ち去られていたが、今回は幸運なことに雨と血と獣の噛み跡つきの指令書が懐に残されていた。汚いから持って帰るのを止めたのだろうが愚かなことだ。拠点に持ち帰り洗浄魔法をかけてから中身を確認すると内容は殆ど完璧に読み取ることが出来た。

 

 図らずも山賊とフルト内でつるんでいる悪徳商会や人員の正しい情報が証拠付きで手に入ってしまった。山賊側は情報の漏洩に気付いていない。これは間違いなく切り札になる。俺は手早く今後の行動の方針を考えて決定する。

 

 死体発見のしばらく後、今度は砦から二つの輝点が出てきてフルトへと動いていく。

 

 砦側の対応が変わったようだ。これで一つがフルトの街に行って一つが山賊砦に引き返すようだと砦側の反応が早まることになって困ると思ったのだが、輝点は二つともフルトの街に消えて行った。これならば対処を変える必要はない。

 

 翌日の二つの輝点が夕方もまた砦に戻ることを確認する。勿論、道中で人物の確認を行っているが、一人が大柄な荒事向けの男のタイプで一人が小柄な盗賊タイプの男で二日間とも同じ顔ぶれだ。交渉役と護衛役という感じなのだろう。

 

 翌朝、別の二人組がフルトの街へと旅立っていくのを確認した後、見張り男の警戒区域外で森を出て身体強化をかけながら街道を行き全速力でフルトの街へと向かうと昼過ぎには到達した。西側から一人旅の男が入るのは珍しいのか門で声を掛けられたが、普通に旅の短期滞在者ということでまた銀貨二枚で三日間の滞在猶予を貰う方法にした。

 

 受け答えや雰囲気が怪しい人間はちょっと来て貰おうかで真贋の鐘チェックが入る場合もあるので、後ろ暗いことのある人間は堂々とは門を通って出入りしないのがこの世界の常識らしい。山賊など犯罪組織員に対する殺害は罪にならないことは確認済みなので、俺は堂々と門を通って構わないことになる。

 

 ちょっとぶりのフルトの街並みを眺めながら冒険者ギルドへと直行する。昼間の人が少ない時間帯なのは勿論前提になっている。ちょうど人がいない受付を選んで声をかける。

 

「すいません、少しお話しがあるのですがカルロさんをお呼び頂けないでしょうか?」

 

 前回デイルさんの山賊襲撃事件で立ち会ってもらった事務員さんを名指しで呼び出して貰う。悪事を働かなさそうな真面目そうな人柄は前回チェック済みだ。少し込み入った話があるのでと言うと、この間より狭くて机と椅子が二つあるだけの部屋に通された。

 

「前回ぶりです、テオさん。今日は何のお話しでしょうか?」

 

 にこやかに問いかけてくる。ああ、人の良さそうなカルロさんを面倒ごとに巻き込むのは申し訳ないな。

 

「えっとですね。ダインの廃鉱山を根城にしている山賊達の拠点を見つけましたのでお知らせに来ました」

「はい?」

 

 まあ、そう来るよな。でもカルロさん、諦めて下さい。もうこの時点で貴方が巻き込まれるのは決定です。俺は机の上にフルト、ダイン周辺の街道の地図と襲撃のあった場所、山賊砦と二箇所の見張り位置。砦近郊の詳細地図。前世で鍛えた画力を使った砦の概観図。砦内の建物配置と人員規模。そして切り札の連絡員から奪った砦からの指令書を見せる。

 

「ええ、間違いなく見つけたと思います。資料を確認して頂けましたら上の方に即座に回して頂けると嬉しいです。この間の副ギルド長さんとかがいらっしゃいましたら幸いです。勿論、私自身が出来る範囲で説明致します」

 

 カルロさんは呆然としながら俺が渡した資料に目を落とす。そして少し考え込んだかと思うと顔を上げて俺を見た。

 

「ここでしばらくお待ちください。副ギルド長は今日おりますので話を通してきます」

 

 そういうと俺を部屋に残して早足でその場を立ち去った。

 待つことしばし。次に部屋に入ってきたのは、受付で顔を見たお姉さんだった。

 

「副ギルド長が話をお伺い致します。応接室の方へお越しください」

 

 前回のデイルさん商隊襲撃事件で登場した応接室に通されて、同じく副ギルド長のハマンさんとカルロさん相手のやり取りになった。と言っても今回は自分一人が聴取される側なので、ちょっと窮屈な感じは否めない。

