怪物が、ベンチに下がる。そして、後半の笛が鳴る。逆転を目指すチーム ガルシルド。自慢の強化された身体能力で攻め上がる。だが、イナズマジャパンのメンバーは、食い下がる。互いに拮抗している状態は、そのまま時間を進めていく。負けを感じ始めたガルシルドは、チームの部下を恐怖で士気を保とうとするが、イナズマジャパンの進化に焦るメンバー。何とか、前線に回すことに成功する。そのまま、シュートを円堂に放つ。円堂は、先程の大介からの言葉をヒントに何かを掴む。
「ガン!シャン!ゴワン!」
「なっ!嘘だ!こんなこと!」
円堂の背後には、マジンザハンドの時とは違う雷神の姿が現れる。そして、淡い光と共にシュートとぶつかり見事にキャッチする。未完成ながら強力な未完成キャッチに大介とロココ、そして、怪物は笑みをこぼす。円堂が、シュートを止めた際に試合の終了の時間を迎えた。皆が、勝利に喜ぶが相手ベンチにガルシルドの姿はなくヘリで逃亡を図ろうとしていた。
「ふはは!イナズマジャパン!今回は、負けを認めよう。だが、これでワタシでない。さらばだ。」
誰もが、何も出来ない中で突然、ガルシルドのヘリにサッカーボールが直撃。怪物の怒りがこもったボールであった。飛ぶ力を失ったヘリは、不時着。そのまま、鬼瓦刑事とその仲間の国際警察の人間に取り押さえられる。そして、チームガルシルドのメンバーも一緒に。こうして、大介の長きに渡る戦いは幕を閉じた。その後、夕日が沈んで暗くなった浜辺。円堂は、1人歩いていた。ある人と出会う約束をするために。そして、出会う。
「じいちゃん!」
「おぉ!遅かったの。」
死んだ祖父が生きていて嬉しい感情がいっぱい合った。それから二人は、今までのことを語り合った。今回の経緯、ノートを見つけてからの数々のライバルとの壮絶な試合、様々な出会いと別れを。円堂は、気持ちの底に貯めていた思いをいっぱい大介に伝えた。そこには、祖父と孫の時間が流れていた。話題は、今回の試合になる。
「そういえば、あの時じいちゃんは必殺技のヒントをくれたんだよね?」
「あの時?ヒント?なんじゃそれは?」
「何ってじいちゃんが試合で教えてくれたんじゃないか。」
「ああ。あれは、試合の熱に押されて出た言葉じゃ。特に意味はない。」
「あはは。じいちゃんらしいや。」
「今回は、イッペイだけでない。守、それに日本代表には助けられた。本当にありがとう。」
「良いってじいちゃん。俺は、助けたくてやったことだから。」
「ふふ笑お前は、優しいの。」
そして、楽しい時間は終わりを迎えた。
「そろそろ行かなきゃ。次の決勝、絶対負けないぞ!」
「ふん笑。先に言われるとはな。じゃが!ワシらも本気のメンバーで挑む。日本代表には、悪いが優勝はコトアールが頂く!」
二人は、顔を見合わせて笑った。
「「それじゃあ!決勝で!!」
こうして二人は、それぞれの宿舎に向かう。