その夜、いつもの砂浜で話す。円堂と大介。その中は、とても楽しそうに話していた。それから二日後、日本メンバーの帰国日。見送りにフィディオとロココ達が来てくれた。そして、再びの再戦を約束した。日本代表が旅立ってからロココは、大介を探す。そして、村の人達からも話を聞いて本人を見つけた。
「ダイスケ!」
「ん?なんじゃロココ。」
「やっぱり、話をしたくて。」
「うむ。そうか。ワシもじゃ。」
「!そうなんだ。じゃあ先に話してよ。」
「?まあ、ロココが良いなら。わしは、命を狙われていた相手を倒した。あの後に今大会を終えたら日本に帰ろうと思っていた。」
「(やっぱりか…。)」
「じゃが、今大会の守とその仲間達との試合をみたり戦ってみて、やっぱり、負けっぱなしで終われんと思ってな。じゃから、来年ももう一度リトルギガントのメンバーで挑みたいと思ってる。次は、負けん!そのためには、特訓あるのみ。ロココ、覚悟しておけよ!」
「うん!」
「それで、お前の話は、なんじゃ?」
「ごめん。忘れちゃった。」
「そうかい。」
ロココの心のわだかまりすっかり無くなって笑顔が戻る。そんな監督とキャプテンの話をしている後ろで山城は、1人笑みを浮かべてその場を去る。そして、数日後今度は山城の帰国の日。空港にリトルギガントのメンバーは、見送りにきた。少し話すと時間がくる。
「じゃあ元気でな大介さん、みんな。」
「うむ、しばしの別れじゃな。」
「この大会は、楽しかった。」
「またねイッペイ。」
「ああ、またなロココみんな。」
そして、リトルギガントのエースは、チームを離れ自分の故郷の日本へ。その機内でこれまでのことを思い出し涙が流れるが、直ぐに吹いて笑顔で島を眺めた。それから時間が過ぎて、日本に着く。ゲートを通ると、家族と最愛の人と見知ったメンバーが待っていた。皆から「おかえり。」と歓迎された。それに山城は、「ただいま。」と返した。そして、両親とメンバーと別れて、瞳子と二人きりになる。
「見ていたわよあなたの活躍。流石ね。」
「ありがとう。最高のチームメイトと最高の監督。最高のメンバーで挑んだんだけど、ごめん……勝てなかったわ。」
「!お疲れ様。あなたは、本当に良く頑張っていたわ。」
「っ!」
優しく包み込むと、怪物の目からは、誰にも見せなかった涙が自然と流れていた。瞳子は、そんな彼を優しく抱きしめていた。それからは、二人の時間を過ごしていた。翌日、元気になった山城は、学校に向かう。サッカー部の信用回復のための慈善活動と練習を行うために。そして、彼らは来る時来年のフットボールフロンティアに向けて精進する。前回大会で対戦した数々の学校、日本代表のメンバー、候補メンバーに選ばれた選手の在籍する学校そして、かつての挑戦者 雷門。そんな彼らを今度は、挑戦者の自分達が倒すために。部活が終わると、山城はある場所に向かう。そして、到着すると目の前には幼なじみでライバルの男がいた。
「悪い、少し遅れた。まもちゃん。」
「おう!待ってたぜ一平。早くやろう。」
そして、二人はいつもの所定の位置に着く。
「さあ、始めるか!」
「サッカーやろうぜ!」
そこには、勝負を全力になる二人の選手ではなく、ただ純粋にサッカーを楽しんでいる二人のサッカー馬鹿の姿がそこにあったのだった。
短くも長いこの作品を読んでいただきありがとうございました。皆さんからの意見を読ましていただきました。沢山の投稿ありがとうございます。この物語は、一端閉幕です。しばらくは、読者になってます。何かあればまた感想をください。それでは、皆様お元気で。