偽物の恋愛と本物の恋愛どっちが好きですか!!    作:ブラックマッハ

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睨みの女神様と友達になるのはどうかな❓②

 もう直ぐ俺は夢が始まり帰りの会が終わる。終わるのは別に寂しい事ではなく、夢の方が俺にとって楽しみだ。それに俺はガリ勉な男ではない為授業は早く終われと呪っているくらいだ。

 

 勿論学校が嫌いな事は事実だが反対に楽しみはある。それが明日からの部活で俺の唯一得意な事だ。

 

 そんな事を考えていると時間はあっという間に過ぎて、【俺の青春】が始まるのだ。遅いけど別にいいのだ。だって青春の時間は縛られず、まだ時間はあるのだから逆に、気が付いたら終わりかもしれない。

 

 そんな場合ではなく帰りの会が終わったから、俺は荷物を持ち三浦に話しかける。だが邪魔してくる障害人の金髪イケメンがいる。まるで俺にとって障害人イケメンが何もかも優れてるオーラを出して笑顔で 

 

「三浦は俺のもんだ」 

 

と言っているような凄い迫力を感じる。

 

 これに勝ち目はなく諦めかけそうになったが、俺は諦める訳にはいかない。もしここで負けてしまえば俺はダメ人間に戻ってしまうから必死だ。

 

 俺はどうやらダメ人間の呪いから解放はされていないみたいである。ダメ人間て言葉に動揺している。だが俺の楽しみを奪われる訳にはいかない

 

だから俺は何も考えず説得する。

 

「ごめんよそこのイケメン。僕と三浦さん二人きりでパンを食べに行くんだ。いこう三浦さん」

 

イケメンに三浦さんが取られて嫉妬してしまったみたいな感じになってしまった。だが、実際その通りで俺は嫉妬したからこうなった。これで少し三浦にはドラマのヒロインになった気分になった気持ちになってくれたら嬉しい。

 

葉山から三浦を返して貰うが、葉山に三浦を誘拐した訳じゃないから勘違いしないでくれ。

 

葉山は真剣な顔をして 「ゆみこを頼んだ」 と三浦に聞こえない声で頼まれたけど、別に俺達彼女じゃないから勘違いするなよ。他の人は聞こえていたのでニヤニヤ俺を見ている。

 

「じゃあヒキオ行くし」

 

 俺らはパン屋に行くのに今は邪魔する人物は誰もいない。俺はジャンプして飛び跳ねながら

 

「さぁ行こうか」

 

 俺が言いたい事ナンバー1である。それは俺にとって憧れの人物で、大好きなアニメのセリフである。そのアニメを見て主人公の靴を買ってしまう程人気なスポーツ漫画である。だがこのキャラは主人公ではなく最大のライバルである。とってもかっこよく、頼りになる存在で2年生だ。

 

 本当ならもう少し誰もいない誰かに語りかけたいが、三浦と会話したい気持ちの方があるので勘弁してくれ。

 

「で何処に行くんだ。じゃなくて何処のパン屋に行くんだ」

「黙ってついてくるし」

 

 俺は三浦の後ろからついて行くのだが、三浦はスタイルが良いからナンパされないか心配だ。ナンパされたとしても俺に怖がってくれる筈だ。怖がらない人は馬鹿又は俺より怖い人物となる。大抵目で殺せるから大丈夫だ。目が死んでんるから余計に迫力が出る筈だ。

 

 一応言っておくが目で殺すは決して目からビームは出ないし、目で心を支配する事も出来ないからな。つまり誰でも出来るだろう、怖い目で相手をビビらせる事である。

 

 三浦は楽しみにしてるらしく

 

「今日は沢山パンを食べるしかないし」

 

と言って興奮している。俺は又ジャンプしながら可愛いなと思いながらついて行きながら言う。

 

「沢山食べて明日も学校頑張って行こう」

「学校の事思い出させないでし」

 

 少しずつだが本来の俺の喋り方に戻ってきている。そして遂にパン屋に辿り着いたまではいいが、何を話せばいいのだろうか?

 

 

 思いつかなかったから部活でもしてるのかパンを買ったら聞いて見よう。

 

 姉にサングラスを買ったので、お金が無い事を思い出したが既に遅し。気がついたらポケットに触って何かがあると見たら2000円がありそれでパンを奢る事が出来た。それが俺にとって最後のお金で、もう払えるお金は1円もない。丁度2000円で大量のパンを買い

 

 椅子に座りかけた瞬間速攻で聞く。

 

「部活は何か入っているの?俺は陸上部に入る予定」

「それ自己紹介の時聞いたし。あーしは入っていないけど、中学の時テニス部入っていたし」

 

 俺は自分の話を聞いてくれた喜びで泣きそうになった。絶対泣いたりしないけど、それくらい嬉しかった。

 

「へぇテニスか。凄いな。どんだけ凄いのだ」

「県選抜に選ばれてるし」

 

 あいにく県と言われても分からないが、中学にもインターハイみたいのがあったて事かもしれない。走れば良かった。俺は山梨の大会のレースでしか走っていない。1年に一回だけの2000メートルを走っていた。

 

 今思い出すと中学時代の監督達は、このレースは違うだろうみたいな目で見ていたな。過去の事だから仕方がないか。

 

「羨ましい。でも俺はフリープロスポーツ場の陸上で走っている。そこで俺はランキングで一位をキープしている。テニスもそこにあったしやってみたら。一日前に予約すれば出来るぜ。遊ぶ感じでさ」

 

 この場所は俺が神様に頼んで作って貰った場所。プロになれず困った選手を鍛えてプロにさせる場所だ。インターネットで調べたがそんな名前はないからよかった。

 

 美味しそうに食べながら俺が言って欲しい答えが聞けた。

 

「じゃあ、あーしやってみるのもいいかも」

「是非やって見てよ。水曜日と金曜日は予約だけで、テニス出来ないけど他の日は祝日以外やっているから」

 

 頷いてくれて、その後はテニスについて聞くだけで楽しい時間が過ぎる。俺にとって初めての女子の友達は彼女で良かったのかもしれない。

 

 お店に出ると満面の笑みで三浦は

 

「楽しかったから、又遊んであげるし」

 

こうして俺の最高な一日は終わり、明日の部活に備える。満足してくれたみたいで良かった。もっと話していたいから時間が停まって欲しいと思う瞬間は何度もあった。

 

 だが俺はきっと彼女とは付き合う事は出来ない。障害イケメンがいるから永遠にできないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回は今日の午後に投稿する予定です。
次はいろはの話です
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