三流決闘者は推しの夢を見る   作:狐腹劇場

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気づけば5000UAまであと少しでびっくりしております
初投稿の目標は完結までに10000行けばうれしいなだったので、この進捗でこのアクセス数はありがたいです。
お気に入り登録いただいた方にも重ねて感謝を

それでは、今回もゆったりとどうぞ

※9/11 誤字報告ありがとうございます。修正いたしました


9.壊せぬモノ

「『2vs1。攻撃は3人目から、先手はあげるよ』」

 

「なら俺から行かせてもらおう」

 

スーツの男が先行か…まぁ性格的にそんなところだろうね

じゃあ、お手並み拝見といこう

 

「俺は手札からフィールド魔法【ヌメロン・ネットワーク】を発動。

効果でデッキから発動条件を満たしている《ヌメロン》通常魔法、今回は【ヌメロン・ダイレクト】を墓地へ送ることで、

このカードの効果を【ヌメロン・ダイレクト】発動時と同様の効果にする」

「【ヌメロン・ダイレクト】はEXデッキから《ゲート・オブ・ヌメロン》エクシーズモンスターを4体まで特殊召喚する」

No.(ナンバーズ)1.2.3.4の《ゲート・オブ・ヌメロン》を1体ずつ特殊召喚だ」

 

何かのパーツのような機械達が4体、次々とフィールドに降ってくる

《ヌメロン》ね…確かエクシーズ次元のカードだったかな?

 

「【ヌメロン・ダイレクト】の効果が発動した後、このターン俺は通常召喚・特殊召喚を1度しか行えなくなるが…問題は無い」

 

おや、サングラスの奥の目が随分とギラギラしてるね

どうやらかなりの自信があるらしい

 

「俺は4体のうち3体を生贄に捧げ、圧倒的な力の象徴…神を呼ぶ」

「大いなる雷、神の裁き、天を支配する赤き竜…現れろ【オシリスの天空竜】!!」

 

3体の機械が天から降り注ぐ雷に貫かれ光の中に消える

その雷を落とした雲から現れたのは圧倒的な威圧感を誇る二口の赤竜

 

「『これはこれは。こんなところで神にお目にかかれるとは…僕は幸運だね』」

 

キング・オブ・デュエリストの使う神のコピーか

神様のコピーを作るなんて怖いもの知らずだねえ

とはいえなるほど、後攻で相手の盤面を荒らした後ならば問答無用に轢殺できるようなカードを使っていながらあえて先攻を選んだ理由はそれか

 

オシリス()は手札の枚数×1000ポイントの攻撃力と守備力を、そして相手のフィールドに登場した攻撃力を2000下げ、元が2000以下のモンスターは容赦なくその場で破壊する力を持つ」

「つまり、お前が神に歯向かおうとするならば攻撃力5000以上のモンスターを出さなければいけないということだ」

「できるか?お前のような決闘者に?はははは!出来るわけがない。俺はこれでターンを終了し、残った《ゲート・オブ・ヌメロン》は【ヌメロン・ダイレクト】のデメリット効果により除外される」

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スーツの男 LP4000

〔手札3〕

フィールド 【オシリスの天空竜】 ATK 3000

魔法・罠1 【ヌメロン・ネットワーク】

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ニヤニヤ薄ら笑いを浮かべるスーツ姿の男

随分と調子にのってるね

だけどさ?神を信じる者は、救われる前に一度苦難を与えられる事を知るべきだろう?

 

「『じゃあ次は僕のターンだ。ドロー』」

「『まずは勘違いを1つずつ正していかないといけないかな。手札から、永続魔法を発動だよ【七精の解門】』」

「『発動時に《三幻魔》の皇達か、その名が記されたモンスターカードを1枚、僕は【暗黒の招来神】を手札に加える』」

 

「《三幻魔》って…盤面に出てる神に匹敵するとんでもないカードじゃねぇか!?な、なんでお前がそんなカードを…」

 

「騒ぐな!《三幻魔》サポート魔法が入ってるからと言って《三幻魔》が出てくるとは限らんだろうが!」

 

タンクトップの彼が震えながら声を上げるがスーツの男に一喝される

当然の言葉であるけどさ、神のコピーカードを使用

なんて暴挙をしている男が言うのは滑稽だねぇ

 

「さらに魔法カードを発動。【おろかな埋葬】でデッキから【ユベル】を墓地へ送る」

 

さて、それじゃあコピーのメッキを剥がしていこう

 

「『【七精の解門】の効果。1ターンに1度手札を1枚捨て、墓地の《攻守0》《悪魔族》のモンスターを1体蘇生する』」

「『手札の【ヴァレルロード・R(ライオット)・ドラゴン】を捨て……』」

 

