肉体変化の男、オラリオに立つ・・・・・・だから俺はモンスターじゃねぇ!!   作:ゴブゴブリン

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最近またダンまちにハマってきたので新作です!

最後に信じられるのは己の肉体だってはっきりわかんだね(拡大解釈)






第1項

◯月×日

 

ちょうど手元に日記があったから、まずは今の現状を書き留めようと思う。

ちなみに日付は適当である。んなことは重要じゃない。

まず、俺はこの世界の人間じゃ無い。いわゆる転生者ってやつだ。

前世では死んだとかもなく、家で寝て気づいたらこの薄暗い洞窟に転生してたって感じ。

 

これがただの洞窟だったらまだよかったんだけど、周りにいくつもの冒険者らしき見た目の死体とそれを見てもあまり感情の変化がない自分に、「あ、コレ転生してるわ」ってなったわけ

 

それにしても、転生するなら何か能力とか何かあってもよかったんじゃないですかねぇ!?今んとこわかってるのは死体を見ても動じない精神力だけなんですけど。コレだけだと後数日もしないうちにゲームオーバーなんですがそれは。

 

まぁでも無いものねだりしても仕方ないから、取り敢えずまずは周りの探索から始めることとしよう。

 

 

 

 

朗報、能力あったっぽい

 

 

 

 

 

◯月=日

 

一通り探索が終わったから、今から日記を書こうと思う。

まず分かったのは、俺にちゃんと能力があったって事だ。

 

きっかけはドラゴンみたいなモンスター・・・いやまんまドラゴンが襲ってきた時、驚きすぎた俺は咄嗟に自分の腕を剣に見立ててモンスターに振るってしまった。

そしたら急にその腕が瞬時に鋭利な刃になり、この能力に気づいた。

けど、片腕一刀だけで簡単にこのドラゴンを倒せるはずもなく、散々苦戦してようやく勝てた。ホントに死ぬかと思った・・・・・・

 

その後色々この能力を試して分かったのが、どうやら俺は自分の肉体を自在に変化させることができるらしい。

例えると某考えるのをやめた人の究極生命体になった人から無敵を取った感じ。

 

これまで試してみたことは、自分の足をバッタの形に変異させて脚力を上げたり、腕を銃状にしてそこから歯を弾丸のように射出したりといったこともできた。

 

ただ、残念なのが肉体の限界を越えることはできないらしい。例えば呪いをかけたり物を浮かしたりはできないってことだ。そこまでいったらもう魔法の域だもんね、しょうがないね。

 

・・・せっかくなら魔法を使ってみたかったなぁ

 

 

というかなんで魔法が使えないんじゃああああ!ファンタジーといえば魔法でしょうがぁあああああっ!!!

 

 

 

 

 

◯月〜日

 

◯月¥日

 

◯月|日

 

ここ やばい しぬ

 

 

 

 

 

◯月&日

 

・・・・・・なんで俺生きてんだろ

そう思えるほど、ここ数日間は本当に生きた心地がしなかった。

なんせ右を見ても左を見てもドラゴン、ドラゴン、ドラゴン・・・・・・

挙句の果てには強酸を吐く芋虫まで出る始末。

 

おかげでここ数日休息の休の字もなく戦い続ける羽目になったよ!!

そのせいで、戦いながら体内で日記を書くなんて芸当ができるようになったし。

流石にドラゴン相手じゃできないけど、あのクソ芋虫相手だったらもう戦闘と別の作業を並列して行う【ながら作業】が容易にできるようになった。現に今もクソ芋虫と戦いながらこの日記を書いてる。

 

んんwwwwww芋虫く~んwwwwwww

悔しいのうwwwwwwwwww悔しいのうwwwwwwwwww

 

・・・・・・いや、ながら作業って何やねん

 

 

 

 

 

◯月!日

 

今更だけど、どうやらこの洞窟は階層の形になっていることがずいぶん前に分かった。

つまり、上に登っていけばいつか地上に出られるって思ったんだけど・・・・・・

 

ぜーんぜん地上に出ないの。

 

