言峰綺礼(中身は転生者)の奮闘記   作:サクラモッチー

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作者「ギルさんの紹介を忘れてた」

アーチャー
皆さんご存知慢心王ことギルガメッシュ。
本来の世界線では、言峰綺礼と共に暗躍するのだが..........何故かこの世界線では、妻と娘たちに捨てられてアル中化した時臣に召喚された挙句に、毎日電化製品を爆発させまくる時臣に頭を悩ませており、常に胃がストレスでやられてるんだとか。


自分の黒歴史を見るのって勇気がいるよね

あ、ありのままに数分前に起こったことを話すぜ!!

このコンテナターミナルに..........バーサーカーが、狂スロさんが現れたんだァァァァァァ!!!!!!

これにはセイバーも呆然としてたよ。

そりゃそうだ。

だって、目の前にいるのは自分の黒歴史みたいなものなのだから。

 

バーサーカー「グルル..........ガァァァァァ!!」

ウェイバー「何だアイツ!?全然ステータスが見えないぞ!!」

アイリ「言峰さん、あのサーヴァントって..........」

言峰「.................おそらく、間桐臓硯のサーヴァントだろうな」

アサシン「間桐臓硯って..........雁夜おじさんのお父さん?」

 

あのクソジジイめ!!

やっぱり狂スロを召喚してたのか!!

この人でなし!!

あ、人じゃないか。

じゃあ、この蟲でなし!!

 

プルル..........

 

言峰「受信料は払わないぞ」

切嗣『僕はN○K側の人間じゃねぇよ!!』

言峰「何だ、お前か」

切嗣『お前か、じゃねぇよ!!てか、何なんだあのサーヴァントは!?クラスはバーサーカーなのは分かるが..........ステータスが全く分からない!!』

言峰「..........十中八九、バーサーカーの宝具が原因だろうな」

切嗣「..........どういう意味だ?」

言峰「..........かつて、湖の騎士ランスロットは他人に扮して数々の武勲を挙げた。このことがどう意味するのかはお前も分かるはずだ」

切嗣『.................まさか!?』

言峰「その()()()だ。と言うか、これはルール的にはアリなのか?」

切嗣『.................多分、アリだと思う』

言峰「.................そうか」

 

プツッ

 

ウェイバー「おい!!お前はあのサーヴァントの正体を知っているのか!?」

言峰「..........おそらく、バーサーカーの正体は円卓の騎士ランスロットだろう」

ウェイバー「ランスロット..........そうか!!ランスロットには他人に成り代わった逸話がある!!だから!!」

ライダー「ステータスが見えなかったというわけか」

 

その時、バーサーカーは近くにあった鉄パイプを手に取ると.................鉄パイプは禍々しい模様に変化した。

あー、やっぱこうなりますか。

 

言峰「..........やはり、手にしたものを宝具化する能力を持っていたか」

ウェイバー「はぁ!?チート過ぎるにも程があるだろ!!」

バーサーカー「ガァァァァァ!!」

 

突然、バーサーカーは咆哮を上げると..........アイリに攻撃しようとした。

 

アイリ「セイバー!!」

セイバー「はい!!」

 

セイバーの剣..........アロンダイトを使って、バーサーカーの攻撃からアイリを守るセイバー。

しかし、それで攻撃が終わるということはなく.................バーサーカーは連続攻撃をした。

普通のバーサーカークラスのサーヴァントの場合、セイバーであるランスロットなら普通に倒せるのだが..........何せ相手は発狂した自分自身。

そのため、ほぼ互角の戦いを繰り広げていた。

 

ウェイバー「何だあのセイバー!?どうしてバーサーカーと対等に戦うことが出来るんだ!?」

ライダー「ふむ..........そういえば、奴はさっきアルトリアなんちゃらに仕える騎士だと言っていたが..........それに関係しているのか?」

ウェイバー「..........そうか!!セイバーの正体は円卓の騎士!!だから!!」

アーチャー「対等に戦えて当然というわけか」

 

あっぶね〜、危うく真名がバレるところだった.........。

でも、バーサーカーの正体がランスロットだって分かった時点で、セイバーの真名がバレることがなくてよかったよ、うん。

だって普通に考えて、同じ人物が二人もいるとは思わないからね。 

 

セイバー「ハァッ!!」

バーサーカー「グルルッ!?」

 

そうこうしているうちに、セイバーがバーサーカーの宝具化した鉄パイプを、バーサーカーの手元から離すことに成功した。

 

バーサーカー「グルルル..........」

セイバー「ここまでだ..........()()()()()()よ」

 

バーサーカーを見つめるセイバーの目は、どことなく悲しげな目をしていた。

すると、分が悪いと老害が判断したのか、バーサーカーは闇の中に沈むのだった。

 

セイバー「.................」

アイリ「セイバー..........」

 

セイバーの真名を知るアイリは、狂ってしまった自分と戦ったセイバーにどう声をかければいいのか分からず、ただただ立ち尽くしていた。

一方のウェイバー陣営は、さっきの戦いを見て興奮したライダーをウェイバーが落ち着かせようとしていた。

まぁ、あんな戦いを見たら興奮するよね。

アーチャーに至っては、面白いものを見たという反応だった。

相変わらずだな、あの王様は.................。

 

言峰「さてと.......では、そろそろ帰るか」

アサシン「うん♪」

アイリ「えぇ!!」

セイバー「.................分かりました」

ウェイバー「お、おい!!何で帰るんだよ!!」

 

帰ろうとする俺たちに対して、食ってかかるウェイバー。

 

言峰「何だね?」

ウェイバー「何で帰るんだよ!!戦いはまだこれからだろ!!」

言峰「そろそろ夜が明ける。夜が明けたら明けたで、我々としては色々と面倒なことが起きるのではないか?」

ウェイバー「あ..........」

 

どうやら、ウェイバーは納得したらしい。

 

言峰「そういうわけだ。お前たちも帰るがいい」

ライダー「だな。よし、帰るぞ坊主!!」 

アーチャー「フン、つまらん幕引きだな」

アサシン「バイバーイ!!」

 

こうして、コンテナターミナルの戦いは終わったのだった。

それから1時間後、俺たちの元に間桐雁夜が葵さんに結婚指輪をプレゼントした話と、葵さんのお腹の中に間桐雁夜との赤ちゃんがいることが知らされるのだった。




バーサーカー
真名は、発狂してしまった円卓の騎士ランスロット。
間桐雁夜が参戦しなかったため、間桐臓硯によって召喚された。
間桐臓硯の命令には忠実だが、言峰綺礼と間桐雁夜の嫌がらせによって、大量に送られてきたシュールストレミングを主共々泣きながら食べているとか。
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