列車の窓に映った(彼女)がふと目に入った

橙黄色に光る眼に笑みを強くしてデュエルを続ける

 

「『リップサービスだ。【ユベル】()を攻撃表示で特殊召喚』」

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【ユベル】 ATK0

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「人の話を聞かない奴だ…神の裁きを受けろ。【オシリスの天空竜】召雷弾!」

 

フィールドに立つ僕の姿に向かってオシリスが上部の口から破壊の光をほとばしらせる

 

「『ぐ…うぅぅ…あ…』」

 

蹂躙される体が苦痛を訴え、口から嗚咽が漏れだす

 

「ぎゃああぁぁぁ!体が!体が燃える!」

 

「あがぁ!痛ぇ!なんで!?何が!?」

 

同時に男たちも不意の痛みに絶叫するのがひどく笑いを誘う

 

「『う…ふぅ。これは闇のゲーム…〈痛覚共有〉は僕達だけじゃないんだよ。僕達が使うモンスターの痛覚も全員に共有される』」

 

全ての反逆を許さないと告げるような暴力的な光が消えた後、変わらずにそこにたたずむ【ユベル】()の姿がある

 

「『たとえ破壊はされなくとも、身に受けた雷光が体を焼く感覚は…ぞっとしないね』」

 

「ば、馬鹿な!攻守0のモンスターがなぜ?なぜ神の力が通じていない!?」

 

「『【オシリスの天空竜】の召雷弾(破壊効果)。君の使う()()()()()のテキストは、攻撃表示で登場したモンスターの攻撃力を2000下げ、その効果で0になった場合に破壊する効果だ』」

「『元から攻守が0の僕はオシリスの力で弱体化して0になったわけじゃないからね』」

「『残念だったねえ?君が信奉する神の力、そのオシリス()じゃ【ユベル】()は壊せない…』」

 

「だ、だがそれはつまり神を超える事はできないと証明しているのも同じだ!攻撃も出来ないこのターンでは…」

 

必死のところ悪いけど、そのオシリスが君のターンまで残っている事は無いよ

「『墓地の【ヴァレルロード・R(ライオット)・ドラゴン】の効果を発動。

このカード対象に選択、次いでフィールド上の【ユベル】()を破壊し、手札に回収する』」

「『そして【ユベル】()が破壊された時、新たな形態へと進む。ユベル-Das……Abscheulich……Ritter』」

 

自分が望む破壊をされた後フィールドに現れた双頭の悪魔竜に再度神の雷が降り注ぐも微動だにしない

 

「『当然、攻守0の【Das Abscheulich Ritter】は召雷弾の破壊をすり抜ける』」

「『カードを1枚伏せてターンエンド。エンド時に【ユベル-Das Abscheulich Ritter】は自分以外のすべてのフィールド上のモンスター拒絶する。〈フェローサクリファイス〉(全体破壊効果)』」

「『本来の神なら1モンスターの効果なんて受け付けないだろうけど』」

 

フィールドのオシリスがユベル(Ritter)の巻き起こす破壊の熱線に焼かれ姿を消していく

それと同時に襲い掛かる体をバラバラに消し飛ばすような痛み

 

「がぁぁぁ!!ばかな!神がわずか1ターンで!?」

 

「『…っ…ふふふ、所詮はコピー。偽物の神様は書かれたテキストが全てだって事さ』」

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遊炎(ユベル) LP4000

〔手札4〕

フィールド 【ユベル-Das Abscheulich Ritter】 ATK 0

魔法・罠2 【七精の解門】伏せ1

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「痛い…嫌だ…痛いのは嫌だ…早く…このターンで…早く…ドロー!」

 

さて、タンクトップの彼から攻撃可能か

君は今理不尽な痛みを受けて何を思うんだろうねぇ?

怒り?疑問?

それとも…

 

「ハァ…ハァ…手札を2枚セット。手札からフィールド魔法【未界域-ユーマリア大陸】を発動ぉ。

このカードがある限り、俺の《未界域》モンスターは特殊召喚されたターンに相手の使う効果の対象にならないぃ」

「ん…、手札から【未界域のサンダーバード】を公開して効果発動ぉ。さぁ…ランダムに俺の手札の1枚選択して捨てろぉ」

 

「『それじゃ僕から見て一番右にしておこうか』」

 

「…ヒュ~、スゥー…捨てたカードは【未界域のツチノコ】。【未界域のサンダーバード】じゃなかった為コイツは特殊召喚され、1ドロー」

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【未界域のサンダーバード】 ATK 2800

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未界域か…たしか手札から捨てられると動きが活発になるモンスター達だったね

 

「墓地に捨てられた【未界域のツチノコ】が効果を発動。このカードを特殊召喚するぅ。守備表示」

 

「『顔色が悪いね?深呼吸でもしたらどうだい?』」

 

