楽しくただ純粋に   作:瓦版

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進展

天馬たちは、無事に10人までメンバーを揃えた。残り1人になるであろう山城に会いに行く。そして、中学時代の山城のいる時代に到着。この時代の事は、天馬たちも勿論存じている。だから、少し楽しみにしていた。

 

「着いたぞ。」

「ここが、山城さんの。」

「さあ、会いに行くぞ!」

 

メンバーは、山城がいる選手村のホテルに着く。だが、何やら騒がしい様子だった。天馬は、近くの人に事情を聴く。

 

「何か、あったんですか?」

「ん?きみたちは?」

「あ、えーと……。」

「山城選手の知り合いです。山城さんに会いに来ました。」

「そうか。残念だが、彼には、会えないよ。」

「!どうしてですか!」

「君たち知らないのかい?」

 

関係者は、口を開く。

 

「行方不明になんだ。」

「「「「「えええええええ!?」」」」」

「行方不明ってどういうことですか!」

「この間の観戦中の時に消えてしまったらしい。」

「そんな。」

「そうですか、教えていただきありがとうございます。」

「いえいえ。」

 

関係者は、その場を去っていった。残された天馬たちは、どうするか悩むことに。そこに、1人の人物が近づいてきた。

 

「ちょっと良いかな?君たち、雷門中かい?」

「え、はい。そうですけど……あなたは?」

「おっと、すまない。申し遅れたね。私は、エルシャール・レイトン。英国で教授をしている。」

「レイトン教授!?」

「世界でも有名な貴方が、なぜここに?」

「うん、実は、からある依頼をされてね。君たちの事も聞いているよ。」

「ある依頼?」

「不審人物のことをね。そして、報告に来てみたら。」

「一体、どこに行ったんだろう?山城さん。」

「もしかしたら、エルドラドの奴らが。」

「どうやら、何か知ってそうだね。これは、彼が最後に写っている映像なんだけど。」

「これは、……。」

 

その映像は、謎の集団と山城が消える様子が写っていた。

 

「もしかしたら、山城さんは。」

「やはり、そうか。」

「どういうことですか?レイトン教授、フェイ。」

「彼は、僕たちの時代に居るのかもしれない。」

「「「「「!?」」」」」

「場所は、エルドラド本部。」

「つまり、最終決戦の場。」

「決まったようだね。それじゃ、彼を頼んだよ。」

「「「「はい!!」」」」」

 

山城救出に動く天馬たち。場所が、変わりエルドラド本部の地下牢。

 

「気分は、どうかな?少年。」

「あ?良いわけねぇだろ。」

「さて、我々に協力する気になったかな?」

「しねぇよ。自分たちでどうにかしろ。」

「そうか。また来る。」

「チッ(どうしたもんかな……。)」

 

時間は、遡る。牢で目覚める山城。手首には、手錠が付いていた。

 

「ここは「ようこそ、未来へ。」!?」

「山城一平。」

「誰だおまえ。」

「私は、エルドラドのリーダー トウドウだ。」

「!お前が。そんなお偉いさんが、何の用だ?」

「なに、簡単な事さ。君をこの戦いが終わるまでここに幽閉する。」

「……それだけか。」

「まさか、条件を飲んでもらえばすぐに解放しよう。」

「その条件とは。」

「クロノストーンとかいうチームの情報を寄越せ。」

「断ったら?」

「そうだな……セカンドステージ・チルドレンの力の始まりともいえる君たち円堂世代の人間全員が、サッカーを止めるようにしm「バキッ」!?」

「おい小僧「な、!?」お前、あまり調子に乗るなよ。牢に入っているからって俺を縛ったと思うなよ。次、俺の周りに何かしようとするなら。今、ここでお前を破壊する。」ゴゴゴゴゴゴゴッ

「!?(何て気迫!ホントにこどもなのか)」

「おまえらの問題くらいおまえらで解決しろ。過去の人間に手をだすことは、許さねえ!!」バキキッ

「ッ!また来る。その時までに考えてもらおうか。」

 

時間が、戻る。牢のなかで固まった体をほぐす山城。今後の事を考える。

 

「(もし、このまま天馬たちが、俺抜きでエルドラドやセカンドステージ・チルドレンの奴らと戦うことになったら)まあ、大丈夫か。そっちの問題は、むしろ俺の時代の方が問題だ。俺という人物のいなくなった世界でどうなるのやら「心配しなくて良いよ。」!お前は、!」

「やあ、何やら苦戦してるみたいだね。」

「サリューだったか、何の用だ?」

「君をここから出してあげようかなってね。」

「条件とかあるのか?」

「そうだな。彼の相手してもらえないかな。」

「彼?」

「そう、君の後ろにいる彼を。」

「!!」

 

山城の後ろには、1人の少年が立っていた。

 

「サル、ホントにコイツが僕の力を引き出してくれるの?」

「ああ。彼は、なんたって君の先祖じゃないか。」

「!(こいつが、俺の祖先だと!?)」

「はあ、まあいいや。それで本当に出すの?」

「彼しだいだけどね。」

 

山城は、少し考えて口を開く。

 

「わかった。お前らについて行こう。」

「いいの?彼らを裏切ることになるけど。」

「大丈夫。どうせ、天馬たちが勝つから。」

「「!?」」

「こいつ、一回力の差を教えてやろうか?」

「フッやるかい?良いぜ遊んでやるよ。」

「ッこの「待った」!サル。」

「今ここでやることじゃない後でやればいい。」

「……。」

「それじゃあ、行こうか。」

 

こうして、牢を脱出する山城。エルドラドは、このことを気づくのに数分かかったあとだった。

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