楽しくただ純粋に   作:瓦版

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恐怖からの解放

ガルシルドのブラジルへの悪行に見ていられず動くイナズマジャパンの一部のメンバー。そして、ガルシルドの軍事兵器に関する黒い情報を入手した。だが、警察に提出するもまたしても裏の力によりガルシルドは釈放。何も解決出来ないまま決勝トーナメントが始まる。試合開始前にロニージョに挨拶する面々だったが、当の本人は、返事は無くまるで感情のない。そして、試合開始すると、ロニージョのプレーに誰もが驚く。世界最高峰のプレーと同時に敵からだけでなく味方からもボールを奪う。

 

「どうしたんだロニージョ!!。」

「なにやってんだ!」

 

それにベンチのガルシルドは、笑みを浮かべる。そして、そのままロニージョはボールを保持しながらイナズマジャパンのゴール前に。

 

「こい!ロニージョ!」

「・・・・・・。」

 

ロニージョは、そのままシュート威力は十分だが、止められる範囲であったため、円堂に軍配が上がる。しかし、ロニージョの表情は変わらず。そして、イナズマジャパンがボールを持って駆け上がる。そのまま豪炎寺、虎丸、ヒロトのグランドファイアで先制。その後、試合は中々動かず進んでいく。それは、ロニージョのプレーからの影響で攻撃がまともに機能しないこととミスによる家族への危害から守備に力が入っているザ・キングダム。エースが上手く機能しないがそこは優勝候補だけあった。このまま前半が終わるという所にスタジアムに警官が入ってくる。結果、試合は一時中断することになる。警察に連れられていくガルシルド。だが、彼からは、何も反省の色が見えない。むしろ、今の逮捕されている状態すらなんの枷にも感じていない。

 

「ふん、今は大人しく捕まってやろうだが、これでワシが止められると思わないことだな。ふふ・・・・ふはははははは!!」

「早く行け!」

 

こうして、スタジアムを後にするガルシルド。そして、これを機にサッカー王国 ブラジルの力が解き放たれる。エース ロニージョは、本来のプレーを取り戻し、仲間と連携を取る。そのサンバのようなドリブルやパスのリズムにイナズマジャパンは翻弄される。そのまま前線のロニージョに回る。

 

「イクゾエンドウ!」

「こい!」

「ストライクサンバ!」

 

そのサンバの独特のフォームから繰り出された強烈なシュートを円堂は、止めることが出来なかった。そして、同点を許して前半を終える。互いにベンチで気合いを入れる。そして、後半が始まる。今度は、互いの攻撃が入ぶつかる。エース ロニージョを中心に攻めるキングダム、全員で攻めるイナズマジャパン。点を取ったり取られたりと激しさを増す。時間は、進んでいき遂に残りわずか。スコアは、同点。互いに1つのボールを取りにいく。ボールは、ロニージョの元へ。ロニージョは、ここに来てさらにキレを上げた。

 

「ブラジルを優勝させる!」

「こい!ロニージョ!」

「ストライクサンバ!!」「イジゲンザバンド!!」

 

終盤に互いの一番がぶつかり合う。円堂が、徐々に押されるが最後の力を出してシュートを止めた。そして、カウンターにより前線の豪炎寺に回る。

 

「爆熱スクリュー!!」

「ストームライダー!!」

 

ここでも力がぶつかり合う。だが、ブラジルのキーパーそしてメンバーの思いは届かずゴールネットに突き刺さる。笛が鳴り響き、会場は熱気に包まれる。優勝候補がダークホース破れる大金星。フィールドの選手達は、そこに座り込む。そして、ロニージョ達の元に土方が行き最後に挨拶をした。ブラジルのメンバーは、イナズマジャパンにエールを送った。そこには、かつて敗北を恐れて楽しむことさえ出来なかったチームはいなかった。皆が笑顔で敵を称賛したのだった。

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