狐腹劇場(こふくげきじょう)と申します
遊戯王MDをやっていて右も左も同じデッキばかりで面白くないなぁと思いつつ、たまにとがったデッキや珍しいデッキに当たるとテンションが上がり継続してプレイをしております。
この作品はそんな珍しいデッキと戦った記録を小説として文字に起こしていくものとなります。
なのでよいデュエルに巡り合えなければなかなか先が出なかったりと不定期投稿となりますが、ゆったりとお楽しみください
あ、素人の駄文なので読みづらかったりすると思いますのでその点はご了承下さい
※9/5 誤字報告ありがとうございました。修正いたしました
「おいおい…マジですかこれ……」
目の前で3つの鎌首をもたげる青色を帯びる白き龍
「なんであの人以外がこいつ等を使ってるんですかねぇ」
【真青眼の究極龍《ネオ・ブルーアイズ・アルティメットドラゴン》】
目の前に浮かぶヴィジョンからクラクラするような圧力を感じ、あたしは今朝の目覚めを振り返る。
それが多分ここで覚悟を決めるためには必要だから…。
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ヴィー‼ヴィー‼ヴィー‼ヴィー‼
警報のような携帯のアラームで目を覚ます
いつもの事でいつもの朝
さっさとお風呂を沸かして歯を磨いてお風呂に入って朝ご飯を食べて仕事に…
そこで風呂場の鏡に映る姿を見てぎょっとした
「な…な…何これぇ!?」
そこそこのボディバランスとまぁまぁの顔…いつもポニーテールに結ぶ髪は寝起きでただのストレートだが確かに自分の姿だ
アニメにでも出てきそうな奇抜で真っ赤な髪色を除けば…
「……幸い仕事は染めた髪でも問題はない…ないけど…地毛、だよねこれ」
恐る恐る髪に触れ、髪染め後のような毛のダメージが無い事を確認する
「……とりあえずお風呂沸かそう」
考えてもわからないしとりあえず支障はない
だから風呂を沸かして歯を磨きながら携帯電話で日課のソシャゲを…
「え…アプリがない」
消えてる
年間で50は超える課金をしてきたあのアプリも
友人に勧められてついついだらだらと遊んでたあのアプリも
昔やっていた『カードゲーム』が出たからと言っていい歳こいて復帰してしまったあのアプリも
「全部…ない…というかストアに無い‼どういう事⁉」
自分の持ち物にそっくりな人の部屋にでも入り込んだのかと慌ててベッドに置いてあった財布を引っ掴む
中の免許証には自分の名前と真っ赤な髪の自分の写真
取得日も記憶にある通り
そしてその衝撃で財布と一緒に置いてあったデッキケースが足元に転がる…
…デッキケース?
「いや、アタシ紙のデッキはもう手放して…」
自分ではない自分を見ているような感覚で座り込み、ケースに手を伸ばす
「どうしても捨てられなかった【あのカード】くらいは残ってるけど…」
誰かに、何かに言い訳をしながらケースを開けようとして
『へぇ?それで?どうしてキミが僕を持っているのかも説明してもらえるのかな?』
そんな声がベッドの上から降ってきた
顔を上げるとそこに腰かけていたのは一目で人じゃないとわかる姿
悪魔のような羽に額の眼
右半身と左半身で性別が違う事を示唆する胸
「………ユベル…?」
ケースが手から滑り落ち、中のカードが散乱し表向きで散らばったカードの一枚が膝の前で停止する
【ユベル】
紙のデュエルから引退した際にどうしても捨てられなかったカードの大元
基本の一枚
『君は僕を知っているみたいだね?じゃあ教えてくれないかい?……僕が十代のそばにいない事の理由を』
底冷えするような圧力で言葉を紡ぐ彼女に弁明しながらアタシは思った
(あぁ…つまりこの世界は…遊戯王の世界のどこかなんだ)…と
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あれからしばらく、アタシは【ユベル】に自分の状況を語った
幸いアニメGX終了後な事は確定のようで【ユベル】の態度はある程度は軟化していた
(いや、助かった。病ン病ン全盛期だったら手が付けられない)
話した内容としては、
1.この世界はアタシの世界では娯楽の一つとして認識されていた事
2.その世界でアタシは【ユベル】をメインに使ったデッキで遊んでいたプレイヤーだった事
まぁこれに関しては比較的【ユベル】があっさり納得してくれた
『次元の違う決闘者がまたやってきたのとそう変わらないさ』
とのこと…厳密にはこの世界のアタシとあっちの世界のアタシが重なってしまっているっぽいのだが
どうせならこの世界の記憶も残しておいてほしかった…
職場に当欠連絡をしようとしたら携帯に電話番号が登録されてなかったのだけど?
こっちの世界のアタシはどうやって生活してたんだいったい?
