舞弥「言峰さん、どうかされたのですか?」
言峰「いや何、この前の店で抹茶フェアをやるらしくてな。それを知らせにこれを..........」
抹茶フェアのチラシを見せる言峰。
舞弥「な、何ですって!?」
言峰「ちょうど、私もこの店に行こうと思っているのだが..........どうかね?」
舞弥「い、行きます!!」
言峰「そうか(^^)」
雨生龍之介に対する制裁を始めてから10分後、ヤツは目を覚ました。
龍之介「..........う」
言峰「やぁ、よく眠れたか?」
龍之介「ちく..........しょう.................夢じゃ..........なかったのかよ.................」
既に摛正パッパの攻撃で、龍之介の精神と体がライフ1な状態になってしまったので、10分前のような態度を取ることはなかった。
しかし、幸いなのか不幸なのか、目覚めた龍之介の相手をするのは摛正パッパではない。
衛宮切嗣の右腕にして、子どもに関してはメチャクチャ重い過去持ちの女性.................そう、久宇舞弥である。
舞弥「初めまして、私は久宇舞弥。どうぞよろしくお願いします」
龍之介「.................」
舞弥「..........何ですか?その目は」
『え?女?』という顔の龍之介に対し、舞弥は汚物を見るような顔でそう言った。
そんな舞弥の様子に気がついた龍之介は
龍之介「あ、いや、ちが」
と、必死に否定するものの、
舞弥「そうか、そうですか、それがあなたの答えなのですね」
と、こんな感じで静かにキレてながら龍之介の股間を蹴った。
oh..........さすが久宇舞弥、男の急所を知ってるが故にそこを攻撃するとは.................でも、そこに痺れる!!憧れる!!
でもま、急所は急所なので当然ながら龍之介は悶絶した。
龍之介「ギャアアアアア!?」
舞弥「ふーん、所詮はあなたも人間なんですね」
龍之介「や、やめ」
舞弥「.................あのですね、それで私が止めるとでも思ったんですか?」
そんなことを言いながら、久宇舞弥は何やら準備をし始めた。
龍之介「お、おい?何を」
舞弥「少し黙っててください」
無表情ながらも、久宇舞弥はテキパキと雨生龍之介の口をタオルで塞いだ。
さすがは殺し屋の右腕。
テキパキと出来るってことは、こういうことに慣れてるってことだよな。
龍之介「ム〜!!」
この時、ようやく久宇舞弥が何かするつもりなんだと理解した龍之介の顔は真っ青になった。
が、時すでに遅し。
久宇舞弥は無表情で龍之介の服を破った。
てか力強いな!!
そして上半身裸になった龍之介にウヨウヨ動くナニカ..........いや、アレはナメクジだな。
舞弥「雨生龍之介、あなたは..........体に大量のナメクジを付けられたことはありますか?」
彼女のやろうとしていることを察したのか、龍之介は必死に体を動かそうとするが、両手が手枷で拘束されている+10分前のやつでライフ1の状態なため、逃げることすらできないのだ。
ふと、摛正パッパと衛宮切嗣の方を向くと.................メッチャドン引きしてた。
うん、分かるよ、やっぱ女性は強いよ。
舞弥「はい、行きますよ」
龍之介「ムー!!!!!!」
久宇舞弥によって、自身の体にナメクジが付けられたことで、思わず叫んでしまう龍之介。
が、その叫びは痛みが原因のものではなく、体を這うナメクジの気持ち悪さが原因の叫びだった。
............こっちもこっちですごいな。
龍之介「ムグー!!!!」
一匹、二匹、三匹..........ドンドン増えていくナメクジの気持ち悪さに、唯一動かせる両足をバタバタと動かす龍之介。
助けてくれ!!と、言わんばかりの顔で俺たちに訴えるが、俺たちは久宇舞弥の制裁にドン引きしつつも龍之介を助ける.................ということはしなかった。
舞弥「何をそんなに嫌がっているのですか?『たかがナメクジ』ですよ?」
龍之介「ムグゥ!?ムー!!ムー!!」
..........何でだろう、さっきまでの摛正パッパの制裁がまともに見えて来た。
あ、これはアレだ。
どっちかと言えば『精神的』な制裁だ。
舞弥「さて..........では、今の気分はどうですか」
相変わらずの無表情ながらも、手際良く龍之介の口を塞いでいたタオルを外した。
龍之介「プハッ..........最悪....だよ.................」
舞弥「最悪?まさか、今まで『幸せな家族』を殺してきたあなたがそんなことを思っていたなんて.................知りませんでした」
龍之介「そりゃあ..........俺だって..........人間....だからな..........」
舞弥「人間?あなたはどちらかと言えば..........害虫なのでは?」
そう言うと、再び龍之介の股間を蹴る舞弥。
龍之介「グギャァァァ!?」
本日二度目となる股間の激痛に耐えきれなかったのか、龍之介は再び気絶してしまった。
..........南無三。
切嗣「................言峰綺礼」
言峰「あぁ、分かっている」
摛正「うむ」
この時、俺たちはこう誓った。
.................久宇舞弥という存在を絶対に怒らせないようにしよう。
摛正「ところで..........その大量のナメクジはどこで手に入れたのかね?」
舞弥「..........秘密です」
摛正「ア、ハイ、ソウデスカ」