東方帽子屋   作:納豆チーズV

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三.愛憎に囚われた朽ちし命

 二ヶ月。さとりを初めて地上に連れて行った日はお盆が近かったという時期だったので、そこからそれだけの時が過ぎ去れば当然ながら夏もとっくに終わり、季節は秋に突入している。

 あれから何度もさとりを地上に連れ出し、彼女もそろそろ地上の空気に慣れたと言っていた。次回はいよいよ博麗神社にでも足を運び、霊夢辺りに会わせようかと計画している。もちろん俺の能力で心を読めない状態にしていることが前提だ。

 ほどほどの肌寒さを誘う風が吹き、月夜の光のもとに木枯らしが舞った。見上げれば、数日前に満月を迎えたゆえに欠けていく月が点在する星々とともに輝きを放っている。

 ローブを纏い、しかしフードはかぶらないまま人間化魔法を使用して人間の里を歩いていた。夜は比較的妖怪が多い時間帯なので、周りから完全な人間に見えてしまう仕組みが施された狐の仮面はつけていない。俺の見た目は一〇歳がいいところの幼い少女なので、ただの人間のままで見られるようにしていた方が逆に注目されてしまう。

 人間化魔法を習得してからはもっぱら昼間に里を訪れていたので、こうして歩くのはほんの少しだけ懐かしい気を覚えなくもない。妖気を察することができる一部の人間や妖怪が俺を一瞥するだけでまったく注目してこないところが、悪魔としてずいぶんと怖がられていた頃と違っていたが。

 

「……やっぱり変ですね」

 

 くんくんと鼻を動かし、再確認するように呟いてみる。

 実は、夜中に人間の里を訪れるのは、最近ではこれが初めてではない。前回の満月の日が過ぎ去ってすぐ次の日に一度足を運んでおり、その時に覚えた違和感が拭えなかったからこそ後日である今日もわざわざ同じような時間帯に出向いていた。

 匂いがする。冬よりも冷たく、暗闇よりも不気味で、どこかおぞましささえ感じさせる嫌な匂いが。

 

「でも、どこかで……」

 

 これよりも気味悪さはずいぶんと下がるものの、いつかこれと似た匂いを嗅いだことがあるような気がする。それも一度ではなく、何度も、数え切れないくらい。

 その正体を掴みたい。そうやって一度気にしてしまったら止められなかった。謎を突き止めたいという思いが常に胸の内に燻ぶり、こうして里の道で立ち尽くして必死に頭を働かせている。

 ……とは言え、どうやって探したらいいものか。

 手がかりは匂いのみ。吸血鬼と言えど鼻の効きは犬などの動物や妖獣には劣るし、これを頼りに正体へたどりつくのは不可能に近い。猫化魔法は……個人的にあまり使いたくないし、犬ほど鼻に特化していない猫では、変化しても結局は無駄骨な気がする。

 本当にどうしたらいいのだろう。試しに夜だから影の魔法でも使って、影の動きから情報を読み取ってみる? ……ダメだ。周囲の地形、どこに人がいるか等は把握できても、異常な点は見当たらない。

 他に探索や謎探しに使える魔法は習得していないし、あったとしても、匂いだけが手がかりでは意味を為さないだろう。こうして思考していくと結局は人里を歩き回ってくるくらいしか手がなくなってくる。

 

「なにか、お困りでしょうか?」

「え?」

 

 不意に背後から声をかけられ、振り返ると、そこに一人の女性が立っている。背は高く、目立たない色合いの着物を身につけ、どこか優雅さを感じさせる佇まいだった。

 気配をまったく感じなかったからこそ、戸惑いの声を上げてしまった。こうして対面してみればハッキリと存在を認識できるのだが、後ろを取られるまでは存在をまったくわからなかったのだ。

 

「ああ、すみません。申しおくれました。私、後神(うしろがみ)という妖怪でございます。勝手に背後に立ってしまってすみません。ちょっとクセなものでして」

 

 後神――あまり詳しくは知らないが、確か、人の後ろ髪を引く妖怪だったか。名前に神とついているのだが、神ではないのかもしれない。こうして相対している今、妖気は漂ってくるのに神力(じんりき)は感じ取れない。

 妖怪としての特徴で気配もなく背後を取れたのかも、なんて納得して、俺も小さく礼をして名乗り返した。

 

「ご丁寧にありがとうございます。私はレーツェルと言います。後ろに立たれたことは別に気にしてませんよ」

「そう言っていただけると安心です。それでこんな道の真ん中でなにかお困りの様子でしたが、どうかしましたか?」

 

 一瞬だけ悩むものの、そもそも俺一人ではどうしようもできなかったことだ。話すくらいならどうってことないだろう。

 

