言峰綺礼(中身は転生者)の奮闘記   作:サクラモッチー

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切嗣「いいか、アイツ(言峰綺礼)だけは絶対に一人にするなよ!!絶対にだ!!」
舞弥「分かりました」
言峰「人を歩く爆弾みたいに言うな」
切嗣「事実だろ」
舞弥(切嗣さん..........お疲れ様です)
切嗣(後で胃薬でも買おうかな..........)


Fate/Zero
言峰綺礼、又の名を親バカトラブルメーカー。これ常識、OK?


なんやかんで時は経ち1994年。

いよいよFate/Zero本編が始まろうとしていた。

俺と衛宮切嗣、アサシン、そして久宇舞弥は聖杯戦争の準備をするために一足早く冬木へ行き、その後にセイバーとアイリが来ることになった。

ちなみに、カレンとイリヤは雁夜ファミリーに預けている。

そして今、俺たちは聖杯戦争の拠点である屋敷にいた。

 

切嗣「さて、無事に冬木に来たわけだが..........お前、何やってんだ」

言峰「何って..........オセロ」

切嗣「オセロ!?」

アサシン「切嗣おじさんもやる〜?」

切嗣「あのなぁ!!もうすぐ聖杯戦争が始まるんだぞ!!少しは緊張感を持て!!」

舞弥「そうですよ!!というか、どこからオセロを持ってきたんですか!!」

言峰「そう怒るな、怒ると君の幸せが逃げてしまうぞ。それに..........」

舞弥「それに?」

言峰「『果報は寝て待て』、だからな」

切嗣「おい、それはどういう.......」

 

衛宮切嗣がそう言いかけた時、俺のケータイに電話がかかってきた。

 

言峰「私だ」

雁夜『言峰さん、やっぱりアンタの勘は鋭すぎるよ』

言峰「ほぅ?ということはやはり.......」

雁夜『あぁ、ビンゴだ。雨生龍之介の家は元々魔術師だったらしい』

言峰「..........すまないな、急にこんなことを頼み込んでしまって」

雁夜『いや、いいんだ。むしろこっちも楽しかったよ。ただ、無茶なことはするなよ』

言峰「..........分かっている」

 

プツッ

 

切嗣「.................今のは?」

言峰「あぁ、何、少し気になることがあったから間桐雁夜に頼んで調べてもらっただけだ」

切嗣「気になること?」

言峰「あぁ..........最近、冬木で連続殺人が起こっていることは知っているだろう?」

舞弥「えぇ、確か..........被害者は全員、就寝中の家族だったはず」

言峰「そう、そしてその現場には..........描きかけの魔法陣のようなものがあった.............」

「「!?」」

 

ま、驚くのも無理はないね。

何せ、殺人鬼が罪のない人々を殺し、サーヴァントを召喚しようとしているのだから。

 

舞弥「まさか!?」

言峰「そのまさかだ。まぁ、正確には犯人の一族は魔術師もどき。しかも、既にその一族は魔術師もどきですらない」

切嗣「..........つまり、元々犯人の一族が魔術師もどきだったがために、犯人が聖杯戦争関連の本を見つけたと?」

言峰「だが、犯人やその家族は少なくともそのことを知らなかったらしい」

切嗣「興味本位でサーヴァントを召喚しようとしているのか................」

舞弥「.................」

 

犯人に対し、分かりやすく怒りを露わにする衛宮切嗣。

一方の久宇舞弥は表情すら変えてはいないものの、体全体から犯人ぶっ殺すオーラを放っていた。

そりゃそうだろう。

何故なら..........久宇舞弥は俺や衛宮切嗣と同じ()()()なのだから。

実は、久宇舞弥は子どもを出産したのだが、その子どもを取り上げられたために、久宇舞弥は心を無くしてしまった。

そんな過去が原因で、久宇舞弥は犯人に対しては激しい怒りを持っている。

 

舞弥「切嗣さん、とりあえず犯人をモザイク処理しなければ直視できないレベルでボコボコにしてもいいですか?」

切嗣「許可する」

言峰「だが、犯人は証拠隠滅のプロ。そんな相手を探すのは骨が折れる..........そこで!!」

アサシン「私たちの出番だよ♪」

 

そう、相手は殺人鬼。

ならば..........同じく殺人鬼であるアサシンの力を借りれば良いのだ!!

 

切嗣「なるほど、確かにアサシンは人を殺すことに特化したクラス。例え証拠隠滅したとしても、その証拠を見つけ出すことができる..........」

言峰「幸いにもアサシンには気配遮断のスキルがある。だが、気配を消したとしても油断するな。OK?」

アサシン「分かった!!」

言峰「それから、くれぐれも犯人は殺さないこと。だが..........もしも犯人がサーヴァントを召喚した時はそのサーヴァントを倒すことを考えろ。いいな?」

アサシン「はーい」

 

そう言うと、アサシンはまるで景色に溶け込むように消えていったのだった。

 

切嗣「僕たちも出来る限り情報を集めよう。情報は多いに越したことはないからな」

舞弥「了解しました」

言峰「では、私と久宇さんが情報を集めよう。その方が君も準備がしやすい筈だ」

切嗣「すまないな。だが、トラブルだけは起こすなよ!!」

言峰「お前はオカンか」

切嗣「舞弥、アイツから目を離すな。現に、アイツは第八秘匿会から二回も聖遺物をパクっている。そんな奴を野放しにしてみろ..........何かしらのトラブルが起こるに決まってる!!」

舞弥「はい、分かりました。あと、これを.................」

切嗣「これは!?」

舞弥「胃薬です。これから言峰さん関連でストレスが溜まりそうだったので買ってきました」

切嗣「.................本当にすまない」




久宇舞弥
衛宮切嗣の頼れる右腕。
言峰が原因で、ストレスにやられまくりな衛宮切嗣をサポートしている。
重すぎる過去が原因なのか、子どもに手を出す輩には容赦なくボコボコにするため、雨生龍之介は知らず知らずのうちに破滅の結末へ進んでしまうことになる。
なお、彼女自身はストレス耐性があるためか言峰に対するストレスは0なんだとか。
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