「つかれた~~」
そんな声が聞こえたのと同時に背中に重みを感じる。
「お疲れ様です。ぼたんさん、それにしても音を立てずに入って来るのだけは止めてくれませんか?」
「え~~だってキミが驚く顔が面白いんだもん」
「音もせずに入って急に寄り掛かられると…え、だれって一瞬思ってしまいますから。その驚きだけでも寿命が1日ぐらい減ってしまいます」
「…面白いから止めないよ」
「そ、そうですか…。それにしても今日も夜遅くまで仕事だったんですね。ご飯は食べますか?」
「今日は大丈夫かな…。それよりもキミといたい」
「………///」
僕が何も話さないのを疑問に思ったのか、ぼたんさんは急に僕の肌を触った。
「あれ…顔があったかい。もしかして恥ずかしがってるの」
「…はい。急にそういうことを言われると……」
「やっぱりキミは可愛いね」
耳元でそんなことを呟いて来るので再度、顔があつくなっている。ぼたんさんに遊ばれていると思うのは僕の気のせいかな。
「つ、つかれているなら肩もみでもしましょうか!!!」
どうにかぼたんさんのペースに飲まれないように僕は提案した。
「う~~ん、いいよ。だってキミと一緒に居るだけで私の疲れは取れるから。キミが私の癒し。近くに居てくれるだけで今日の疲れが吹き飛ぶしさ」
「……ほ、ほんとにぼたんさんは……」
「正直に言っているだけだよ。本当にキミは私の癒しなんだよ。だからキミが近くに居てくれれば私はこれからも頑張れる気がするんだ。どんな辛いことがあったとしても…キミが側に居れば全てやり遂げられる気がする」
「…僕はそんな大した人間ではないですよ。ただ、ぼたんさんに拾ってもらった人間ですよ」
「そんなことない。キミは自分のことを過小評価している。少なくとも私はキミに救われている。キミが居なかったら私は今も頑張れてたか分からない。どんな辛いことでも帰ればキミがいると思えるから頑張れるの」
「そう言ってもらえるだけで嬉しいですよ」
「…本当ことだから」
本当にぼたんさんはこういうことを普通に言えるからモテるんだろう。自分の考えていることや思っていることを口にするのはとても難しい。でもそれが出来るのはぼたんさんなんでしょうね。
「絶対にキミのこと離さないからね。私はキミさえ居れば幸せなんだ。今は毎日がとても充実しているってかんじれる。大切な仲間に囲まれて、キミが私の近くに居てくれる。だからこれからも私のことを支えてくれ」
「わかっていますよ…」
続きを書いて欲しい話がある?
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ある
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ない