「なにかここ数日の夜中、人間の里で嫌な匂いがするんですよ。匂い、というか……気配とか雰囲気とか、そういうのも感じるんです。それの正体を探していて……」

「…………あなたもですか」

 

 も、という部分がしっかりと耳に届き、意識せずに目を見開いてしまった。

 後神が膝をつき、俺と目線を合わせてくる。

 

「もしもあなたがよければですが、私と一緒にその匂いのもとを探してみませんか?」

「いいんですか?」

「目的は同じなんですから、その方がいいでしょう。それに私にはこういうことに便利な能力があるのです。なのでもしかしたら、今夜中にでも見つけ出せるかもしれません」

 

 そんなことを言われたら頷かざるを得ない。「よろしくお願いします」と手を差し出すと、後神もそれを取ってくれた。

 後神が歩き出したので、小走りで近寄ってその隣について追従する。その時に後神の顔を見上げてみると、どこか遠くを見ているような、それでいて近くを捉えようとしているような、どこに目を向けているかわからないような目線をしていた。

 能力を発動しているのだろうか。さすがに千里眼でも手がかりがなさすぎて無理だろうから、匂いを見れるようにするとかか? なんらかのものの持ち主の場所を見つける力とか、現象を引き起こした犯人の居場所がわかる力とか。さすがにそれだとこの場面で都合がよすぎる力だからないとは思うけれど。

 後神は少しも迷おうとせず、ずんずんと足を進めていく。人里の外れの方に近づいていき、段々と通りすぎる人や妖怪が少なく、また人間の住居も少なくなっていった。

 

「……もしかして、里の外に?」

「かもしれませんね」

 

 匂いは確実に濃くなってきている。肩に力が入っていることは自覚していたが、緊張しているということは警戒していることと同義だ。落ちついていざと言う時に対応できないよりはよっぽどいい。

 やがて人の行き交いが完全になくなり、建物も畑も見当たらなくなる。このまま進めば人間の里という括りから抜け、かなり道に外れた位置から魔法の森に入ることになりそうだ。

 あまりに濃厚な気配が鼻だけでなく、全身で感じ取れるようになっていた。俺は吸血鬼だというのに肌寒さを覚え、思わずぶるりと体を震わせ、両手で反対側の二の腕を掴む。

 

「大丈夫ですか?」

「平気、ですよ。そちらはどうですか? この空気もそうですが、森には瘴気があります」

「問題ありません。私も妖怪ですし、深くまで立ち入らなければ精神をやられることもないでしょう」

 

 そうは言ってくれるものの、どうにも心配だ。後神という名の妖怪の噂はあまり聞かないし、力はあまり強くないのではないだろうか。もしもなにか異常が起こった時は俺がどうにかするようにしよう。そう心がけ、二人で魔法の森へと近づいていった。

 すでに匂いの正体を突き止めるための探索を始めてから一時間は経過しているだろう。向かう先が魔法の森の出入口とされる場所――香霖堂が建っている辺りからかなり離れているから、それだけの時が経ってしまっている。

 そうして、ついに魔法の森にたどりついた。太い幹を持つ木々が立ち並び、森の中は月の光さえ遮る木の葉の天井のせいで、結構な闇に包まれている。月光を人間にとっての太陽ほど明るく捉えることができる妖怪でも、ゆっくり歩かなければ、すぐ木にぶつかってしまいそうなほどだ。

 臆したか、ちょっと立ち止まってしまった俺を置いて、後神はどんどん魔法の森へと足を踏み入れていく。ここから先は危ない場所だ。見た目子ども、それも半分は人間の俺に「嫌ならついて来なくてもいい」と言外に告げているのかもしれない。

 ここで退き返す、あるいは待ってるという選択肢はなかった。すぐに追いかけて、俺も魔法の森に入っていく。

 

「……後神さん?」

 

 暗闇が深すぎて、見失ってしまった。返事はなく、とりあえず枝が踏まれて折れる音を頼りに追いかけていく。

 そうしてほんの数秒、あるいは十数秒。一か所だけ木の葉に覆われず、月明かりが差している開けた場所を見つけたので、後神がそこにいるかもしれないと思い、早足に進んだ。

 ――人の死体があった。

 

「え……?」

 

 目の前のそれに釘付けになる。最初は後神の死体だと勘違いしてしまったけれど、どうにもそうではないらしい。

 亡くなってから結構な時が経過しているのか、体が腐り、異臭を放っている。明らかに肉の量が不足しており、まるで食い散らかされたかのように――いや、実際そうなのだろう。乾いた血潮や変色した肉片が飛び散っていた。唯一どこの部位だったのかがわかるのが頭だ。口を大きく開け、脳を食われたのか上半分がごっそりなくなっている。

 母と父、義理の母だった眷属の女性の死にざまが頭に過ぎる。これと同じように無残に肉体を散らし、原型さえとどめていなくて――。

 

「ねぇ」

 