 

「率直に言って驚くべき内容ですが、これをテオさん一人でお調べになったと?」

「はい、その通りです」

 

 冒険者ギルドの重鎮相手に隠すことも無いので、自分の能力に関する部分を除いてフルトを離れてから今までの経緯を一通り全部説明する。砦を見つけたのは馬車が襲われるのをもろに見殺しにして後をつけたせいという所で何か言われるかと思ったものの何の突っ込みも入らなかった。

 

 山賊達への内通者の名前が入った指令書を入手した部分に関しては説明にちょっと苦労した。情報が漏洩したと山賊達に知られているわけではないので、慌てることなく慎重を期して山賊砦の討伐行動を起こして欲しい。連絡員を殺した後に何も取らずに魔物寄せを振りかけ、森の獣に食わせて死因を偽装する話を詳細に説明したら何故か二人ともドン引きしていた。

 

「そういうことでしたらこちらの方でも信頼できる方を通して、頂いた情報の裏取りをさせて頂きます」

「はい、どうぞ宜しくお願い致します。今回お渡しした情報は私的な行動で得たものですし裏取りをされるとのことですから、私のことはこれで忘れて頂いてしまって問題ありません」

 

「それで良いのですか?」

「はい、そうして頂いた方が気楽で良いです」

 

 ハマンさんから副ギルド長として満点の言葉を貰って俺的には満足した。追加で山賊砦発見の功績とかも全部譲るから俺のことは忘れてくれムーブをしておくのも付け加えて任務完了だ。

 

 多少の褒章を貰うために面倒ごとに巻き込まれるのは勘弁して欲しい。

 これで裏取りの最中どこかで情報が漏れて、山賊砦の討伐が失敗しても仕方ないと思うしかない。

 

 山賊砦急襲時にはまず間違いなく騎士団などが出張ってくるだろう。騎士団員に出くわして誰何されたときのために、ハマンさんに今回の件で俺の立場を保証する書類をお願いしようかと一瞬思ったが言うのは止めておいた。原則匿名でやるからには、そうならないように立ち回るのも俺の責任範囲に違いない。

 

「テオさんはこれからどうなさるのですか?」

「いえ、これまで通り慎重に行動して一人でも二人でも目の前に現れた山賊を殺すだけです。皆さんの足を引っ張るような安易な行動や無様な真似は決してしないことをお約束しますのでご安心ください」

 

 帰り際にハマンさんが尋ねてくるので、にっこり笑って答えておいた。勿論、二人とも気持ちよく頷いて了解の意志を示してくれた。

 いや、良いことをした後は気分が良いな。

 

 山賊砦本体の対処のお願いを冒険者ギルドの副ギルド長というお偉いさんに無事伝え終え、今回の予定は一応終了。本当ならここでリズとマリアの様子も見に行きたい所だが、俺はまだ何一つしていないと考え直して断念する。

 

 二人がいるはずの歓楽街の娼館に思いを残しつつまた南門を出て、行きと同様に砦の見張り要員に見つからないよう途中まで街道を進んだ後森に入って拠点へと戻った。

 

 そして夜、索敵でチェックしていたら山中を突っ切る形でフルト側から輝点がやってきて見張り位置に近づくのを発見した。これは恐らく俺の情報提供に呼応したフルト側の手の者だ。

 

 慌てて拠点を出て索敵に砦が入る場所まで移動して確認すると、その輝点は砦の付近まで行って朝方まで待機してから引き返して行った。砦の位置は勿論のこと、見張りとのやり取りの間隔もきちんと裏取りしたようだ。遠見で姿を確認したところ顔立ちや佇まいの雰囲気から見てまず間違いなく騎士団などフルトの正規の部署に所属している人員だろう。

 

 流石、副ギルド長すぐさま動いて実働部隊に話を通してくれたようだ。

 

 山賊砦の命運が尽きるのも近いかもしれないと思いつつ、俺は拠点のかまくらで遅ればせながらの眠りについたのだった。

 

(22話に続く)

 

テオ 人族 15歳

 

ジョブ:剣士 レベル15

 

スキル:火魔法2 水魔法2 風魔法14 土魔法7 回復魔法3 治癒魔法0 洗浄魔法1 浄化魔法0 収納魔法2 鑑定魔法1 探査魔法1 隠行魔法3 強化魔法1 剣術15 槍術4

 




次回、22話は4/24 19:40に予約投稿済です。
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