「………。【未界域-ユーマリア大陸】の効果を発動ぉ。自分フィールド上の《未界域》モンスター1体、【未界域のサンダーバード】を選択する。

このカードがある限り選択されたモンスターは相手プレイヤーへのダイレクトアタックが可能になり、相手モンスターの攻撃対象にされない」

「装備魔法【未界域捕縛作戦】を発動し【未界域のサンダーバード】に装備ぃ。装備モンスターの攻守を800上昇させ、効果では破壊されなくなる。

更にモンスターに攻撃する場合は2回攻撃が可能になる」

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【未界域のサンダーバード】+【未界域捕縛作戦】 ATK 3600

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毒々しい色の鳥が【ユベル】()を無視して彼女()に狙いを定める

 

「バトル……」

 

バトルフェイズに入ってタンクトップの彼が動きを止める

ライフの9割を消し飛ばす攻撃を手にし、その反動に怯えているみたいだね

 

「『怖いかい?あぁ…それで攻撃されるのは()()()()()だろうからね』」

「『良いじゃないか。相手の痛みを知らないよりはずっと良い行為だろう?』」

「『それは相手を理解するための、愛情と呼べる行為の筈さ』」

 

「ビビるな!さっさとやれ!あいつは下らん精神攻撃でこちらの隙を作ろうとしているだけだ!」

 

「『そうかもしれないね。僕はキミ達に(痛み)なんて感じないし。只々不愉快なだけだもの』」

「『僕も早く彼女を病院に連れていきたいんだ。さっさとデュエルを進めてくれるかな?』」

 

敵と味方に急かされるタンクトップの彼は顔面を蒼白にしながら僕を睨みつける

その眼の中にあるのは確かな恐怖と憎悪

 

「…プレイヤーにぃ、ダイレクトアタック!!」

 

絞り出すような叫びに応じて【未界域のサンダーバード】が僕の身体を貫いた

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遊炎(ユベル) LP4000 → 400

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「『ご…ぶぉ……ふ、ふふふ…いいね。キミの心の闇を感じるよ』

 

貫かれた腹は真っ黒な闇に染まり

血の流れない空洞に絶え間ない痛みが襲う

 

「ぎ、ぎぃやぁぁぁぁ!!腹が、腹がぁ!!俺の腹ぁ!!」

 

「おのれ、こんなコケ脅しで…ぐぁぁぁぁ!!」

 

「『これがキミ達がしでかして来た事、僕がしでかした事さ』」

 

「ちくしょぅ…ちくしょう!ターンエンドだ!」

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タンクトップの男 LP4000

〔手札1〕

フィールド 【未界域のツチノコ】 DFE 0  【未界域のサンダーバード】 ATK 3600

魔法・罠4 【未界域-ユーマリア大陸】【未界域捕縛作戦】伏せ2

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「ぐぐぐ…残りライフ400で偉そうな事を…ドロー!」

「…ちぃ…あのカード相手に殴りかかっても仕方がない。2枚セットでターンエンドだ」

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スーツの男 LP4000

〔手札2〕

フィールド 

魔法・罠1 伏せ2

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「『【ユベル】()を相手にモンスターを召喚しないのは常套手段だけど…本当に大丈夫かな?ドロー』」

 

「お前がスタンバイフェイズに入ったタイミングで罠カードを発動【蘇りし天空神】!!」

 

「『へぇ?けど良いのかい?そのカードは相手にもドローを許すけど』」

 

「黙れ!俺は墓地から【オシリスの天空竜】を蘇生し、お互いに手札が6枚になるようにドローする!」

「俺は4枚ドローして【オシリスの天空竜】は攻撃力6000!お前はたった1枚追加しただけ。アドバンテージは俺にある」

 

「『まぁいいか…通常召喚だよ。【暗黒の招来神】』」

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【暗黒の招来神】 ATK0

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「また攻撃力0か!」

 

「『召雷弾は自動効果。残念だけど無駄うちの痛みだけ、共有するとしよう』」

 

降り注ぐ雷の中プレイを続行する

 

「『【暗黒の招来神】は召喚成功時、デッキから《三幻魔》の皇達か、その名が記された【暗黒の招来神】以外のカードを1枚サーチできる。【七精の解門】を手札に加えようか』」

 

「それ以上は許可できない。セットカードオープン!速攻魔法【超電導波サンダーフォース】!!