そして最後に
3.いまアタシと会話している【ユベル】は厳密には本物の【ユベル】ではないかもしれない事
『僕が偽物かもだって?どういう意味だい?』
いや、言い方が悪かったことは謝るから睨まないでください
「アタシが持っている【ユベル】はアタシの世界のテキストで書かれている」
「十代君と一緒にいたあなたとは効果が変わってるのよ」
アニメGXでは【ユベル】からの攻撃をトリガーに効果を発動できた
だがアタシの持つ【ユベル】には攻撃対象に選択された場合に発動する効果となっている
「だからこのカードの精霊であるというなら…あなたは十代君の傍に居る筈の【ユベル】とは別の存在ということになる」
『………』
黙ってアタシの話を聞く【ユベル】は納得がいかないのかやや憮然とした表情をしている
「最悪アタシの頭がイかれてて、イマジナリーフレンド相手に話しかけてる可能性もあるけど…」
そういいながら手を右手を【ユベル】に向かって差し出す
「決闘者としてブランクのあるアタシを手助けしてくれる相棒でいてくれると嬉しかったりします」
「あ、代わりと言っては何ですがこの世界で十代君がどこにいるか探しましょう!」
「アタシ、推しと推しが幸せになってくれるのを見ていたいタイプなので!」
「【ユベル】と十代君はセットが一番だと思うのですよ!」
うん、実はテンション上がってて…口調めちゃくちゃですわアタシ
だって頭の痛い妄想かもしれないとはいえ、リアル精霊ですよ⁉しかも推しのカードの!
オタクなら誰だってテンションMAXでしょうに
『…まぁ、いいか。キミが悪意を持ってる訳じゃないのは確かなようだ』
しばしの沈黙後、【ユベル】が右手をとって答えてくれる
『それで?キミの名前は?』
「あ、忘れてた。アタシは械原 遊炎(かいばら ゆえ)。ユエでいいよ」
『そうだね。そう呼ぶかは今後の活躍次第かな?』
「ぐ…ユベルは意地悪だ」
「はぁ、それじゃ朝ご飯を食べたら早速外で情報収集を…」
バタバタと用意を始めるアタシに後ろから声をかけてくる【ユベル】
『外に出る前にデッキの確認はしておくんだね。こっちのキミのデッキかあっちのキミのデッキかも解ってないんだろ?』
…うん。確かに
目があったら即デュエルってほど殺伐とした場所ではなさそうだけど
何か諍いがあったらデュエルで決める程度には世紀末なのがカードゲーム世界
自分の武器はちゃんと把握しないとね
…………マジかぁ…このデッキかぁ…
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まぶしい太陽の下であちこち赤いジャンパーを着た少年について尋ねて回る
うん、端的に言うならデッキはアタシのデッキだった
もちろんあっちから来たアタシが組んだあっちのデッキだ
ただし、寝る直前にアプリで新しく組んでいた未調整のデッキだ
回し方も怪しいしなんなら効果のシナジーも実際に動かしてないから不安しかない
どうしてメインデッキじゃないんだメインじゃ!
『そんなデッキに僕を入れてるとは恐れ入るよ』
「そこは安心して!たとえどんなデッキだろうとユベルはひとまず入れてから考えるから!」
胸を張って答えるアタシを見て【ユベル】が頭痛を覚えたような表情で頭を振る
というかどこかでデッキの試運転と調整をしたい
こんな状態で面倒ごとに巻き込まれてガチデュエルは勘弁してほしいのです
「見つけたぞ械原ァ‼」
勘弁って言ってるでしょうがぁ‼
コンビニから出てきたアタシに向かって吠えるどう見てもチンピラ君
いや、ほんとに誰
そしてなんでアタシを名指しで駆け寄ってきますかね?
あっちの世界でチンピラ君とお近づきになるような事は何一つなかったんですが
こっちのアタシ何しやがった?
そんなことを思ってるとチンピラはアタシの腕をひねり上げ
「あのカードをどこにやった‼」
と、来たもんだ
「い…ったい‼何のことか解んないっつーの‼とりあえず離せバカ‼白昼堂々女を吊るし上げて恐喝はいかにも犯罪だ‼」
「犯罪だぁ⁉お前が持ち出したカードの事を考えて物を言いやがれ‼」
「知らないって言ってるでしょうが!(言ってない)というか急すぎるのよ展開が!もうちょっと落ち着いてアプローチかけて頂戴っての」
ギャーギャー喚くアタシを引きずるようにしてチンピラはコンビニ横の路地に入る
建物の隙間の空き地に突き飛ばすように追い込むと
「素直に返す気がないならデッキ事貰っていくことになるぞコラァ‼」
そういってデュエルディスクを構えデッキをセットする
ふざけんなそんな勝手なアンティが通って…カードゲーム世界なら通るのか⁉
『受けるしかないだろうね。逃げてもずっと追ってくるよ多分』
でーすよねぇ
「うぅぅ…しかたない。アタシが勝ったら二度と追ってくるなよ?人違いですから」
泣きそうになりながら鞄に入れていたデュエルディスクを取り出しデッキをセットする
(おぉ…こんな風になるんだ…ちょっと驚き)
デッキが自動でシャッフルされ、ライフが表示される
《4000》
「あ、やっぱ原作準拠で4000設定なんだ…大丈夫かな…」
「行くぜコラァ‼」
あぁ、てかこれしかデッキないのに負けたらどうしよう…
ユベルが持っていかれるのは辛いなぁ…
「「デュエル」」
「先攻は俺のターン!」
〔手札5〕
チンピラが手札をさっと眺め口元を吊り上げる
「手札から魔法カード【トレード・イン】を発動!手札の【深淵の青眼龍】を捨てて2枚ドローだ!」
(なるほどお相手は青眼デッキ……はい?)
