楽しくただ純粋に   作:瓦版

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魔王封印

後半、山城出場。力をある程度戻ってきたが、全快とは行かなかった。そんな山城に鬼道が近づく。

 

「本当に、大丈夫なのか?」

「まあ、確かに力は7割弱って感じだな。だが、魔王の奴らをボコるにはちょうど良いハンデだ。」

「ふ笑。その様子なら大丈夫だな。」

 

そして、ポジションに着く。笛が鳴り響き、ボールは、人間代表から。ボールをパスで回し前線の山城に。そして、目の前にデスタが立ちはだかる。

 

「よぉ、怪物。今のお前に俺らは止められない。また、地面に這いつくばってもらうぜ!」

「悪魔に怪物って言われたかねーよ。確かに、力はほとんど戻ってない。だが、てめぇを倒すことは簡単だぜ笑」

「なにぃ!なめるな!」

 

山城にタックルを仕掛けるデスタ。だが、頭に血が昇ってるいるせいで、罠に嵌まる。山城は、後ろにパスを出す。すると、後ろでは鬼道が待っていた。デスタは、嵌められたことに気づいたが遅かった。山城は、デスタを追い抜き、鬼道はそこへパスを出す。パスを貰った山城はそのままスピード上げ敵を抜くと、キーパーと一対一に。そして、シュート体勢に入る。敵のキーパーは、悪魔側のチームにいたため、山城の力に警戒し技を発動する。が、山城は真上にボールを蹴る。そこには、飛び上がった豪炎寺と吹雪である。

 

「頼んだぜ!修也!士郎!」

「「ハアアア!クロスファイア!!」」

「何!うわぁ!」

 

予想だにしない方向からのシュートに対応できずゴールを許すダークエンジェルのキーパー。二人は、山城に向く。

 

「まさかお前からパスを貰えるとはな。」

「うん。しかも、僕らにちょうど良いパスだったね。練習してたの?」

 

それを聞いて山城は、笑いながら答えた。

 

「アハハハ!何言ってんだ。お前らへのパスは、ゆうちゃんと話して決めてたことだ。むしろ、良く気づいたな。俺からパスが、出ることを。」

「それは、あれだけの旅をした仲だし。」

「俺は、散々対戦してきた勘だな。」

「ふ笑最高かよ。」

 

三人は、ハイタッチをかわす。一方、ダークエンジェル側。復帰したてのしかもコンディション最悪の1人の怪物にまたもや一杯食わされた。その事に、魔界軍団だったデスタ中心のメンバーは悔しがる。セインがなだめる。そして、ダークエンジェルは逆転を図ろうとする。しかしそこに、鬼道に不動、そして、山城が加わり準備の穴を埋める。何とか、無理やり通りシャドウレイを放つも円堂に止められる。さらに、セインの中の洗脳が溶け始めて遂にはチームが分散する。点差が、開きつつあり、最後にまた山城に回ってくる。山城は、どんどん抜いていく。そして、目の前に再びデスタが現れる。

 

「負けねぇ!貴様だけでも道連れだ!」

「悪いな。もう、お前には止められない。見せてやるよ。もう1つ上の力をな。」

「何を言って、!?うわぁ!!」

 

目の前の怪物が、急に雰囲気を変えた。先程までの細い感じではなく、1つの大きな破壊の塊である。気づいたときには、デスタは吹っ飛ばされる。そして、山城はそのままキーパーと対峙する。だが、キーパーは怪物の気に飲まれ恐怖して動けない。

 

「・・・・」ガタガタ

「懸命だな。」ドッ

 

怪物のシュートは、ゴールをぶっ飛ばす。その豪快さともに試合終了のホイッスルが響く。勝ちを喜ぶ人間代表。そして、力を解除した山城は膝をつくが豪炎寺と鬼道に支えられる。魔王は、また深い眠りにつく。セインは、円堂達に感謝し帰っていった。魔王封印。人間の勝利に終わった。その後、ジャパンのグラウンド。フィディオ達は、それぞれのエリアに帰る。残った山城は、自力では、歩けないため応援を待っていた。それまで、懐かしいのイナズマキャラバン時代のメンバーと話す。

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