「なんで山城選手が?」
「何かおかしい。彼は、この時代ではここにいないはずなのに。」
「情報イレギュラー発生。違う時間の山城一平の介入確認。」
試合は、一旦止められる。そして、山城は、円堂に事情を聴く。
「まもちゃんだよな?」
「そうだぞ。それがどうかしたのか。」
「なんか弱弱しい感じがして。」
「!失礼だな!これでもお前に近づこうと。」
「ちょっと待ってください!」
少年が二人の間に割って入る。
「落ち着いてください。円堂さん。」
「わかったよ。」
「ところで天パ。お前誰だ。」
「て、天パ!?コホン初めまして山城さん。十年後の未来からサッカーを守るために来ました松風天馬です。」
「十年後!?確かに、お前みたいな選手見たことないな。そっちのおまえたちもか?」
「いえ、私は、天馬より前の時代から来ました。剣です。」
「僕は、フェイ・ルーンです。あなたたちの時代から200年後の世界から来ました。」
「うーん。頭がおかしくなりそうだ。」
「ところで一平。お前は、何で帝国のジャージじゃないんだ?」
「?何言ってんだ。今は、世宇子の選手だぞ俺は。」
「世宇子?どこの学校だ?」
「?」
天馬は、理解して説明する。そこで双方の誤解が解けた。
「それで山城さんは、どうやって来たんですか?」
「知らん男に勝手に連れて来られて勝手に置いてかれた。」
「そうなんですね。」
「で、あいつらぶったおせばいいのか。」
「!手を貸しくれんですか!」
「まあ半信半疑ってところだが、まもちゃんが信じているなら俺も信じてやるよ。」
「ありがとうございます!!」
そして、ポジションに着く山城。その時の存在感は、フィールド上で群を抜く。天馬たちは、とてつもない安心感を得る。後半が始まる。敵のボールから始まる。
「多少のズレがあったが関係ない。ついでに、山城もここで修正させる。」
「何言ってんだこいつ。頭おかしいのか。」
「化身すら使えない者に用は、ない。」
敵のキャプテンがドリブルで切り込む。山城も構える。
「遅い。」
「!」
予想以上のスピードのドリブルに突破を許す。
「そんな。山城さんが。」
「天馬来るぞ!」
「「アームド!!」」
天馬と剣の二人が、背中から出現させた化身というものを身に着けてた。敵のキャプテンも同じような状態になった。だが、敵の方がどうやら力を扱うことに長けていたので天馬の方から抜かれる。そして、フェイも立ち向かうがどうやら力に差があるみたいで突破を許す。そして、円堂との一対一に。
「今度は、絶対に止める!!」」
「同じことっ!?」
「!」
シュートを放つ瞬間、ボールは、横のラインを出される。そのプレーに流石の敵のキャプテンも驚く。そして、その犯人を見る。
「貴様。」
「流石、未来の技術だ。面白れぇ。」
「!」ゾクッ
分かる者は、気づいた。
「入ったな。一平。」
「始めて見るが、凄い。天馬も見といたほうがいい。あれが、山城さんの象徴だ。」
「あれが伝説の。」
山城のスイッチが入る。
「もう後半だしな。全力で行くぜ!!」