楽しくただ純粋に   作:瓦版

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そうだ、京都にいこう

イプシロンという新たな敵が現れた。エイリア学園との戦いは、長期戦になることを覚悟した雷門メンバー。そして、イプシロンの現れる予告の学校を知らされる。京都府にある漫遊寺中だそうだ。フットボールフロンティアには、欠場したチームだが実力は折り紙付きらしい。一同は、キャラバンで漫遊寺に向かため、英気を養う目的で一旦東京に戻る。到着すると、総理大臣が戻ったと知らされる。そこで総理大臣に会いに行った。総理は、拉致されたことはわかってたが。それ以外は、目隠しされて解らなかったという。その話を聞いて、更に気合いを入れるメンバー。そして、京都へ向かう。その道中、キャラバンではプチ親睦会に近いものをやっていた。話題の中心は、やっぱり山城だった。

 

「山城は、サッカー始めたきっかけはなんなんだ?」

「あー、そうだな。周りが、やってたからそのままかな。」

「影山って、お前にとってどんな人なんだ。」

「確かに、やってたことはヤバイけど。悪い人ではなかったかな。サッカーの色々。教えてくれたし。」

「へぇ、一平からはそう見えるんだ。。」「まあね。」

「帝国の時から散歩するのをよく見るが、あれは昔からやってるのか。」

「そうだな、気分転換もあるけどね。少し、考えを整理するのにちょっとね。」

「ふーん、お前が考えるか。帝国の時から考えるなんて無縁の奴かと思ってた。テストの順位低いし。」

「ゆうちゃん。喧嘩売ってんのか、テスト関係ねぇだろ。」

「そっか、俺と一緒だな、一平。」

「お前と一緒にすんなまもちゃん!それに、雷門と帝国だと、テストの難易度違うじゃねぇか。」

 

そんなこんなで、仲良く会話してると、京都の漫遊寺に着く。すると、漫遊寺のキャプテンが出迎えてくれた。

 

「ようこそ、雷門中の方々。わざわざ、遠いところから来ていただきありがとうございます。道場まで案内します。」

 

そう、キャプテンに連れられて、道場に着く。すると、一歩踏み入れたとたんに皆が転ける。床が、ワックスでツルツルだった。そして、1人のちびっこを見かける。

 

「引っ掛かった引っ掛かった。うししし。」

「小暮ーーー。」

 

小暮と呼ばれた生徒は、走り去った。その後、監督さんが、現れて小暮のことを許して欲しいという。理由を聞くと、小暮は幼少の頃に両親に捨てられたそうだ。だから、人間不信になってるそうだ。それを聞いて、同情する雷門メンバー。特に、鬼道と音無は共感しているらしい。その後、小暮はワックスのはがしをしていた。そして、次のイタズラを考えてた。

 

「くそ、和尚め。めちゃくちゃ強く殴りやがって。」

「ねぇ。」

「おわ、あんた雷門のマネージャー。」

「何で、いたずらなんかするの?」

「だって、あいつらが俺を除け者するから。」

「それは、君が下手くそだからじゃない。」

「?!下手くそじゃねぇし。」

「だったら、見返せば良いじゃない。」

「うるさいな。ほっとけよ。」

 

そのまま走り去って行った。変わって、寺を案内されている雷門。今回のイプシロンとの対戦どうするのかと聞く。聞くと話合いで解決するそうだ。それ以上に考えを変えるつもりはないそうだ。鬼道は、ここでメンバーの違和感を感じる。1人足らないことに気づいた。

 

「おい、誰か山城は知らないか。」

「ほんとだ。どこ行ったんだ?一平のやつ。」

「結局、雷門に来ても変わんないのかよ。」

「猫みたいな人っすね。」

「彼なら、別で散策してるそうよ。」

「「「?!」」」

「まぁ、彼ならすぐ戻ってくるでしょ。ですよね、鬼道君。」

「まぁ確かに、そうですね。帝国のときもなんだかんだ時間になったら、戻って来ますしね。」

 

いつの間に、そんな話なってたのか。雷門メンバーが、山城の1人行動に驚く。一方、その話題の山城は寺の色んなところを歩く。

 

「ふーん、色んなところに修行場があるな。生徒も真面目で勤勉な奴が多い。多分、俺とは相性の悪そうなところだな。」

 

そう、散策すると、さっきのちびっこの小暮に出会う。

 

「お、」

「あ、お前さっきの雷門中の。こんなとこで、何してだよ。」

「別に、どこ行こうが関係なくね。お前は、さっき和尚さんこっぴどく怒られてたけど。」

「関係ねぇよ。どうせ、和尚も俺が下手くそだから。補欠にしてるんだろ。」

「補欠なんだ。がんばれー。じゃあな。」

 

そう、山城が散策の続きに行こうとすると、小暮止められる。

 

「何?俺、忙しいんだけど。」

「うそつけ、チームから離れて自由にしてる癖に。まあ良いや、少し練習に付き合ってほしい。お前、あの怪物ストライカーの山城だろ。俺にサッカーを教えてくれ。」

「別に、俺じゃなくて良くね。チームメイトに教えて貰えよ。」

「いや、あいつらを見返したいんだ。頼むよ。」

 

山城は、少し考える。そして、口を開く。

 

「良いぜ、監督さんに頼んで。空き時間に相手してやる。」

「?!ほんとか、サンキュー。」

 

そういうと、小暮は消えていった。それを見て、少し笑う山城。その後、監督と和尚さんに了解を取る。瞳子監督は、少し疑問を感じていたが、和尚さんは、快くOKしてくれた。そして、可能性を秘めたちびっこと怪物の秘密の練習が始まる。

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