先輩のことを見ていいのはスバルだけなの。先輩はスバルのもの。
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スバルには付き合っている人がいる。そして同棲し始めて…1年近く。
先輩が他の女の子と連絡をしているだけでも…スバルは嫉妬ちゃう。それがスバルの友達でも同じで…彼と連絡を取っていいのはスバルだけ。先輩はスバルだけのもの。
先輩と同棲をするようになって…スバルってこんなに独占欲が強いんだと教えられた。もっと自分って彼氏に対してかなり放牧的な感じで最終的にスバルのところに帰ってきてくれればいいみたいな考え方だった。でも、いざ同棲し始めるとそれはどうしても我慢ならない。
少しでも先輩の目がスバル以外の女の子に注がれていると思うと本当に嫌だ。スバルだけをずっと見ていて欲しい。
今は2人で一緒にテレビを見る。こんな普通の日常がとっても幸せ。スバルの隣に先輩が居てくれて一緒に1つのことを共有できている。
隣に視線を向けると先輩の横顔があるというだけでも…スバルは嬉しい。そして嬉しさを感じるのと同時にスバルは…申し訳ない気持ちもある。
そしてそれが言葉となって漏れてしまった。
「ねぇ…こんなめんどくさくてごめんなさい」
「え…」
「…スバルってかなり面倒くさいよね。先輩をかなり束縛しちゃっていると思うし、スバルってかなり我儘な問もあるし」
「どうしたの?急に」
「なんか…いつも思っちゃうの。今がとっても幸せだからさ、もし、この幸せが壊れちゃったらって…」
幸せ過ぎて不安になる。その幸せが全て壊れた時に…スバルはたぶん、平常心を保てない。だって先輩に依存しちゃっているし、もう後戻りはできなくらいに好きになっちゃってるし。
そんなことを思っていると急に先輩はスバルの頭に手を載せて撫でてくれた。
「大丈夫ですよ。僕はスバルのことを面倒くさいと思ったことはないので。確かに束縛している感じはあるけど、それも愛だと思ってるよ。束縛したいと思ってくれているぐらいに僕のことを好きって思ってくれているって」
「…そ、そっか………///」
「だから、スバルは安心していいよ」
本当に先輩は優しい。ここまで優し過ぎるんだよね。どんなことでもポジティブに捉えるし、困っている人がほっとけないような性格をしている。
「じゃあ…これからもスバルは先輩のことを束縛する!」
「い、いや別にそれは張り切らなくてもいいんじゃないかな。無理矢理、束縛しなくてもいいし」
「ううん、スバルはとっても抑えてたの。本当はもっと先輩をスバルだけものにしたいの。だけど、先輩に嫌われちゃうと思って少しセーブしていたの。でも…もうセーブしない」
その日から…スバルはやっと先輩のことを本当の意味で束縛した。
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