無事に代表の座を守ったフィディオ達。そして、手を貸してくれた日本代表のメンバーと山城に感謝する。皆がオルフェウスの祝福をしていると、影山が近づいてきた。
「いやあ、おめでとう。オルフェウスの諸君。」
「約束は守ってくれますよね?ミスター!」
「ああ、守ろう。イタリア代表は君達だ!」
「良かったなフィディオ!」
「ああ!マモル達もありがとう!」
「ふ笑、喜んでいるところすまないが、日本代表の君達がここに居ていいのかな?」
「?それは、どういことだ。」
そうすると、影山は手に持っているラジオつける。すると、そこからは信じられないことが聴こえた。
「さあ!間もなく、日本代表イナズマジャパンとアルゼンチン代表ジ・エンパイアの試合が開始されます!」
「!?どういことだ。試合は、明日のはずじゃ。」
「ふふ笑」
「!まさか、お前の仕業か!影山!」
「さてな?」
「くそ、どこまでも汚いやつめ。」
「マモル!今知り合いから船を出して貰えるそうだ。それで向かおう!」
「ありがとう!フィディオ!」
そして、試合会場に向かうメンバー。残された山城は、影山に向き直る。
「これもあなたの仕業なのか?」
「それは、答えられんな。」
「!ミスター!あなたは、何が目的なんだ。」
「お前らが知る必要はない。」
「くっ!」
「オルフェウス、お前達はもう休め。ここからは、俺が聞く時間だ。」
「なっ!なんでお前が!」
「ブラージ。ここは、彼に任せよ。後は、頼んだ山城。」
そうして、グラウンドを後にするオルフェウスのメンバー。残された、二人は会話を続ける。
「影山さん。あんた、なんでそこまでサッカーを恨む。」
「それは、教えられんな。」
「あんたの裏にいるやつは、誰なんだ?」
「お前が知る必要はない。そろそろ私は行くぞ。」
「最後に聞きたい。なんで、俺を帝国に呼んだ。なんで、サッカーを教えてくれたんだよ。答えてくれ!先生!」
「、、、、。今は、教えられんな。事が終われば教えよう。」
「!本当か!約束だぞ!先生!」
そして、笑顔で去る山城。その姿を見た影山もいつもの冷徹な笑みとは違い暖かみのある笑みを浮かべて呟く。
「山城、お前は決して踏み外すな。私とは違い、お前は自分が思っている以上に、周囲を善き方向に導く才能がある。そのまま、走り切るといい。そうしたら、またお前と話そうじゃないか。」
こうして、1つの約束が交わされた。一方、場所が変わって日本代表とアルゼンチン代表の試合会場。日本代表側は、問題が多く発生していた。円堂を含む主力四人抜きで試合をしなければならなくなったこと。さらに、久遠監督と響が協会から呼び出しを急に受けたことにより指導者の不在。まさに、最悪の状況で始まることになった。そして、そんな最悪の状況下で試合開始の笛が鳴る。