ONE PIECE Order of Grandline イージーモード 【民衆の味方】取得RTA 作:アライズ
いよいよ、クロコダイル……バロックワークスの尻尾が掴めるようになった矢先。
アラバスタで大規模な反乱が起こると聞き近くに居たリィルはロッド、そしてルアーを連れてアラバスタへと向かう。
「アラバスタの反乱……革命軍の仕業でしょうか?」
始祖の一族の一人、ネフェルタリ・コブラ。
彼が名君であるとはいえ彼が権威の象徴であることに変わりはない。
だからアラバスタの反乱には革命軍の影がある……そう海軍に認識されていても仕方ない一面はある。
ルアーの一言はそんな状況を端的に説明した物だといえるだろう。
「アラバスタといえばクロコダイルの拠点だな」
そんなロッドの一言にリィルはこう返す。
「七武海では最弱といわれる彼だけど、スナスナの能力を極めたその実力は確かね」
スナスナの実は応用力が高くそれを極めたとなれば高く評価される……それがクロコダイル七武海入りの理由といえるだろう。
ちなみにクロコダイルはバレット撃破に貢献したことや白ひげとやりあったことでやたら過剰評価されている。
しかし事実として彼はギア無し覇気無しのルフィに負けている。
しかも自滅したモリアや恋に堕ちたハンコックと違い、正面から打ち破られたのである。
確かに彼はルフィを二度も打ち破った戦歴を持ってはいるが、それはいずれもスナスナの実による初見殺し。
バレット撃破にしても新世界編……スタンビート自体パラレルであることを差し引いてもつまりルフィに負けてから二年後なので彼自身も鍛えたといえる。
白ひげとやりあったことに関しても、白ひげは挑んできた相手を無闇に殺さないであろうことを考慮したらボロ負けだったのだろう。
実際白ひげは何度もエースに挑まれて最後は息子として迎え入れたわけだし。
ただし彼が七武海の面汚しかと問われればそれは否だともいえる。
確かに彼の戦闘力は七武海最弱だが、策略家としてはこの上ない実力者といえる。
あのアラバスタをホビホビやCP-0による情報操作なく乗っ取りかけた功績、
ミホークを誘いクロスギルドを立ち上げた成果。
どちらも詰めは甘かったといわざるを得ないが、それでもその二つは彼の策略家としての高い能力を示す物であることは変わらない。
なので彼は七武海きっての策略家であったといえるだろう。
リィルたちに話を戻すと、彼はスモーカーにこんなことを聞かされる。
「この戦乱の裏に、バロックワークスという組織がある」
リィルは即座に疑問を投げ掛ける。
「革命軍との繋がりはあるの?」
そんな彼女に、スモーカーはこう答える。
「革命軍は海軍がバロックワークスの存在に気付いたとたん否定する声明を出してきた」
どうやら革命軍すらもバロックワークスの存在は把握していなかったようだ。
革命軍はアラバスタに好意的であったため、当然といえば当然ではあるのだが。