神様、いくらなんでもそりゃないよ
俺「あーあ、人間の体って脆いなぁ」
俺の名前は****。
ついさっき、トラックに轢かれそうだった男の子を助けたこと原因で、死を待つばかりのごく普通のオタク兼サラリーマン(29)だ。
男の子「おじさん!!おじさん!!」
血だらけになった俺に向けてそう叫ぶ男の子。
..........あぁ、この子が無事でよかった。
俺「大丈夫.......か?」
男の子「うん。でも、僕のせいで..........おじさんが............」
俺「気にしなくてもいいよ..........こうなることは.....覚悟の上だったからね............」
薄れゆく意識の中、男の子に向けてそう語りかける俺。
..........少し、カッコつけちゃったかな?
俺「..........眠い」
こうして、俺という人間は死んだ.................はずだった。
☆☆☆
言峰「ん..........?」
あれ?何で俺生きてんだ?
さっきの流れ的に俺死んだはずだよな?
ていうか何この体!?
めっちゃムキムキなんだけど!?
てか、ここどこ!?
と、思いながらベットから降りる俺。
キョロキョロと周りを見渡すも、そこは、ものの見事に本やら資料やらが整頓された見知らぬ部屋だった。
言峰「でも..........本当にここは一体どこなんだ?」
あれ?
俺、こんな声だったっけ?
どことなくあの某愉悦神父に似てるような.................ん?
某愉悦神父..........?
言峰「まさか!?」
急いで洗面所に駆け込む俺。
夢であってくれ、いや、100%これは夢だ。
そう自分に言い聞かせながら洗面所の鏡を見ると.................そこに写っていたのは、紛れもない某愉悦神父こと、言峰綺礼だった。
言峰「な、な、な..........」
言峰「なんじゃこりゃあああ!?」
神様、いくら何でもそりゃないよ。
☆☆☆
言峰「..........はぁ」
あれから数分経ち、色々分かったことがある。
まず、今の年は1991年。
時系列的にはFate/Zero、つまり、第四次聖杯戦争の3年前になるためなのか、俺こと言峰綺礼はまだ闇落ちしていない。
そして、今俺が居るのはヨーロッパのとある国の宿屋。
何で俺が宿屋に居るのかと言うと.............どうやら自殺をするためにここに来たらしい。
そういや、この時期の言峰綺礼ってあれだよな、自分が人の皮を被った怪物..........的なことで悩んで頃だから自殺しようとしてもおかしくはないな。
けど、言峰綺礼と言えば..........Fateファンならその名を知らない激辛麻婆豆腐好き・外道・ラスボスという偏りまくりな属性が付与された最凶神父。
まさに外道ならぬまさに言峰という言葉を生み出し、Fateファンたちからは、師匠である遠坂時臣並みにネタキャラ扱いされてるキャラクター..........なのだが
言峰「やはり、男前と言えば男前..........か」
一応イケオジの部類に入るためか、かなり男前な顔だ。
ちなみに、俺が何か話そうとすると、自動的に言峰綺礼の口調になってしまうことが分かった。
これは仕方ないね、うん。
言峰「.................」
何で俺が言峰綺礼に憑依したのかは分からない。
でも、言い換えれば.................
言峰綺礼「あの
しかし、これはあくまで俺の自分の希望。
例え、言峰綺礼の中身が俺だったとしても、大災害が起こる可能性はZeroではない。
ただ、今のところ令呪が出現していないので、今のうちに、出来る限りの準備はした方が良いのかもしれない。
それに..........
言峰「やらないで後悔するより、やって後悔する方が納得がいくからな」
こうして、俺(見た目言峰綺礼)の長い戦いが始まるのだった。
言峰綺礼(オリ主)
『やらない善よりやる偽善』がモットーのオタク兼サラリーマン。
男の子を助けた事が原因で、トラックに轢かれて死亡。
しかし何故か言峰綺礼に憑依してしまった。
ちなみにFGOプレイヤーで、二部六章でメンタルが崩壊しかけたらしい。