言峰綺礼(中身は転生者)の奮闘記   作:サクラモッチー

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作者「そういや、ショタの紹介をしてなかったな」
言峰「おい」

言峰ソラ
Fate/Zeroに登場するショタ。
本来の世界線では、キャスターの召喚した海魔に食い殺されるが、この世界線では言峰綺礼&アサシンの活躍により、言峰摛正の養子になった。
しかし、ソラを引き取ったのが()()言峰綺礼の父親だからなのか、10年後には聖堂教会の代行者になったのだとか。


ウェルカム・トゥ・ヘル!!その①

ここは俺たちの拠点の地下室。

割と広めだったため、()()()()()()()()にはぴったりな場所だったので、急ピッチで地下室を改造した。

そのため、ただ今その地下室には両手首を拘束され、サンドバッグのように吊られて気絶した状態の雨生龍之介がいる。

 

龍之介「ん..........ここは?」

言峰「ここは我々の拠点の地下室..........と言えば分かるだろう?」

龍之介「アンタは..........!!」

 

俺の顔を見て、呆然とする龍之介。

 

言峰「さっきぶりだな、連続殺人鬼..........雨生龍之介くん」

龍之介「..........もしかして、俺、監禁されてるんすか?」

言峰「そういうことだ」

龍之介「はぁ!?マジかよ!!せっかく()()()()()が作動したと思ったら、今度は拉致監禁!?アンタも酷いことをするなぁ」

 

酷いこと..........ねぇ?

その言葉、そっくりそのままブーメランになってるけど..........どうやらヤツは気付いてないな。

殺人のことに関しては頭が切れる反面、それ以外のことには鈍感ってことか。

 

言峰「.............一つ誤解があるようだな」

龍之介「誤解?」

言峰「あぁ、現に..........私一人で地下室をここまで()()出来るとでも?」

龍之介「はぁ?何を言って....」

言峰「衛宮切嗣、久宇舞弥、そして父上..........()()ですよ」

 

俺がそう言うと、突然地下室の扉が蹴り飛ばされた。

扉を蹴り飛ばした犯人は、言わずもがな言峰綺礼の父である摛正パッパだ。

そして、言峰摛正が部屋に入ると、後に続くように衛宮切嗣と久宇舞弥が入ってきた。

皆、顔の表情が変わってはいないものの、例え鈍感な人でも分かるような『殺すぞオーラ』を放っていた。

そりゃそうだ。

何故なら、今ここにいるメンツは..............全員、()()()なのだから。

 

摛正「さて..........君は今まで殺害現場に召喚陣を描いていたそうだが.................あれは面白半分でやったのか?それとも聖杯戦争に参加するため描いたのか?」

龍之介「どっちかと言えば..........たまたま、実家で変な本を見つけたから..........面白半分かな?てか、このジジイ誰?」

摛正「そうか..........では質問を変える、『右』と『左』、お前はどちらを選ぶ?」

龍之介「なぁジジイ、今の質問って」

摛正「質問に答えろ!!

龍之介「グハッ!?」

 

質問に答えない龍之介に対し、容赦なく腹パンをする言峰摛正。

あ、一応言っとくけど、摛正パッパは言峰綺礼をバスター系神父に成長させた張本人..........そのため、当たり前だが武術やら格闘術やらを習得しているのだ。

そもそも職場が聖堂教会(ゴリラ集団)だからね、仕方ない。

と、まぁ、そんなわけで..........見た目は神父、中身はゴリラな摛正パッパから腹パンされた龍之介。

当然ながら、第三次聖杯戦争の監督役を務めたゴリラ(摛正)の腹パンは、一応()()()である龍之介には相当きついものだったらしく

 

龍之介「オェェ..........」

 

と、こんな感じで胃の中身を吐き出し、その様子を見ていた衛宮切嗣と久宇舞弥は、ただただ汚物を見る目で嘔吐する龍之介を見ていた。

 

摛正「で?どっちだ」

龍之介「み、右で.......」

摛正「あぁ、分かった..........右だな」

 

龍之介の答えを聞いた言峰摛正は..........綺麗な右ストレートを龍之介の顔にかました。

 

龍之介「ゲボバァッ!?」

切嗣「..........俺、あんなに綺麗な右ストレートは初めて見たよ」

舞弥「同感です」

龍之介「ウェェ..........何でぇ....?ちゃんと答えたのに..........何で殴られるんだよぉぉ..........」

 

摛正パッパの右ストレートをくらった時点ですでに涙目な龍之介。

いや、まだ本番じゃないからね?

 

言峰「鈍感な君に一つだけ教えてやろう..........さっきの質問はな、『右ストレート』か『左ストレート』、どちらで攻撃されたいかの質問なのだよ」

龍之介「俺を..........騙したなぁ....................」

言峰「騙す?それぐらい、いい大人である君でも分かる話なんだが..........なぁ?」

 

ニタニタと笑いながら、衛宮切嗣と久宇舞弥の方を向く俺。

すると、俺の考えを悟ったのか

 

切嗣「あぁ、俺でも分かるぞ」

舞弥「私もです」

 

と、二人も悪趣味な笑顔を浮かべながら答えた。

 

龍之介「ちく..............しょう.......」

 

俺たちに対し、屈辱やら怒りやらで涙目になる龍之介。

しかし、今の龍之介はほぼサンドバッグのような状態なので、どうあがいても絶望しかないのだ。

 

摛正「ふむ..........では..........君は、自分の先祖に当たる人物が魔術もどきを行なっていたことは知っているか?」

龍之介「し、知らない!!だから」

摛正「そうか」

 

龍之介の答えを聞いた摛正パッパは、龍之介に対し、返事と同時に二度目の腹パンをした。

 

龍之介「ゴハッ」

 

摛正パッパの腹パンが原因で、また胃の中身を吐き出す龍之介。

その後も尋問は続いたのだが..........ダメージの蓄積が原因なのか、龍之介の意識がキャパオーバーしてしまい、結果的に龍之介はまた気絶してしまった。

 

摛正「あ、すまん。ついやり過ぎた」

言峰「いや、ヤツにとってはこれぐらいがちょうどいいと思う」

切嗣「なぁ...............君の父親はゴリラなのか?」

言峰「何を今更」




言峰「うーむ.......」
切嗣「おい、どうかしたのか?」
言峰「いや..........ここら辺に、感染したらイエス・ウィー・キャンって言うどこぞの大統領みたいなウイルスが落ちていないか探しているのだが..........」
切嗣「そんなウイルスが地球上にあるわけないだろ!!」
言峰「じゃあ、代わりにTウイルスを」
切嗣「Tウイルスなんか使ったら全世界が滅びるわ!!」
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