楽しくただ純粋に   作:瓦版

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化学反応

怪物が加入した。その出来事に誰もが嫌悪感を抱いていたが、一部は違った。山城が、雷門のユニフォームを着て練習に参加する。すると、真っ先に円堂と鬼道が近づいてきた。

 

「一平、もう大丈夫なのか。決勝であんなになったのに。」

「ああ、もう大丈夫だ。数日間休めたから身体が軽い。」

「しかし、お前が雷門に来るとはな。どういう風の吹き回しだ。」

「ゆうちゃん。そりゃあ、強い奴を倒せるという機会を得られるからな。」

「相変わらずだな。お前は。」

「まぁ、後はお前とまもちゃんと同じチームでやりたかったからて言うのもあるけどな。」

「「!!」」

 

二人は、山城の言葉に驚愕した。それと同時に、昔の山城が戻って来た。そう感じた。そして、二人との会話を終えた山城は、アップを終えて練習に混ざる。ボールを貰い、ドリブルをする。初日なので、本人曰く軽めだそうだ。だが、そのスピードといい、キレといい、レベルアップした雷門のメンバーから見ても凄かった。そして、新加入した吹雪との対戦。山城の動きに着いてく吹雪、天才と怪物の対決は皆が注目する。しかし、吹雪が山城からボール奪うことに成功。誰もが、山城の動きを止めたと思った。だが、円堂と鬼道、そして、吹雪は違った。

 

「山城君、何でわざと取らせてくれたの?。」

「ん?こっちは、回復したとは言え病み上がりだし、わざわざ本気やる必要ないだろ。」

「ふーん、そうなんだ。いずれ見せてよ。君の力。」

「あぁ、近いうちな。」

 

そんな少しの会話で初顔合わせは、終わった。今度は、吹雪が攻める。それに対して山城も動く。

 

「おいおい、どかねーと。また、怪我するぞ。」

「は、何だ。一本止めたからってもう調子のってんのか。めでて~奴だな。」

「何!」

「良いぜ、相手してやる。来いよ。」

 

二人に中心に異様な雰囲気が、立ち込める。そこで、遂に全員が今の怪物の本気を知る。そして、吹雪がドリブル仕掛ける。勿論、山城も反応する。とても、復帰明けとは思えない動きである。そして、吹雪が攻めあぐねると。

 

「フ、足止まってるぞ。」

 

そういうと、吹雪からボールを取りそのままドリブルで上がる。そして、MFのライン抜いたところで、吹雪が追い付く。

 

「行かせないよ。」

「フ、あっそ。」

 

山城は、他のメンバーにパスを出した。そのプレイに皆の気が抜ける。

 

「何で、攻めてこないの?。」

「さっきも言ったろ。しばらく、調整だからわざわざ本気出す必要ねーんだよ。」

「っ。」

 

悔しがる吹雪。その後は、山城はほぼ流しに近い形で練習を終える。そして、その日の夜、1人散歩してると瞳子監督と出会う。

 

「ん?監督さん何してんのこんなとこで。」

「山城君。ちょっと考え事よ。あなたは?」

「うん、いつもの散歩です。それじゃあ、おやすみなさい。」

「おやすみなさい。、、、、ねぇ、1つ良いかしら。」

「ん?何ですか。」

「あなたから見て、今の雷門どう見えてるの?。」

「うーん、強くはなってる。けど、何処か脆さを感じますね。」

「脆さ、それは一体何かしら?。」

「さあ、自分の主観なんで。そこは、監督さん任せますよ。」

「わかったわ。ひき止めて、悪かったわ。戻って良いわよ。」

「そうですか、失礼します。」

 

瞳子監督と別れた山城。キャラバに戻る道中、先ほどのことを思い出す。

 

「ふ、脆さか。確かに、チームに対して言ったが、これは、あんたにも言ってるんだぜ瞳子さん。」

 

怪物の言葉は、風と共に消えていった。キャラバンに戻ると、円堂と風丸が話をしていた。だが、それは雷門の問題のため口を出すことなく、山城は眠りに着いた。そして、次の日練習してると、北海道にエイリア学園が現れたという情報が来て、次はここ白恋中だそうだ。リベンジに燃える雷門、少し余裕を見せる吹雪。特に、何も思わない山城。そして、遂に3度目の決戦を迎える。

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