負けたことに、驚きを隠せないデスタの前に鬼道達が向かい合う。
「さあ、約束を守ってもらおうか。妹を返してもらおう!」
「く、こんな人間どもにまけるなんて。」
そして、音無を解放することができた。
「お兄ちゃん!」「春奈!」
二人は、抱き合い互いの安否を確認する。
「怖かった、怖かったよぉ。」
「もう大丈夫だ。全て終わった。」
「良かったな。ゆうちゃん、音無ちゃん。」
「ああ、お前にはいつも助けられてばかりだな。」
「ありがとうございます!山城さん!」
こうして、勝利を分かち合っているチームの中、不動は敵が居なくなっていることに気づく。
「おい!奴らが居ねぇ!」
「ち、野郎共どこ行きやがった。」
「人間ども!良く聞け!」
「「「!?」」」
皆が周りを探していると、デスタの声がそこには魔界軍団がいた。
「今回は、負けたが。次は、そうは行かねぇぞ!楽しみにしているんだな。ハハハハ!」
「ち、待ちやがれ!」
山城が悪魔達にボールを蹴り込んだが、魔界軍団はすでに消えていた。歯がゆい思いをする一同。そこへ天空チームに挑んだ円堂が来る。
「鬼道!みんな!!」
「円堂!お前達も勝ったんだな。」
「それは、お前達もだろ。」
「ああ、これで魔王復活を阻止できた。」
「よぉし!みんな!!地上に戻るぞ!」
「「「「おう!!!」」」
みんなが地上に帰ろうとした瞬間、地震が起こる。みんな警戒し止まるの待った。そして、収まると互いに不思議に思った。
「なんだったんだ今のは?」
そんな人間チームに再び、聞こえ馴染んだ悪魔の声が響く。
「アハハハ!!人間ども!!魔王の復活だ!!」
「「「!?」」」
皆が声のする方向を見ると、デスタ達魔界軍団になんと敵対相手だったはずの天空の使徒がいた。驚きを隠せない円堂達天空の使徒に挑んだメンバー。なぜなら、セイン達天空の使徒とは仲を深めて別れたのだから。
「どうしてだ!セイン!なんで、お前達が悪魔に味方しているんだ!」
「それは、俺らが魔王だからだ。」
「何!」
そんなメンバーに更なる悲劇が襲う。魔王のメンバーに気を取られて、奴らの手下である坊主頭の老人が何かを音無に向けて発射する。それに気づいた山城が音無を押す。
「音無ちゃん!危ない!ぐっ」
「!山城さん!」
「一平!」「「山城!!」」
山城の首に音無や浦部が着けていたブレスレットの模様に似た輪っかが嵌められた。
「ち、なんだこれ。外れねぇ!」
「外したか。まあ良い。」
「おい!一平に何したんだ!」
「それは、魔王の魂を完全にするための生け贄だ。怪物!貴様の命、魔王に捧げる!」
「てめぇ!ふざけ!?」バタ
「山城!」「「山城さん!」」
「一平!大丈夫か!どうかしたのか!」
「はぁ・・・・はぁ・・・・。力が・・・・。」
「「「!?」」」
「これは、良い捧げものになる。」
「人間ども!怪物の命を賭けて、試合しろ!負けたら、怪物の命はないぞ!」
「わかった!やってやる!一平には、まだまだたくさんしたいことがあるから!!」
「俺もだ。友を助けてもらい妹を助けて貰った。今度は、俺が恩返しをする番だ!」
「決まりだな。だが、こちらで貴様ら人間代表を選抜させてもらう。」
そして、円堂を含めイナズマジャパンと世界のスター達との人間代表が決まる。ベンチで横になる山城、それを気にする関わりのあるメンバー。
「行ってくる。お前の命ここで散らしてたまるか。」
「はぁ・・・・はぁ・・・・頼む・・・・・。」
「よし!いくぞ!みんな!これが、最後だ!一平の命救ってみんなで地上に戻るぞ!」
「「「「おう!!!」」」
「さあ見せてみろ!人間の底力を!」
こうして、魔王と人間選抜による親友であり戦友でもある怪物の魂を賭けた試合が今キックオフ。