汽車で先生と話す生徒の話。

あらすじ短くてごめんなさい下手なんです!

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貴方から見て

[1]

 

「今日の私は貴方から見てどう見えます。」

 

恐れを律しながら彼の言葉に合わせて唱えます。

「大変、痛み入ります、」と明らかに喉を詰まらせた私に 先生は、言ってくださる。

「だけれどね私は悲しくなんてないんだよ。

何故かといえばね、視野が広くなるには一度狭くならなければもともと備わっているものを認識せずしてこの人生を終えてしまうじゃないか。」

 

 先生の視点は未だに外を見据え、そして確かに拘りを帯びていた。

私はまた緊張しがちの足と足が擦れないように手をなるべく手をスカートに染み込ませつつ聞く。

 

「それは、私たちにとっては立派に苦しいことだ。」と窓枠に 先生が自身の手先を軽くかけてみるので、

私は 先生がどこかに行ってしまうんじゃないか?と突然の喪失感やら焦燥感に襲われ

 先生の隣の席に、向かいの席から移って見せた。

ずっと 先生を見てきた私にはわかる、 先生は今悲しんでいらっしゃる。そのどうしようもできない感情の消化方法を 先生なりの棚を見つけては引き出しにしまおうと必死に私に隠していらっしゃる。

だがその行為は隠すというよりしたためるに近いようにも感じる、私に理解できないようにわざと自身の苦しみを浸た隠しにし私を綺麗なままでいさせてくれている 先生のお姿に私は感傷を煎じた。

 

「だけれどね、私は一つだけ誰がこれをやったって許せないことがある

 

それは、無下に罪のない人を傷つける行為、

 

または裏切りだよ。」

 

その単語は私が幼き頃よりききいできた類で自身には経験不足で。

 先生の発したその言葉の本来の重さを、今の私には解釈が追い付かずただ 先生の隣で聞き分けのいい子供を演じる他なかった。だが 先生にはそれがお見通しだったようで私の幼き嘘を見抜き、

 

「わからないことは私に聞けばよいのです、

誰かを気遣えるほどあなたは大人にも成れていないでしょう。」

と優しく叱るのです。

 

その声に言葉に感化されたのか、人知れずつぶやくのです

「人は誰かを傷つけないと生きていけない動物なのでしょうか?」

その時の私の顔といえば、本当に 先生以外には見せれないような怖いのか焦りなのか、

生き急いでいるのか。だが今私に分かることといえば、 先生に寄りかかって甘えているという事だけ。

そんな審議に満ちた表情の私に 先生は液考を差す。

「今日の私を貴方から見てどう見えます。」

 

「今日の私を貴方から見てどう見えます。」

 

私は浅はかな嘘を諦め に姿勢を向け、私らしさを求め

「 先生は間違っています。」と反議する。

すると、 は「はて?それはなぜですか。」 頭は私とは反対側に少々傾けつつ視線を合わせてくださいます。

その 先生の行動の重さを未知を私なりに受け入れ言葉を続けます、

「悲しいときは素直に泣いて欲しいのです、じゃないと私が」

私が

「泣いてしまうのではないのでしょうか、」と新鮮なる流眼が頬の裾を掠ります。

 

 先生は目を私以外のどこにも揺るがずに今だけ私のものになってくださる。

「綺麗な心はいつしか心無い人に汚されてしまいます。

なのでせめて私以外の前では、、まだ心配どころですね。」

とやんわり頭上に手が視界の端に写ります。

 

 先生の視線が私以外のこの列車の天井に吸い寄せられ。

「私が泣かないのは強がりややさしさではなく、

自分が、私自身が悲しみという安直な感情ごときに侵害されたくないだけなのです。」

 

と、先までじんわり温かかった 先生の手が私の頭上に残り火をへて運ばれた手はそっと 先生自身の膝に返されます。

 先生の視線はまた物悲しそうに外を見据えた。

 

 

そろそろ目的地に着く気もしたが私は眠気に負けすっと 先生に体を預けた。

( 先生は乗り越えようとして苦しんでいらっしゃるのだろう、)と推察も添えて。




ここまで読んで頂き有難うございました。

人生を彩れたら幸いです。

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