【オシリスの天空竜】が自分フィールド上に居る場合、相手のフィールドの表側表示モンスターを全破壊する!」

 

「『ふ…う、あ はぁ。【暗黒の招来神】と【ユベル-Das Abscheulich Ritter】が破壊されたね』」

 

いくら破壊されてもね…痛みと苦痛は足を止める理由にはならないのさ

 

「『【ユベル-Das Abscheulich Ritter】の効果発動。【ユベル-Das Abscheulich Ritter】がこの次元から消えた時、僕の究極の形態…【ユベル-Das Extremer Traurig Drachen】が降臨する』」

 

全身が熱をはらんだ光で千切られる痛みの中、究極の僕を呼び出す

当然オシリスの召雷弾が降り注ぐが無視する

 

「『通常召喚権を消費したタイミングで妨害する、か。セオリーの一つではあるけど、カードの使うタイミングを間違えたね』」

「『【七精の解門】の効果発動だよ。手札の【七精の解門】を捨てて墓地の【ユベル】()を蘇生。

僕のフィールドに〈レベル10のモンスター〉(【ユベル】)が居るので【七精の解門】のもう1つの効果を発動。

墓地の永続魔法【七精の解門】を手札に回収する』」

 

この辺のコストを踏み倒す構築はうまく出来てるね

だけどここからは勝手にやろうか

 

「『更に手札から【究極封印神エクゾディオス】の効果を発動。墓地のモンスター全てをデッキに戻して特殊召喚だよ。

オシリスの影響を受けないように守備表示だ。まぁ、そんな事しなくても攻撃力は0だけどね』」

 

【ユベル】()の横に業火を湛えし封印神が膝をつき控える

 

「『キミがエクシーズモンスターを使うなら、僕も使ってみようか。

レベル10モンスター2体でオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚。

ランク10【No.(ナンバーズ)35 ラノベス・タランチュラ】』」

「『攻撃力は0で、相手とのライフ差が攻撃力の数値となる。まぁ、いい加減雷が鬱陶しいからね。守備表示だよ』」

「『更にエクシーズチェンジ。エクシーズ素材を2つ以上持っている【No.(ナンバーズ)35 ラノベス・タランチュラ】に重ねてエクシーズ召喚。

ランク11【No.(ナンバーズ)84 ペイン・ゲイナー】』」

 

ユベルとエクゾディオスが黒い渦にその身を捧げるとオレンジ色の蜘蛛が

更にはそれを取り込むように緑色の蜘蛛が現れる

だけどまだ終わらせない

 

「『もう一度エクシーズチェンジだよ。ランク11.12の闇属性のエクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚。

ランク12【No.(ナンバーズ)77 ザ・セブン・シンズ】』」

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No.(ナンバーズ)77 ザ・セブン・シンズ】 DEF 3000

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「『さて、とりあえずはこれでいいかそこの張りぼてが居たからキミには止めを刺せる。だけどそこの神が居たからもう1人に手を出せない』」

「『どっちが囮でどっちが本命だったんだろうね?じゃあ、バトルフェイズだよ』」

 

【ユベル-Das Extremer Traurig Drachen】がオシリスに向け手を翳す

 

「『さぁ攻撃しておいで張りぼての神様』」

 

「や、やめろ!そいつに攻撃をするな!俺の言うことを聞けぇ!」

 

「『止まらないさ』」

 

僕のターンで僕の攻撃だしね

 

「『さぁ、キミの痛みを共有しよう〈ナイトメア・ペイン〉』」

 

攻撃力6000のオシリス、その口から放たれる雷撃砲が(Drachen)に浴びせられる

弾けた雷の束がスーツの男に殺到し……

 

「ぎゃぁああぁぁぁー--!!やめろぉー!!」

「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!」

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スーツの男 LP4000 → -2000

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「『アァァ…っあ…が、っはは。そこでしばらく寝ているんだね。まぁ、すぐに痛みで目を覚ますかもしれないけど。メインフェイズ2。《未界域》のケアをしないとね』」

 

タンクトップの彼に改めて向き直る

 

「う、うわぁぁぁー!痛い痛い!死、死ぬ…死んじまう!」

 

「『気をしっかり持つんだね。キミのライフはまだフルで残っているんだから』」

「『ライフ差は10倍。1対1になってしまったけど、まだ頑張れるさ。バーンカード1枚で終わり。頑張るんだね』」

 

また窓ガラスに彼女()の顔が映る

艶然と笑っていたのは僕かな?それともキミかい?

 

 




この小説は対戦相手に対するヘイトを文章にしたものではございません。
小説内で対戦相手に対する口プロレスがございますが、実際にMDでの相手を煽っているわけではない旨を改めてこちらに記載させていただきます。

書いてるうちに喧嘩売ってる気がしてきたがそういう意図は持ち合わせてないよということで、広い心でお楽しみ下さい

また、ユベルの口調に関してトレスが甘い部分が目立つと思われますが一応意図がございます為、どうかご容赦の程お願いいたします

今後も週1.2更新はキープしていくつもりですので、
次回まで、ゆったりとお待ちください
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