皆が、二人の選手を見る。1人は、悪魔を名乗っていた。そして、もう1人は天使と。悪魔は、魔王の復活が近いためその生け贄を。天使は、魔王に対する花嫁を。それで、選ばれたのが不思議なブレスレットを持っていた音無と浦部であった。音無は、悪魔に連れてかれ浦部は天使に。
「お兄ちゃん!助けて!」
「貴様、春奈から手を離せ!」
「邪魔だ!」
「うっ!」
「お兄ちゃん!」
そして、二人は連れてかれてしまった。こうして、二人を救出をするため二つのチームに別れることに。だが、山城は、鬼道チームに移る。
「ゆうちゃんのチームに混ざって良いか?」
「構わんが、なぜこっちに?お前のことなら、円堂と同じチームでプレーすると思ったが。」
「いや音無ちゃんには色々とお世話になったし。ましてやゆうちゃんの妹だ。助け無いわけに行かないでしょ。」
「山城!すまない、力を貸してくれ!」
「おう!」
こうして、円堂チームは、天使を。鬼道チームは、悪魔討伐に向かう。鬼道チームは、悪魔達がいるマグニード火山の中へ。中は、とても暗く先が見えないが広い所に着く。すると、先ほどの悪魔 デスタが出てくる。
「待ってたぞ!人間ども!」
「春奈は、どこだ!」
「お兄ちゃん!!」
「!春奈!」
そこには、鎖で手を繋がれた音無がいる。鬼道が、助けに行こうとするが目の前に悪魔が数人現れる。
「人間ども!魔王様への儀式の邪魔をするなら容赦はしない!」
「妹を返せ!」
「はっ笑ならサッカーで取り返してみろ。」ドッ
デスタが、ボールを蹴り込んできた。鬼道は身構えるがその前に影が現れる。そして、悪魔達の方へ蹴り返す。悪魔達の何人かは吹っ飛ぶ。
「おお、面白いように弾けたな笑。悪魔って意外と軽いんだな。」
「山城!」
「よくも仲間を!人間、お前から潰してやる!そして、魔王様への生け贄してやるぜ!」
「面白い冗談だな。なあ、ゆうちゃん。」
「俺には、そうは聞こえんが。だが、春奈は絶対に生け贄になんかさせん!」
「燃えてきたな。久しぶりに指揮は、頼むぜ!」
「ああ、前線でおもいっきり暴れてこい!」
こうして、悪魔との音無を賭けての試合が始まる。ボールは、人間側から。笛が鳴り響き、今試合開始。ボールは、山城に渡る。すると、早速デスタが突っ込んできた。
「まず貴様からだ!悪魔の力思い知ると良い!」
「は笑かかって来な。」
「「うおおおおおお!!」」ドゴッ
いきなりぶつかる両者。魔界軍団のエースと世界屈指の怪物プレイヤー、互いに力は常人の域を越えている。ものすごい爆発音と共に譲らず力が拮抗する。
「凄い!デスタと張り合える奴がいるなんて!」
「やはり、悪魔の力は想像以上だ。」
そして、時にして数秒。遂に、勝負が動く。
「人間、やるな!」
「その気になってるとこ悪いな。本気を出させて貰う。」
「何を言ってる?くっなんだ急に力を強く。うわぁ!」
怪物が悪魔押しきる。そして、そのままぐんぐん駆け上がる。MFをDFを抜き去り、キーパーと一対一に。
「行くぜ、悪魔共。うおりゃ!」ドッ
「ふん、笑わせるな人間。ジエンド!くっなんだ!おわぁ!」
怪物の一撃が決まる。それにより、驚愕する悪魔達。そして、怪物はいきなりトップギアである。その迫力に悪魔達は恐怖する。変わって人間側は、祝福する。
「流石だな山城。」
「ああ、今回は流石に俺もフル行かせてもらう。」
「期待以上だ。」
「俺も負けてられないな。」
「修也。次は、お前にもボールを流して風通し更に良くしようかな。」
「ふ笑お前が言うと本当に出来そうだな。」
パン!!
三人は、ハイタッチする。そして、それを見たデスタは燃え上がっていた。
「くそ、人間風情が舐めやがって。もう容赦しない。」
ボールをもらうと攻めるデスタ。その前に怪物が立ちはだかる。
「こいよ。」
「舐めるな人間がぁ!!」
「!?」
怪物の前で加速したデスタは、そのまま抜き去り仲間と共に駆け上がる。そして、キーパー立向居の前に。
「いくぞ!人間!ダークマター!」
「マオウザハンド!くっ(なんて力だ!ダメだ!)うわぁ!」
同点が決まる。そして、デスタは山城に体を向ける。
「山城と言ったな。覚悟しろ!この勝負に俺らが勝利したらそこのメガネの奴の妹と同様にお前らも生け贄にしてやる!」
それを聞いた山城は、一瞬黙るが口を開く。そして、今まで以上の威圧感を引き出す。
「監督には、あまり使うなって言われてるけどまあ良い。デスタとか言ったか?てめぇこそ仏に変わって俺が、消滅させてやるよ。人間の力を舐めんなよ!!」
スコアは、同点。試合開始からバチバチになる。悪魔対人間の戦いの火蓋が切って落とされる。