(いや、青眼はあっちの世界では人気のテーマですし。普通に使用者が多いのは頷けるんですが…)
(こっちの世界でその常識は通用しないでしょう⁉)
(だって…大元のブルーアイズが…世界に3枚しか残ってない上にあの社長が独占してるんだから)
「更に魔法カード【ドラゴン・目覚めの旋律】を発動するぜ」
「手札から【伝説の白石】を捨て、攻撃力3000以上、守備力2500以下のドラゴン族モンスターを2枚までデッキから手札に加える」
アタシの混乱をよそに男は着々とデュエルを進めていく
「加えるのは【青眼の亜白竜】そして、【青眼の白竜】だ!」
「…⁉」
(やりやがった!こいつ持ってちゃいけないカードを⁉)
「なんだ械原ぁ?俺らがどんな決闘者がわかってんだろうがあぁ?このカードが何か知ってるはずだろうがお前は」
苛立つように吐き捨てデュエルを進めるチンピラ…
「墓地の【伝説の白石】の効果を発動するぜ!こいつは墓地に送られた場合に…」
「デッキから【青眼の白竜】を1枚手札に加える」
「2枚のブルーアイズが手札に入ったか…あの人が手放すとは思えないけど…アタシが知ってるってどういう事だ?」
小さく口の中でつぶやく
「次だ。手札の【青眼の白竜】を相手に見せることで【青眼の亜白竜】を特殊召喚!」
フィールド降り立つ亜白竜のヴィジョン
初めて目にするこの世界の普通のデュエル
その感動を押し流す相手のカードに対する違和感
「…テメェに絶望を拝ませてやる!手札から魔法カード【大融合】を発動!」
「手札には【青眼の白竜】が2枚、そして【青眼の亜白竜】はフィールド・墓地に居る限り【青眼の白竜】として扱う」
「3枚の【青眼の白竜】で融合召喚!」
「現れろ…【真青眼の究極龍】‼‼」
「おいおい…マジですかこれ……」
目の前で3つの鎌首をもたげる青色を帯びる白き龍
「なんであの人以外がこいつ等を使ってるんですかねぇ」
【真青眼の究極龍《ネオ・ブルーアイズ・アルティメットドラゴン》】
目の前に浮かぶヴィジョンからクラクラするような圧力を感じ、一度はその場に伏せそうになる
『あいつ…〚デッド・コピー〛か』
「デッド・コピー?」
新しい単語にふと背後に立つユベルを見る
『最近流行りの裏決闘者達さ。デュエルディスクすら騙す精巧なコピーカードを使用する、ね』
「つまり、あのチンピラが使ってる【青眼の白竜】は名前通りの悪質な模造品〚デッド・コピー〛ってことか」
ガチリッ、と頭の中の撃鉄が起きた感覚が走る
アタシは正直な話この世界のファンの中では3流だ
全作品を網羅したわけじゃないし
読み込みも浅い
カードゲームとしても大会に出るほど熱心じゃないし
勝ち負けだってそこまで大事じゃない
キャラたちの掛け合いやお互いに自分らしく相手を乗り越える
そんなデュエルが好きだっただけの厄介オタクだ
「だから…そんなオタクだからこそ許せないな」
「何が許せねぇって?でかい口は攻撃力4500の壁を突破できてからほざくんだなぁ!」
「更に【大融合】で召喚された【真青眼の究極龍】は破壊無効と守備貫通を持つ!」
「てめえがモンスターをセットしても壁にもならねぇぜ!」
「さぁ無駄な抵抗をしてみやがれ!ターンエンドだ!」
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〔手札2〕
フィールド【真青眼の究極龍】
魔法・罠0
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強いからという理由で他人のカードを我が物顔で使う連中…
総じて本家へのリスペクトが足らず…
「爪が甘い」
手札は普通、だけど4500を超えるカードはこのデッキに存在しない
取れる手段は多くないから…
「ユベル…力を貸して。あいつには…あのデッキには負けたくない」
「アタシのターン。ドロー!」
〔手札6〕
ドローカードは【ユベル】
『貸せと言われれば貸すさ?だけど覚えておくことだ。僕は十代以外にはそれほど甘くはないからね』
「十代君にも結構言うべき時は言ってるじゃない」
「ふぅ…じゃぁ始めようか。手札からフィールド魔法【ドラゴニックD】を発動」
アタシのフィールドに光が降り注ぎ、足元に不思議な文様が浮き上がる
「【ドラゴニックD】の効果を発動。このカード以外の自分の手札・フィールドのカード一枚を破壊し、デッキから【真竜】カード1枚を手札に加える」
