カレン「わたしカレン、アサシンはパパのともだち?」
アサシン「ううん、お母さんはお母さんだよ」
カレン「..........パパって、おんなのこなの?」
言峰「いや違うからね!!」
ここはアインツベルン城にある衛宮切嗣の部屋。
ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルン..........もといアハト爺.......もとい老害その②に盗聴されるのもアレなので、この部屋にしたのだ。
ま、話の内容が内容だしね。
ちなみにカレンは、衛宮切嗣とアイリの愛娘ことイリヤスフィール・フォン・アインツベルンと一緒に遊んでいて、アサシンは念のために霊体化してもらっている。
切嗣「それで..........何故聖堂教会に所属しているあなたがここに?」
言峰「衛宮切嗣、そしてアイリスフィール・フォン・アインツベルン。君たちは第三次聖杯戦争でアインツベルン側が召喚したサーヴァントを知っているか?」
切嗣「あぁ、知っている」
アイリ「確か、アヴェンジャークラスのサーヴァントだったはず.......」
言峰「そう、そしてアヴェンジャーは聖杯戦争が始まって早々に敗退し、聖杯によって彼の魂を回収された..........その魂が悪そのものだと知らずにな」
アイリ「..........どういうこと?」
言峰「アヴェンジャーの真名はアンリマユ..........かつて一方的に『悪』を押し付けられた一般人の成れの果て、故にアヴェンジャーは早々に敗退したというわけだ」
切嗣「なるほど、一般人だからこそ戦闘能力自体が無かったということか」
俺の話に納得した様子の衛宮切嗣とアイリ。
言峰「だが、彼には人々から押し付けられた呪いがあった。その呪いが原因で聖杯は汚染され、どんな願いも最悪な形で叶えてしまう道具となり、そしてその聖杯をかけて三年後に聖杯戦争が行われる..........聖杯が汚染されているとも知らずにな」
切嗣「そん..........な」
アイリ「嘘..........」
想像を絶する衝撃の事実に、衛宮切嗣とアイリはただただ呆然とするしかなかった。
そりゃそうだろう。
何せ、冬木の聖杯が汚染された原因はこのアインツベルン家なのだから。
切嗣「その話は..........本当なのか?」
信じられない、という顔で尋ねる衛宮切嗣。
言峰「少なくとも.....今の聖杯では君が世界平和を願ったところでバッドエンドにそのまま直行するのは確実だろう」
切嗣「.................」
アイリ「..........」
言峰「さて、ここからが本題なのだが..........私は聖杯を破壊するために聖杯戦争へ参加することした」
「「!?」」
言峰「そして衛宮切嗣、アイリスフィール・フォン・アインツベルン.................今ここに私は来た理由はたった一つ、聖杯を破壊する協力者として同盟を結びに来たのだ」
アイリ「同..........盟?」
切嗣「聖杯を..........破壊?」
言峰「正確には大聖杯の方を破壊するがな」
俺がそう言うと、衛宮切嗣とアイリは顔を見合わせた。
ま、俺の話を信じられないところもあるだろうし、仕方ないよな。
言峰「娘さんのことなら心配しなくてもよろしいですよ、私の知り合いに信頼できる人がいるのでね」
アイリ「本当!!」
切嗣「アイリ!?まさかこの話に乗るつもりじゃあ」
アイリ「当たり前よ!!だって..........だって..........もしも、誰かが聖杯を使ったらあなたやイリヤが死んでしまうのよ!!」
切嗣「アイリ..........」
アイリ「だから.......私は言峰さんのことを信じることにするわ」
切嗣「..........分かった、とりあえずお前のことは信じることにする。だが、もしも妙なことをした場合は容赦なく殺すからな」
こうして、俺は衛宮切嗣、そしてアイリスフィールと無事に同盟を結んだのだった。
切嗣「ところで..........それは?」
言峰「円卓の騎士が使用していた円卓のカケラ」
切嗣「..........え?」
☆☆☆
オッス!!オラ言峰綺礼!!
アインツベルン城に聖遺物を持って来たら、何故か衛宮切嗣がぶっ倒れてしまった。
解せぬ。
切嗣「お、お前なぁ.................」
言峰「別にそんなに驚くことでもないだろう?」
切嗣「驚くわ!!」
アイリ「すごいわ..........一体、こんなものをどうやって」
言峰「何、第八秘匿会からパクっただけだ」
切嗣「職場からパクって来たのかよ!!」
アイリ「でも、これならセイバークラスのサーヴァントを召喚できるかもしれないわ」
切嗣「そ、そうだけど..........」
言峰「それでは、早速やりましょう」
切嗣「..........もう疲れたよ、パトラッシュ」
言峰「何を今更言っているのかね?さっさとあのクソジジイの見つからない場所で召喚すればいい話じゃないか」
切嗣「..........お前が原因だからな」
かくして数分後..........。
切嗣「.......」
アイリ「.......」
言峰「.......」
セイバー「.......」
うん、円卓のカケラだから円卓の騎士が来るとは思ってたけど..........。
アルトリアじゃなくてランスロット【剣】が出てくるんかい!!
衛宮切嗣
Fate/Zeroの主人公。
魔術師殺しと恐れられてはいるが、中身は
言峰とは共闘ルートを選択したものの、共闘相手である言峰が起こす
が、後になんだかんだでいい相棒になるんだとか。
アイリスフィール・フォン・アインツベルン
ご存知
言峰に対してストレスでやられまくりな夫とは違い、言峰に対しては
『夫のベストフレンド』
的な扱いをしている。
が、世間知らずであるが故に、夫である衛宮切嗣と言峰にガチで心配されている。
近々、そんな彼女のために言峰が料理教室を行うらしい。