「トワのこと撫でて」
「わかりました」
唯一…この人にだけは気を許せる。トワがトワらしくいられる。どんなトワも受け入れてくれて、どんな時でも優しい言葉を掛けてトワを応援してくれている人。本当に心強くて……頼りになる。
「もっと強く撫でてよぉ~」
「はいはい…分かりましたよ」
キミは少し力を入れたけど、やっぱりトワに遠慮しているのか、それほど強い力じゃない。
「もっと~~」
「で、でも、髪がボサボサになっちゃうと思いますよ」
「それでもいいよ~」
「本当にいいですか?」
キミはトワの髪をボサボサすることにかなり戸惑っているのか、確認してくる。でも、トワとしては早く撫でて欲しい。
「いいから早く!」
「あ、はい」
さっきよりも圧倒的に強い力でトワの髪を撫でてくれた。普通の女子なら嫌かもしれないけど、トワとしてはキミを感じれるからいい。心地よく撫でてくれるのもトワとしては嬉しい。でも、それ以上にトワはキミに乱暴される方が近くに感じれるから好きなんだよね。
「本当にこれでいいんですか?かなりボサボサになっちゃいましたけど」
「いいの。トワはキミのことを好きだからね」
「それって理由になっていますか?」
「…理由なんてどうでもいいの!!トワがキミのことを好きだから何をされてもいい!」
唯一、トワが何をされたとしても良いと思うのはキミだけ。キミにやられるならどんなことでも…トワは許せる。自分でも盲目になり始めているのは分かっているけど、それぐらいにトワはキミのことが大好き。
「なにをされても?」
「うん!!」
「じゃあ、今からトワさんのことを襲っても怒らないんですか?」
「怒らないよ。トワはキミになら体を許してもいいよ」
キミは…え、まじみたいな顔をしているけど、トワは本気。トワはキミに全てを捧げるって決めてる。キミのトワに対しての想いはそこまでじゃないかもしれない。それでも、トワはいい。トワがキミを愛していることには変わりないから。
「…もうちょっと自分を大切にしてください」
「大切にしてるよ。別にトワだって誰にでも体を許すような人じゃないし。キミだからいいの。キミじゃなきゃ死んでも嫌だよ」
「そこまで信用してくれているのは有難いですけど…ちょっと僕を信用し過ぎじゃないですか?」
「…トワが世界で一番大好きな人だから。それにトワはキミを信用しているんじゃなくて……愛しているの。どんなことをされたとしても…トワはキミを許せる。もし、キミが世界中を敵に回すような犯罪者でも…トワのことをごみのように捨てたとしてもトワはキミのことを愛せるよ」
この愛は決して歪んでいない。これはトワなりの愛情。
「…そ、そうですか…」
「うん。絶対に愛せるよ」
トワは死ぬまでキミを愛する。これだけはどんなことがあっても変わらない事実。
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