言峰「えぇ、娘もまだ四歳ですし、それに一人でお留守番ができるかどうか..........」
摛正「..........綺礼」
言峰「はい、なんでしょうか?」
摛正「何故、それを早く言わないのだ!!」
言峰「へ?」
カレンを引き取ってから数日が経ち、俺は、無事に育休を取ることができた。
この頃は、まだ男が育休を取るのは珍しかったらしく、同僚たちから
『え!?お前育休を取るのか!?マジで!?』
てな感じな反応になる人が多かった。
まぁ、愛娘ためだからね、仕方ないね。
幸いなことに、俺の職場こと、第八秘匿会の人たちが、色々とオモチャを譲ってくれるおかげで、カレンは毎日楽しそうにオモチャで遊んでいる。
言峰「カレン、今日の夜ご飯はパパ特製のハチミツたっぷりカレーだ」
カレン「やったぁ!!カレン、パパのカレーだいすき!!」
言峰「そうかそうか(^^)」
いや〜、やっぱり可愛いなぁ..........。
本当に育休を取ってよかったよ
カレン「ねぇパパ」
言峰「何だい?」
カレン「マーボードーフっておいしいの?」
言峰「美味しいよ、でもまだカレンには早すぎる。大人になったら一緒に食べようか」
カレン「うん!!」
..........もう一度言おう、可愛い!!
☆☆☆
カレン「おいし〜」
言峰「(^^)」
美味しそうにカレー(甘口)を食べるカレン。
あぁ、これだけでも本当に癒しだわ。
カレン「あ!!うさぎちゃんのかたちをしたニンジンがある!!」
言峰「お、いいのを見つけたな」
カレン「えへへ〜」
そうそう、俺が育休を取ったのは、もう一つのとある目的があるからだ。
もう一つの目的が一体何なのかって?
ズバリ、遠坂時臣との決別だ!!
そもそも、遠坂時臣は家の発展のためなら、自分の娘である桜ちゃんをあのR18禁老害に渡す男。
しかも、それが原因で桜ちゃんは闇堕ちするというおまけ付き。
そんな男と師弟関係を続けられるとでも?
答えはNOだ。
それにぶっちゃけた話、決別した方が俺個人で動きやすいってのもあるからな。
カレン「パパ?」
言峰「あ、すまない。つい考え事をしていたのだ」
カレン「ふーん」
☆☆☆
カレン「スヤァ..........」
さてと、カレンが寝ているうちに
アレ、というものは、いわゆる聖遺物と呼ばれるものだ。
何で俺がそんなものを持っているのかって?
..........そこは企業秘密ってやつだよ。
言峰「ほぅ、これは.......」
箱を開けると、そこにあったのは.................銀色のナイフだった。
添えられていた手紙によれば、そのナイフはあの伝説の殺人鬼..........ジャック・ザ・リッパーが使用したとされるものらしく、ロンドンのとある屋敷から見つかったらしい。
言峰「..........これは中々いい聖遺物かもしれないな」
仮に..........この触媒で
俺は、そう思いながら、俺は日本行きのチケットを取る準備をするのだった。
そういや、遠坂時臣ってケータイやら電化製品やらが使えないんだっけ?
..........後で葵さんのケータイに連絡しようかな。
今回は割と短めになってしまった。