ホロメン×オリ主   作:主義

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白銀ノエルと少年くん

白銀聖騎士団の団長こと白銀ノエルは強い。実力は折り紙付き、容姿端麗、それでもって性格も戦闘には向かない優しい性格。この三つがあって白銀ノエルは白銀聖騎士団での信頼も厚い。

 

 

その白銀聖騎士団も実力者の集まりで一癖も二癖もあるような人たちの集まり。団結力が強く、仲間のことを誰よりも信頼している。団長である、白銀ノエルの性格も相まって白銀聖騎士団はこんな風になったのだろう。

 

 

そしてそんな白銀聖騎士団の門を叩いた者がいた。その者は見るからにひ弱で剣もまともに使えないような感じだ。

 

――――――――――

 

「本当にいいの?」

 

 

「はい!!僕は自分を変えたいんです。もっとたくましい男になりたいんです!!そしてたくましい男になってあの子に告白したんだ」

 

 

「…そ、そうなんだ…」

 

団長の第一印象は欲望に忠実な子だった。でも、自分が好きな子の理想の姿になろうとする純粋なところもある。色々と迷ったものの少年くんを迎え入れることにした。

 

そしてそれから少年くんはどんどん成長していく。伸びしろしかないのもあるんだけど、少年くんの努力のたまもの。毎日朝から頑張ってトレーニングし続けている。そのひたむきな努力は多くの者を夢中にさせる力を持っている。

 

それを団長も痛感させられている。だって少年から目を離せなくなっていったんだから。

 

「頑張っているね、少年くん」

 

 

「あ、はい!僕はまだ全然強くないので今はトレーニングをしていくしかないんです!でも、いつか団長の右腕になって見せます!」

 

純粋な目でそう宣言する、少年くんの姿はとっても美しかった。いつも戦場に駆り出されているからか、こんな純粋な少年くんに惹かれてしまう。一つの目標のためにひたむきに頑張っているところ。

 

 

 

初めての戦場ではさすがに…怯えているのが隣に居て伝わってきた。初陣は誰でも恐怖で怯えるもの、逃げ出す者だっているのに少年くんは必至に震える足を落ち着かせようとしている。顔も恐怖に飲まれそうな顔をしながらも戦おうとしている。

 

そしていつからか…団長は少年くんのことを一人の男性として好意を抱くようになっていった。頑張って努力をしている、少年くん。

 

それでも団長は我慢していた。だって少年は自分の好きな人に告白するために頑張って強くなっている。その純粋な想いを邪魔することはしたくないし。

 

でも、そんな団長の想いを知らずに少年くんはいつも団長に笑いかけてくれる。その笑顔を見るだけで全ての疲れが吹き飛ばされるような効果がある。いつかは少年くんも一人前になって白銀聖騎士団を出る時が来る。その時に団長は笑顔で送り出せるだろうか。

 

 

 

 

そして私の想いが…

 

 

「ご、ごめんね、急に呼び出して」

 

 

「大丈夫ですよ。団長からのお呼び出しとあれば、どんな事情があったとしても絶対に掛け着きますので」

 

 

「ありがとね、ほら、そんなところに立ってないでここに座ってよ」

 

そして私は少年をベッドに座るように促した。普通であれば警戒するものだけど、少年は私に対して絶対的な信頼を寄せている。それに少年くんは疑うことを知らない。

 

 

「あ、はい」

 

 

「そういえば、少年くんは白銀聖騎士団に入った理由を覚えてる?」

 

 

「はい。覚えてますよ。たくましい男になってあの子に告白することです」

 

 

「まだその気持ちは変わってない?」

 

 

「はい。変わっていません」

 

本当にまっすぐで純粋。一つの目標のためにずっと突き進んでいる。

 

「そっか……先に少年くんに言っておかなければならないことがあるの」

 

 

「言っておかなければいけないこと?」

 

 

「ごめんね…」

 

言うのと同時に私は少年くんを押し倒した。少年くんは何で自分が押し倒されたのか本当に分かっていない様子だ。

 

「え、どういうこと…!?」

 

 

「私は少年くんのことをずっと見てました。少年くんが成長していく様子を一番近くで見た。そんな様子に私は少しずつ少年くんに惹かれていったんだよ。少年くんは知らないよね。少年くんに好きな人がいるのは知っていますが、それでも私は少年くんのことを好きになってしまったんです。それでも諦めようとしても諦めきれなかった。だからこれからすることをとても酷いこと。少年くんの心を踏みにじって私は自分の欲を満たそうとしているんだもん。本当にごめんなさい」

 

 

そしてその後、少年くんは抵抗するも空しく……団長によって絞りつくされたのだった。

 

 

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