魔導機兵とオーバーロード   作:秋月艦隊

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ノリと〜勢い〜。
それはそうと、千年戦争アイギスって面白いですよね。(白目)


第1話 キャラクリエイト

例の日から2日後、俺の住む部屋には成人男性が十分横になれる大きさのゲーム機が届いた。

普通のサラリーマンならばこれだけで相当な出費だが、その数百倍を僅かな日数で得られる俺からしてみれば安い買い物だ。

勿論、別売りになっていたクリエートツールもしっかりと買ったぞ、これでキャラクターの外見からアイテムの外装・内包データなんかを変化させられる、が…おそらく装備やらの見た目を良くするのはしっかりと装備が整ってからだろう。

 

「まぁ、何はともあれ始めるとしますか」

 

俺は"データロガー"と言う頭部の殆どを覆うヘッドギアを被り、ゲーム機の上に横になった。

目を閉じリリースされたばかりの【ユグドラシル】にログインする。

ログインIDは俺が仕事でも使っているものであり、防犯に関してはバッチリだ。

 

「おぉ、これがキャラクリ画面か…本当に現実にいるみたいな感覚だな」

 

フワフワとした空間に下着姿の人型だけがある。

パンツ一丁であることからおそらく男だろう。

 

「取り敢えず…種族の決定からだな」

 

まぁ、異世界に行ける可能性があるから必然的に寿命の短い人間とか獣人は論外だろ、次に長い寿命を持っているとしてもエルフなんかは亜人に分類されるからアウトかな?と、なるとやっぱり異形種一択だな。

 

「えっと、選択肢を異形種のみにして…って多いな」

 

残ったのは…だいたい1800種類くらいか?

パッと見た限りでは竜人や骸骨、更には昆虫種族なんてものもある。

 

「お、あった」

 

【自動人形】

 

探していた種族を見つけた俺はすぐにその項目をタッチした。

種族の内容はMPは余り多くないが物理性能が全体的に高く、毒への絶対的な耐性が種族特性としてある。

 

そして、肝心な点それは…"性別"だ。

 

「女っと…」

 

ある意味、ネカマプレイだがなんの問題もない。

何せ、俺が今回創るキャラクターは前世で遊んだ千年戦争アイギスと言うゲームに登場する【万機の祖たる者アージェ】と言う名前のぶっ壊れキャラである。

選んだ理由は単純に好きなキャラだからだ、どうせゲームをするならば楽しくプレイしたいだろ?そう言う事だ。

 

「さて、この数値を弄ってキャラクリすればいいのか?」

 

俺は手元にあるタッチパネルの項目を弄って大まかな形を整えて行った。

まず最初に行うのは顔の輪郭造形だ、アージェの顔はどちらかと言うと可愛い系であり余り面長ではない。

次に目だが大きくパッチリとしており非常に整っている、左目の下には泣きぼくろがあり、アージェの美しさを引き立てている。

 

「よし、次は髪型と色だな」

 

ショートのふんわりとした髪にシルクのような艶のある髪質、外側は銀色に輝き影が入った後ろ側は鮮やかな紫色だ。

髪は光を浴び、虹色の光沢を放っている。

 

「すげぇリアルだな…クリエートツール様々だな」

 

妥協は一切していない。

既に半日近くが経過しているがまだ顔の造形すら終わっていない。

薄紫色の瞳に華奢だが、程々の肉付きの手足。

細いウェストに体格と比較したから少々大きい胸元、シュッとしまった脇に胸元から太ももに至る美しい曲線美…。

 

そして、俺がキャラクリを終えたのはそれから一月後の事だった。

 

「で、出来たッ!」

 

俺が身体能力に無理をさせ、寝る間を惜しんで創り上げたアージェは完璧だった。

黄金比の頭部に輝く髪そして引き締まった美しい曲線美!!程よく着いた柔らかそうな肉付き…そしてご尊顔のすぐ真下には体格の割には少々大きく良い形をした胸元…。

 

「やべぇ…完璧だ」

 

まさに天使!!完璧な美しさを持つ女神様!!愛してる!!

 

知能指数が大幅に低下してるが、俺は正気だ。

 

「はぁ、見つめ続けてもしょうがないな」

 

…と、やっとの思いで落ち着いた俺はゲームの開始ボタンを押し、本当に良いですか?と言う注意書きに"はい"とタッチしゲームをスタートした。

 

ゆっくりと、目の前が暗くなりゲームロゴが現れる…そして、社会現象を引き起こした【ユグドラシル】が始まった。




アージェ…出るまでガチャを引きまくった記憶が、ガガガ。(白目)
次回はユグドラシルでの話です。
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