「アタシは手札の【ユベル】を破壊!デッキから【真竜皇アグニマズドV】を手札に加えます」
「更に、破壊された【ユベル】の効果を発動。このカードがこのカード以外の効果で破壊された時、手札・デッキ・墓地から【ユベル】の次なる姿を呼び起こす」
「恐怖の具現、忌まわしき騎士よ…今この一時だけは我が元に!【ユベル-Das Abscheulich Ritter】」
【ユベル-Das Abscheulich Ritter】がフィールドに降臨する
双頭の竜の中心には大きな瞳が開き、その上に【ユベル】が着地する
『へぇ、驚いたな…手札に来た僕をそのまま破壊するなんてね』
『正規召喚で僕を出すのは少々骨だから文句は言わないが…少々扱いが悪いとは思ってもいいかい?』
「え~っと…その話はあとでゆっくりと…」
【ユベル-Das Abscheulich Ritter】の最も目を引く効果はターン終了時の自分以外のモンスターをすべて破壊する効果
生きているブラックホールともいえる強力な効果だが
大融合で召喚されたモンスターには破壊無効が付与される
だから狙いはそこじゃない
あのチンピラは自分の手札を見ようともしていない
こちらの行動に対して対策をとるための手札じゃないと判断する
「高レベルで攻守0とはとんだ見掛け倒しだなぁ?それでどうやって俺のモンスターを超える気だよ」
「じゃあ次だ。手札の【真竜皇アグニマズドV】の効果を発動手札の【炎王獣 バロン】フィールドの【ユベル-Das Abscheulich Ritter】を破壊して特殊召喚」
煽るチンピラを無視して次の手順へと進める
フィールドに炎をまといながら赤い真竜皇が降り立つ
その熱で手札のカードとフィールドの【ユベル-Das Abscheulich Ritter】が燃えていく
だが…その炎が最後の嘆きを呼び寄せる
「【ユベル-Das Abscheulich Ritter】がフィールドを離れた時、最後の竜が目を覚ます」
「深き悲哀の竜よ涙を流せ、すべては夢と知りながら…究極の悪夢を此処に!【ユベル-Das Extremer Traurig Drachen】‼‼」
デッキからユベルの最終形態である【ユベル-Das Extremer Traurig Drachen】を特殊召喚する
相手を全身の眼でにらみながら立つ異形
その上に浮かぶ【ユベル】がにやりと顔を歪ませる
『最速で僕の最終形態を召喚し終わらせる。まぁ今回はそれが一番手っ取り早い方法か』
「バトルフェイズ!」
「【ユベル-Das Extremer Traurig Drachen】で【真青眼の究極龍】に攻撃!」
アタシの宣言に対してチンピラが間抜けな顔であざ笑う
「手間かけた割に下らねぇ自爆かよ?4500に0でアタックなんぞしたら一撃で死ぬぞテメェ?計算もできねぇのかよバカがよぉ!」
「残念だけど馬鹿はアンタだ」
「強力なモンスターを壁にしただけで満足して伏せも何もない」
「カードを使いこなすわけでもなく振り回されてるだけの三流め」
「だからアタシ程度の決闘者に負けるんだ」
【ユベル-Das Extremer Traurig Drachen】と【真青眼の究極龍】が激突する
「【ユベル-Das Extremer Traurig Drachen】の効果!このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる!」
「っは!偉そうなこと言ってテメェが死ななくなるだけじゃ…」
「更に!このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時、相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与えてそのモンスターを破壊する!」
「なっ⁉」
「大融合で破壊は無効にできても、その前に入る効果ダメージは無効にできない!」
「アンタが受けるのは利用されるだけのカードの痛みだ!ユベル!やっちゃって!」
『やれやれ、分かち合う痛みもなさそうだね。ナイトメア・ペイン』
巨大な竜と龍が激突し、そこに生じた光と衝撃が指向性をもってチンピラに向かっていく
「ば、馬鹿な⁉こんな方法で⁉」
光が収まった時、チンピラのライフは0になり気絶していた
いや、なんでデュエルに負けただけで気絶?
そんなもんか?…そんなもんか