 背後から、声がした。振り返る暇もなく髪を引かれ、そのまま頭を地面に勢いよく押しつけられる。

 

「哀れでしょう? 無残でしょう? 可哀想だと思ったでしょう?」

「なっ、ん……!?」

「ちょうだい、ちょうだい、ちょうだい。チョウだいちょうダいチョウダイチョウダイちょうだいチョウダイチョウダイ。そノからダ、わタシにチョウだイ?」

 

 後神が俺の上で馬乗りになっていた。口の端を吊り上げて俺の首を絞めながら、力を持った呪詛を俺の耳元で囁く。

 月光に照らされているというのに、視界が真っ暗になりそうだった。意識は今にも途切れそうで、瞬く間に全身から力が抜けていく。

 妖怪は肉体が強い代わり、精神が非常に脆くできている。

 呪いに蝕まれていく心が泣き叫んでいた。今にも頭の中がぐちゃぐちゃになって、壊れてしまいそうだった。

 

「あ、ぁああああッ!」

 

 半ば反射的に口を大きく開き、喉を絞められているのも気にせずに思い切り喉を震わせて大量の魔力が乗った声を放った。

 過剰なまでの力が込められた空気の振動が後神に直撃し、すぐそばに転がる死体と同じようにその身が四散する。

 拘束から解放されたはいいが、つい数瞬前まで呪詛を吐かれていたせいで体の調子はすぐには戻らない。なんとか膝立ちになって、それからヨロヨロと立ち上がった。

 このままじゃマズい。早くこの場を去らないと。

 そう思考する俺を嘲笑うかのごとく、もはや匂いとすら呼べない濃厚な気の塊が目の前で集まり始め、吸血鬼である俺に本能的恐怖を覚えさせるほどの嫌な呪いを纏ってすべての元凶であろう者が姿を現した。

 

「おイシソう、オイシそう。あナタがわタしをコロしタ、よウカい?」

 

 それは怨霊と化した一人の女性だった。それもこれは肉体から離れた幽霊ではなく、肉体を依代にすることで強い力を備える亡霊に近い――。

 強い恨みに満ちた瞳が俺を穿ち、怖気を帯びる冷たさに、呪詛に蝕まれた己が精神が呼応して全身が痛む。数歩後ずさりをして、呪いに負けないように強く手を握った。

 後神の体を乗っ取って、自らの力が一番強く発揮できるこの場所に俺を誘導してきたのか。

 

「すキダったノに、あイシてたのニ」

「あなたは……」

「ねェ、あイシてル。あいシテル。アイしてルわ。だかラ、だカラ、ダからダカラだかラダかラ、シネヨ」

 

 思ったように体が動かなかった。襲いかかってくる怨霊を避けることができず、自分の中に不気味な異物が入ってくる。

 ふと、なにかが垂れてきたのを感じ取って耳に手を当てる。

 呪詛に影響されて色が変わった、黒い血だった。

 

「んっ、ぐ……!」

 

 自分の中に心が二つあるような感覚。呪詛を吐かれていた時よりも精神を強く揺さぶられ、気持ち悪さは一瞬で吐き気さえ通り越す。

 衝動が抑え切れない。

 ――妖怪を殺したい、殺したい。

 溢れんばかりの恨みを果たさなければ。

 ――愛してたのに。好きだったのに。どうして裏切ったの? 全部、私を食べるために騙していた?

 ――ああ、嫌だ。なんで私が死ななくちゃいけない。

 ――辛い。痛い。冷たい。暗い。嫌だ、死にたくない。死んだなんて認めない。

 ――私を殺した妖怪を、殺さなくちゃ。

 ――殺さなくちゃ。全部、全部、全部。

 ――ああ、この躰……強いな。今まで力を偽ってたのか。

 ――まずは記憶に残るこの紅い館に行こう。そして、そこにいる妖怪を全員消してしまおう。

 ――それが『私』にとっての一番の幸せだ。

 

「フ、ラン……も?」

 

 ――そうだよ。翼をもいで、泣き叫んでるところを殺す。

 

「咲夜も……美鈴、も……パチェも、皆?」

 

 ――そうだよ。全員痛みの中でゆっくりと死に絶えさせる。

 ――さぁ、行こうよ。あなたはずっと眠っていればいい。『私』が全部やるから。

 ――あなたの知る妖怪を全員殺すから。あなたの知らない妖怪も全員殺すから。

 

「…………お姉、さま……も?」

 

 ――そうだよ。両手両足を切断して、その体をぐちゃぐちゃにしてやろう。

 ――だから、安心して。安心して全部委ねて。

 ――あなたはただ眠っているだけでいい。それだけで楽になれる。

 

「じゃあ……ダメですよ」

 

