後日、驚愕のニュースが流れる。影山が、トラックの事故により死亡。これを聞いた、円堂と鬼道はフィディオとヒデ、ルカにルシェは、鬼瓦に呼ばれて集まった。そして、鬼瓦からルシェ宛ての影山の贈り物のオルゴールを皆で聞いていた。そのオルゴールの中には、手紙が入っていた。それは、ルシェへの影山からのメッセージ。
ルシェへ
目の手術の成功おめでとう。君が、この後サッカーへの道を行くことになったら、その目で見てきてほしい。私が、憎み愛したサッカーを
影山より
「なんか、やるせないな。」
「ああ、そして奴も同じだろう。」
「彼か。そうだろうね。」
場所が変わり、コトアールエリアの海。ロココは、チームのエースを探していた。そして、浜辺で夕日を見ていた所を見つける。
「イッペイ探したよ!」
「ああロココか。悪いなちょっと風に当たりたくてな。」
「みんな心配してるし、風邪ひくから帰ろ」
「そうだな。雨も降ってきたみたいだし。」
「雨?、、、、そうか、気が落ち着いたら戻ってきてね。」
「ああ、、、、ああ、、、、。」
ロココは、振り返らずその場を後にする。その日のライオコット島は、快晴であったが、怪物の目からは、雨粒がポツリポツリと落ちていた。次の日から怪物は、変わらずに練習をしていた。それに、安心するメンバー。
「もう大丈夫なのかイッペイ。」
「ああ!俺が、あの人に恩返しするには、このチームで世界一になることだ!」
「うん!ボクも頑張るよ!届くと良いね!」
「ああ!」
そして、それぞれのチームが決勝トーナメントに気合いを入れる。数日が経ったある日の日本代表の練習場。メンバーは、ふゆっぺこと久遠冬花の記憶が戻り、ふゆっぺのお父さんが残したノートをチームに披露する。それは、円堂の祖父のノートだった。だが、中身は円堂が持っていた奴とは違い、必殺技のことは、書いていなかった。中には、魂の十ヶ条が書かれていた。そして、それを聞いたメンバーの心に火をつけた。それを切っ掛けに、練習に熱が入るメンバー。マネージャー達が、買い物していた時に夏未と塔子と浦部に出会った。そして、一緒に日本代表の練習場に戻ってきた。そのまま練習を見学して夏未がその場を離れようとすると、練習場の入り口に1人の選手が立っていた。
「フィディオか!一緒に練習しないか!」
「ああ良いよ!だけど、来たのは俺だけじゃない!」
そして、フィディオは、貰ったボールを向かいに蹴るすると新たに影が続々と現れる。
「テレス!マーク!ディラン!エドガーも!」
それは、かつて大会が始まる前に集い、そしてAグループを共に戦ったライバル達である。聞くと、皆イナズマジャパンとの試合で実力を認めて激励を兼ねて練習を手伝いに来てくれたらしい。
「ありがとう!みんな!」
「ジャパンには、この先も勝って貰いたいからな。」
「私達が、協力しよう!」
「僕達が練習に加わればきっと良い練習になるはずだ。」
「だから、ミー達は、フィディオを通じて集まったのさ。」
「これもみんなマモル達と全力でぶつかった仲間だからだよ!」
「くー!ありがとう!よーし、フィディオ達も入れて紅白戦をやるぞ!」
「「おう!!!」」
こうして、世界一に向けての最高の練習が始まる。はずだっだが、そんなメンバーに更にイナズマジャパンに縁のある選手から強烈なシュートをぶつけられた豪炎寺は、蹴り返す。
「お前も来たのか!一平!」
「ああ、ちょっと散歩してたら面白いことしてんじゃねーか。俺も入って良いか?」
「良いぞ!一平!」
「「「!?」」」
「正気か円堂!あいつは、今度のトーナメントで当たるかもしれないんだぞ!」
「それなら尚更だ!ここで、あいつの実力にどれだけ近づけたか知りたいじゃないか!」
「!そうだな!何れは、越えなきゃならない壁だ。知っておく必要があるだろう。」
「よし!良いですよね監督。」
「ああ構わん。」
「許可出たぞ一平!」
「おっそうか。ありがとな!てか、夏未来てたんだ。」
「それは、こっちのセリフよ山城君。」
「まあいっか。それより。」
そして、一平はフィディオ達にも体を向ける。
「よぉ、開会式以来だな。」
「何でも、Bグループで相当暴れていたみたいですね。」
「今日こそユーの実力を見せて貰うよ。」
「久しぶり君とサッカーできるなんて。次のトーナメントのために全力でやらせて貰うぞ。」
「お前らが、どの程度知らねぇけど。本気やらないと、あっという間に終わるぞ。」
「「「!?」」」
世界最高峰のプレイヤー達のぶつかり合い驚く一同。だが、円堂が割って入って落ち着く。チームは、浦部の考案でくじ引きで決まった。山城は、円堂と同じチームに。
「まもちゃんと一緒か。まあいっか。後ろは、まかせたぜ!」
「おう!点は、任せたぞ一平!」
「んじゃあ、とりあえず一点取ろうかな。」
怪物の威圧は、フィールドを覆った。それに恐怖するマネージャー達。特に、面識の少ない冬花は怯える。
「やっぱりあの人こわい。」
「冬花さん大丈夫?」
「やっぱりいつ見ても山城さんは、迫力が凄いですね。ベンチにいるのに、手が震えます。」
「彼は、ホントに怪物の異名を持っても可笑しくない選手ね。」
「彼は、何者なんですか?皆さんの知り合いなんですか?」
「彼の名は、山城一平。日本一の怪物ストライカーよ。」
「でも今は、敵のチームなんですね。」
「えぇでも、時には一緒に戦ったメンバーでもあるわ。その時は、いつも怖い山城が頼もしく見えたわ。」
「そうなんですか!とても想像つかない。」
「今でも私達は、チームに加入したときの驚きは忘れないわ。」
「けど、怖そう見えてけっこう面倒見いい人でもあるんですよ!」
「今、守備に着いてるメンバーのほとんどは山城君が練習を見ていたり、付き合ったりしたのよ。」
「!知らなかった。そんなに、凄い人だなんて。」
「けど、猫みたいマイペースなんでふらっと何処かに消えるなんてよくあったわね。」
「そして、瞳子監督に良く罰を与えられていたわね。」
「そんな面白い人なんですか?」
「けど、一番驚いたのは、その瞳子監督と付き合う約束までしてるところですよ。」
「えぇ!そうなんですか!つまり、あの人は、何から何まで規格外てことですね。」
「「「間違いない。」」」
マネージャー達の会話をそっちのけ試合が始まる。
「よし!気合い入れて行こーぜみんな!!」
「「「おう!!!」」」
そして、審判係のメガネが、笛を吹くと同時に風邪がひき始めて雷がグラウンドの真ん中に落ちたと思ったら二人の選手が現れる。