楽しくただ純粋に   作:瓦版

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衝撃

準決勝が、始まる。相手は優勝候補の木戸川。この間の三人に一之瀬達の知り合いもいた。試合は、前半こそ押されて三点のリードを許すが、新必殺技のザ・ペガサスが、ザ・フェニックスになり、そのまま勝ち越し。決勝切符を手に入れる。その後、豪炎寺は木戸川のメンバーと和解することができた。そして、次の日対戦校は、噂の全宇子中に決まった。マネージャー達の情報を見ると、全ての試合で圧倒的大差をつけて、相手を棄権に追いやっている。謎にまみれたチームに気になるが、雷門イレブンは気にせず練習に入る。だが、1人だけ浮かない顔をしていた。円堂だ。ここまで失点を許して状態で、この間の木戸川ではほとんど止めることが、できていない。そんな時、祖父のノート中にキャッチ技を見つける。マジン・ザ・ハンドというらしい。それを頑張ってみるが、中々上手くいかない。焦りだけが、募る。そして、新たに問題が生まれる。

 

「やあ、今すぐ練習何か止めたまえ。」

「何、誰だお前。」

「そこにいる、鬼道君なら分かるんじゃないのかな。」

「世宇子中キャプテン アフロディ。」

「世宇子って今度の相手。」

「さっき、シュートを止めたろ、お前キーパーなのか。」

「いや、僕はキーパーじゃない。うちのキーパーなら片手取れる。そして、我々の最強はシュートを許さない。」

「無駄ってどういことだよ。神にでもなったつもりか。絶対なんて無いこと証明してやる。シュートを打ってこい。」

「良いだろう、その愚かさをその身に教えてあげる。」

 

アフロディは、シュートを放つ円堂は何とか弾くことに成功する。

 

「これは、驚いた。神のシュートに触れるなんて、君が2人目だ。」

「二人目?それは、誰だ。」

「それは、君たちがよく知ってる人物で我々全宇子中のトップだよ。誰も勝てない。」

「俺たちが知ってる奴。まさか、。」

「そのまさかだよ。じゃあ、僕は行くよ。精々無駄な足掻きをすることだね。」

 

こうして、アフロディは去っていった。雷門イレブンは、あまりの衝撃に唖然とする。円堂と豪炎寺と鬼道は、アフロディの言う最強の選手によく知ってる怪物を当て嵌める。否定したいが、思うしかなかった。士気が下がった。それを見ていた響は、校内合宿を設けた。そして、それぞれの不安を払拭させて決勝に万全の体勢に整える。結果、幸にそうして選手達の雰囲気が良くなる。しかし、円堂のマジン・ザ・ハンドは未完成のままだった。一方変わって、世宇子のグラウンド。1人の選手にアフロディを含めた神達が襲う。が、ものともせずに、ゴールにシュートを叩き込んだ。

 

「さすが、我々の最強。こうも短い期間に差を広げられるとはね。」

「なるほどな、やっと掴んだ。決勝が楽しみだ。」

 

神達が、地面にひれ伏した中心で怪物は静かに笑みを浮かべる。影山は、モニターからその様子を見て笑う。

「ふ、やはり呼び込んで正解だ。まさか、神の水を飲んでないで圧倒とはな。雷門、今回の怪物は、今までの雑魚どもとは違うぞ。」

 

そして、陰謀が渦巻く決勝を迎える。スタジアムにつく雷門イレブン。しかし誰もおらず、困惑すると空からスタジアムが降りてくる。そのスタジアムに歩いていくと、世宇子中と見慣れた怪物がいる。

 

「遅かったな、雷門。今日はわざわざ潰されに来たんだな。」

「山城、お前。帝国を裏切ったのか。」

「ああ、あそこは俺にとっちゃあ、枷でしかないから。それにここだと俺より強い奴らがいるから。レベルが、上がりやすい。」

「一平、一緒に頑張った仲間じゃないのか。」

「頑張った?誰が、俺以外結局病院行きじゃねーか。」

「山城、貴様。何故、影山についた。やつは、悪魔だぞ。」

「うるせーな、そんなん俺に勝ってから言えよ。」

「くっ。」

「今回は、スタメンだから予選時とは違うからな。覚悟しろよ。」

 

こうして、フットボールフロンティアの最後の戦いが始まった。

 

 

 

 

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