 頬に手を添える。無表情だった。

 ただそれだけの動作で、一瞬だけ正気を取り戻すことに成功する。それと同時に、強い意志を持って能力を行使した。

 怨霊に乗っ取られている『答え』をなくす。呪いの影響を受けている『答え』をなくす。精神が弱っていることから生じる体の不調という『答え』をなくす。

 

「出て行ってください、私の中から」

 

 すぅー、と頭の中が研ぎ澄まされていく。段々と視界が明瞭になっていく。

 思考が正常さを取り戻し、今にも爆発しそうなほどに胸の内にこもっていた怨みの念が消えていった。

 怨霊を追い出すために体内の力をぐちゃぐちゃにかき混ぜる。霊力を、気力を、妖力を、魔力を。

 そんなことをすれば俺自身に影響がないはずもなく、内臓がこれでもかというほどにミキサーで回されているように、全身が痛んだ。それの『答え』をなくすと追い出せない可能性もあったので、頬に手を添えたまま「痛くない」と呟いて、痛くなくした。

 耐え切れなくなったのか、怨霊が俺の体から飛び出てくる。

 

「いい作戦だったと思いますよ。後神を使って私をここに連れて来て、死体を見て動揺しているうちに背後から忍び寄って拘束し、呪詛を囁く。妖怪は精神が弱いですから、それだけでもかなり効いてしまいます。そうして弱ったところで体を乗っ取って……亡霊は自分の死体を大事にするはずですから、予想すらできませんでしたよ。でも、あと一歩及びませんでしたね」

「どうシテ! どウしテドウしてどうシテドウシテ!?」

「あなたの事情はわかりました。妖怪に恋をして、でも人間の里じゃ認められないから、その妖怪と一緒に里を出て……でも本当は騙されていて、ここまで来たところでその妖怪に喰われてしまった。裏切られた。だからあなたは死を認めたくなくて亡霊になった。そして、怨霊になった」

 

 どうしてあの嫌な匂いを嗅いだことがあると感じたのか、その理由がようやくわかった。あれは幽々子に対してのものだったのだ。西行寺幽々子という、亡霊の中でも最高峰の力を持ち得る彼女の気配を俺がなんとなく覚えていたから、この怨霊と化した亡霊の匂いに既視感を覚えていた。

 最初から気づけていれば対策ができていたものを、危うく乗っ取られるところだった。

 

「どウシテ!」

「さて、どうしてでしょう。どうして私を乗っ取れなかったんでしょう。どうして私は平気そうにしているんでしょう」

 

 怨霊と会話をするなんて無駄以外のなにものでもない。どうせ大したことはしゃべらないし、なにを言っても聞こうともしないし、無駄なんだから。

 俺が一歩足を踏み出すと、女性の怨霊がそのぶんだけ後ろに下がった。恐れているのか? 怯えているのか? 怨霊のくせして妖怪の俺を。

 

「亡霊を消すために必要なのは、死体を供養するか目的を達成させること……でしたっけ」

 

 だったらやることは簡単だ。

 影の魔法で周囲の影を集め、辺りに散らばっている死体の残骸すべてを覆い尽くす。一体化させ影にして、なにもかもを無に帰した。

 今、ここにはなにもない。誰の屍も転がっていない。人が妖怪に殺された痕跡も、一切ない。

 

「消えてください」

「あァ、あァあアァアあ……!」

 

 本体がなくなった亡霊が、怨みの念をその目に宿し、必死に俺へと手を伸ばしてくる。それでもそれは届かない。届くより先に、相手の存在が消滅しきってしまう。

 足から体、体から頭と腕へ。あとほんの数センチほどで俺に触れるというところまで近づいていた相手の指先も、跡形もなく消えてしまった。

 そうして、俺はこの場に一人になる。

 少し強い風が吹き、ざぁざぁと木々が騒いでいた。目の前の悲劇に悲しんだか、死体がなくなって喜んだか、それとももっと別の理由か。なんにせよ植物の声を聞けない俺にそれを知るすべはない。

 しばらく亡霊がいた場所を見つめ、もうここに用はないと踵を返した。

 

「……裏切られたくらいで憎しみに変わる愛なんかで、私をどうこうなんてできませんよ」

 

 魔法の森を出る直前でそんなことを呟いて、人間化魔法を解いた。トンッと地面を蹴って宙に身を投げ出す。

 またこんな搦め手を使って怨霊に精神を攻められたら厄介だ。さきほどなくした三つの『答え』は元に戻さず(ないまま)にしておこう。

 ああ、そうだ。あの怨霊の記憶がちょっとだけ頭の中に残ってる。それを頼りに、あの怨霊が人間だった頃にそれを食い散らかした、ルールを破った妖怪を消しておかないと。

 そう決めた後は欠けていく月が照らす夜の中を、ただただ飛び続けていた。振り返らず、自分の家である紅魔館に向かってひたすらに。


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