いっくら上へ上がっても次に見えるのは代わり映えのしない洞窟景色。

時々、森林みたいな場所に出たりだだっ広い空間に出たりはするけど、それでも日に光が出ないことに落胆する毎日。

 

せめて人に会えればと思っていたけど、人っ子一人いないし。

これまで口にしたものといえばモンスターの血と森林で採った肉みたいな果実とフルーツ、そしてやけに綺麗な湧水ぐらい・・・・・・

 

・・・・・・はぁ、せめて人に会いたい。会って話をしたい。

 

・・・・・・・・・・・・なんかむしゃくしゃしてきたから、取り敢えず目の前の何百匹ものクソ芋虫は最近習得した某柱の男先輩リスペクトの神砂嵐でぐちゃぐちゃのミキサースムージーにしようと思う。

 

 

 

 

 

◯月!日

 

突然のことだから今はながら作業で日記を書いている!

なんと、多分階層上にどう聞いても人が戦っている破壊音が聞こえてきたのだ!

今まで聞こえてきた音といえば、モンスターのうめき声かドラゴンの咆哮と光線音しかなかったけど、今上から聞こえてくる音には、いくつもの爆発音に加えて斬撃の音まで聞こえてくるじゃあないですか!!

 

今まで何度もそれに似た音を聞いて期待を膨らませるたびに裏切られる日々で、もう何も信じられないと疑心暗鬼に落ちかけていたけど、今回ばかりは間違いねぇ!

 

ようやく・・・・・・・ようやく人間に会える!!!!!

 

こうしちゃおれん!急いで出発しないと!これでもしこの機会を逃したら、もう次はない気がする!おれの勘がそう言っているッ!!

 

待ってろ人間!今会いにいくからなぁあああああ!!!!

 

 

 

 

 

◯月!日

 

コレまでで一番の速度で階層を登ること約一日、目的の人間達はもうすぐ上の階層で戦闘を開始しているようだ。

どうやら上の人間達もこっちの階層へ降りてきているようだし、もう鉢合わせるのは時間の問題だろう。

 

ついに、ついにこの時がきたんだ・・・・・・!!

 

けど、ここまでノンストップで走ってきたもんだから、少しばかり喉が乾いたなぁ・・・・・・

 

ちょうど近くに水流の音もすることだし、少し水分補給でもすることにしよう。

少し早いけど、祝い水でも楽しみますか!ハッハッハっハッハ!!!

 

 

 

なんで おまえが ここに(ここから文字が途切れている)

 

 

 

いやーびっくりしたびっくりした。

まさかあの小スペースにドラゴンとクソ芋虫数匹がいるとは思わなかった。

少しは戦闘に慣れてきたからって、流石にドラゴンとはもう戦いたくないです、はい。

 

けど、障害を取り除いた今、もう恐れるものは・・・・・・いや、あったわ。人間と会わずにすれ違いになるのだけは勘弁してください。いやほんとに。

 

というか、なーんかまた背後から足音が聞こえてくるんですがそれは?

・・・・・・いやいい加減しつこすぎません?今度はなんだ?また芋虫か??それともゴリマッチョ牛人間か???

 

 

どっちにしても、おおれの邪魔をするんだったら、容赦はしな

 

 

 

 

人間だ

 

 

 

 

やっと会えた

 

 

 

 

 

 

・・・・・・やば、なんか泣きそう。

いや、まずはコミュニケーションを取らないと。あれ?最初ってなんて話し始めたらいいの?こんにちは?それとも初めまして?

 

やばい、この世界に来てから一度も会話をしてこなかったせいで会話レベルがミジンコレベルに落ちてしまっている!!

 

と、とにかく何か会話をしないとはじまらな

 

 

 

えっはや

 

 

 

悲報。美少女3人組、話をする前に移動してしまう。

さらに悲報。彼女達の会話が少し聞こえてきたけど、少しも意味がわからなかった件。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

待ってぇえええええええええええええええええええっ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうだったでしょうか?

初めての日記形式なので変なとこあるかも・・・

感想を貰えると作者のやる気が出ます(乞食)

これからもちょくちょく更新していきます!
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