言峰綺礼(中身は転生者)の奮闘記   作:サクラモッチー

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言峰「父上、一週間の分の作り置きです」
摛正「いつもすまないな」
言峰「いえ、自分は好きでやっているだけですよ」
摛正「ソラはな、私の作ったハンバーグよりも、綺礼の作るハンバーグが大好物なんだ」
言峰「ハハハ、ならよかったです」
摛正「それにしても..........綺礼の料理の腕には驚かされるな。まさかパプリカを使ってケーキを作るとは..........」
言峰「あぁ、あれですか?あれはカレンが野菜を食べれるになればと思って考えたやつですけど..........」

摛正に野菜ケーキのレシピが書かれた紙を渡す言峰。

摛正「おぉ!!これはありがたい!!」


やーい、お前のマスターとりっぴい!!

うわぁ..........出たよ。

時計塔の魔術師にして、中の人がとりっぴいの人物。

その名もケイネス・エルメロイ・アーチボルト。

アニメで観た時もムカついたけど、リアルで声を聞いてもムカつくな。

そういや、ランサーのマスターだったっけ?

 

ケイネス『どうした?このケイネス・エルメロイ・アーチボルトに恐れ慄いたのか?』

 

二回も自分の名前を言っちゃったよ!!

あの人、恥ずかしくはないのか?

 

言峰「いや..........嫌味で自分を世界一カッコいいと思い込んでる阿呆がこの世に存在するのかと思っただけだ」

ケイネス『.................何だと?』

セイバー「言峰さん、それは思っていても言ってはダメなやつです」

「「え?そうなの(か)?」」

セイバー「そうですよ!!ていうか、奥方様も思ってたんですか!?」

アイリ「だって、急に出てきてエラソーに言ってるのよ、ムカつかないわけがないわ!!」

セイバー「そこはせめて心の中で言ってください!!」

ケイネス『..........この私が?嫌味で自分を世界一カッコいいと思っている阿呆だと?ふざけるのも大概にしろ!!』

 

あ、キレちゃった。

 

ケイネス『貴様!!監督役の息子のくせに、随分と好き勝手に言ってくれるなぁ!!』

言峰「事実だろう?」

ケイネス『..............どうやら、お前は死に急ぎたいらしいな、ランサー!!』

ランサー「..........主人よ、まさか!?」

ケイネス『令呪を持って命じる..........ランサーよ、言峰綺礼を』

言峰「出番だぞ、衛宮切嗣」

 

俺がそう言うのと同時に、どこからか銃声が鳴り響いた。

そして、それから数秒後に何かが地面にぶつかる鈍い音がした。

 

プルル..........プルル..........

 

言峰「ナイスタイミング..........さすがは魔術師殺しと言われるだけはあるな」

切嗣『あぁ、お前の合図のおかげだ』

言峰「それにしても..........こうも容易く挑発に乗るとは」

切嗣『恐らくは、自身の魔術礼装である月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)を過信しすぎていたんだろう..........現に、100%安全だと思い込んだ結果、あんな死に方をしたのだからな』

言峰「だな」

 

俺はそんな会話をした後、ケータイを切った。

 

言峰「アサシン、宝具を解除しろ」

アサシン「はーい♪」

 

俺の命令を聞いたアサシンは、すぐさま宝具を解除した。

すると、コンテナターミナルを覆っていた霧が晴れ、元のコンテナターミナルの姿へと戻った。

 

ランサー「すまない..........感謝する」

言峰「サーヴァントは使い魔..........だが、それ以前に頼れる相棒である存在だ。私は、そんなことも分からない阿呆に呆れただけだ」

ランサー「...............阿呆、か」

言峰「..........勘に触ったかな?」

ランサー「いえ..........ただ、セイバーのような誇り高い騎士と戦えたことが何よりも嬉しかっただけだ」

 

セイバーの方を向き、そう微笑むランサー。

 

セイバー「ランサー..........」

ランサー「セイバー..........お前の真名は?」

セイバー「..........ランスロット」

ランサー「ランスロット..........か、良い名だな」

セイバー「..........貴様の真名もな」

ランサー「ランスロット、最後にお前という騎士と戦えて..........よかった..........」

 

その言葉を言った後、ランサーは、誇り高き騎士ディルムッドは、光の粒子となって消滅するのだった。

 

セイバー「ランサー..........あなたもまた、騎士の名に恥じない騎士でした.................」

アイリ「セイバー.......」

 

国や仕える主人は違えど、同じく誇り高き騎士として戦ったディルムッドに対し、そう呟くセイバー。

やはり、騎士だからこそ共感できるところがあるのだろう。

俺は、セイバーの後ろ姿を見ながら、そう思うのだった。

 

アサシン「お母さん」

言峰「ん、何だ?」

アサシン「あのねあのね、さっき気づいたんだけど..........ライダーがこっちに向かって来てるの」

「「「!?」」」

 

あ!!しまった!!

ウェイバーとライダーの存在をすっかり忘れてたよ!!

てことは.................

 

ウェイバー「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

..........はい、予想通りウェイバーを(無理矢理)引き連れてライダーがやって来ました。

 

言峰「.................はぁ、やはりこうなったか」

ライダー「我が名は征服王イスカンダル!!セイバーとアサシンよ!!

貴様らの戦いはとても面白かったぞ!!どうだ?余の配下とならないか?」

セイバー「私にはマスターという主人がいます。それに..........私が仕える王は騎士王アルトリア・ペンドラゴンただ一人!!ですから、あなたに仕えることは出来ません」

アサシン「私たちも嫌だ。だって、ライダーの部下になったらお母さんと離れ離れになるんだもん」

ライダー「むぅ、そうか.................」

言峰「だが..........ここにやって来たサーヴァントは、お前だけではないだろう?」

ウェイバー「お前、何を言って」

 

その時、突然街頭の上に黄金の粒子が集まり..........一人のサーヴァントが現れた。

そう、慢心王であり英雄王であるサーヴァント。

アーチャー、ギルガメッシュだ。

.................リアルで見ると、何か厨二病感が半端ないな。




セイバー
真名は円卓の騎士の一人にして、ブリテン王国を滅ぼした元凶である騎士ランスロット。
バーサーカーの自分とは違って、ちゃんと自我はあり、王を裏切ったことを後悔している。
マスターである衛宮切嗣と共に、聖杯の破壊という目的のために戦うことになる。
パッパ会の中で唯一の反抗期体験者。
衛宮・言峰の陣営の中で衛宮切嗣の次にメンタルをやられている。

ランサー
真名はフィオナ騎士団の一番槍として知られる英雄、ディルムッド。
セイバーと同じく、女絡みで破滅した英雄で、騎士団としての誇りを持っている。
故に、マスターであるケイネスとはそりが合わなかったらしい。
しかし、それでもマスターのことは心配していた。
言峰と衛宮切嗣とのコンビネーションによって、マスターが倒された後、セイバーに感謝の言葉を伝えて消滅した。

ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
時計塔の教師にして、ロードエルメロイの名を持つ魔術師。
月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)という魔術礼装を使えるが、それを過信しすぎていたが故に、衛宮切嗣によって胸を狙撃され、
最終的には建物の屋根から落ちて死亡した。
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