優勝決めた帝国学園。しかし、問題が解消しなかった。山城である。豪炎寺のその後の事情を聞き、決勝の出来事をきっかけにすっかり練習に来なくなった。影山には、一応許可を出されているみたいだ。そんな、山城抜きでも変わらない帝国。勝利ため、練習をこなす。そんな、帝国を無視して散歩してる山城。一応、体鈍らないように適当な場所で練習する。
「はぁ、ゆうちゃん達にはわりぃことしたな。けど、俺を相手にする奴がいないしな。これから、どうすっかなぁ。」
1人散歩をしてると、鉄塔に着く。そこで、ベンチの近くでゆったりしてると誰かに起こされる。見ると、円堂だった。
「おい、一平こんなとこで何してんだ。練習は、どうした。」
「なんだよ、まもちゃんか。サボった。」
「サボった?!何でだよ、怪我でもしたのか。」
「いや、怪我じゃない。面倒だから。」
「面倒だからって、練習サボって言い分けないだろ。」
「うるさいなぁ。しなくても、勝っちゃうから良いの。総帥と鬼道には、許可貰ってるし。」
「なんだよそれ、あんなに練習して、試合でも楽しそうにしてたお前はどこに行ったんだよ。」
「知らねーよ。サッカーがまともに出来ないまもちゃんに言われたかない。それに、俺に勝ってから言えよ。」
その言葉にキレた円堂。そして、ボールを山城に蹴り。
「勝負だ、一平。お前のその心に火を着けてやる。」
「はぁ、めんどくさ。三本だけ相手してやる。行くぜ。」
「こい!!」
そして、円堂と山城の最初で最後の喧嘩のサッカー勝負が始まった。最初は、いつ通り左振り上げる山城、円堂も構えるがボールはゴールの壁にぶつかる。
「はい、一本。」
「(まったく、見えなかった。)次こい。」
「たく、だるいな。行くぜ。」
同じ動作でボール蹴る山城、今度は反応した円堂。しかし、無惨にも触れられず決められる。
「(反応が、早くなった)二本。次で、ラストだ。行くぜ、まもちゃん。」
「次は、絶対止める。さぁこい、一平。」
また同じ動作蹴った山城。円堂は、ボール遂に触れる。
(よし、止め、)と思う円堂。しかし、勝負の神様は、残酷でボールごと叩き込まれる。円堂は、立ち上がれなかった。
(終わったな。しかし、三本で触れるとは、)
「まもちゃん、俺の勝ちだ。じゃあな。少しは、サッカーの練習できるようになるといいな。」
そして、その場を後にする山城。その後、円堂を心配しに来た秋に起こされ治療する円堂。
「大丈夫円堂君。痛いとこない?。」
「あぁ、問題ない。ありがとう秋。」
「何か、合ったの。」
「大事な幼なじみを止められなかった。くそ、。」
「円堂君。」
拳で地面を叩き、悔しがる円堂。それを見守ることしかできなかった秋であった。