前半の鬼道と山城の二人は、プレイ支障をきたす。シュートを打たせれば佐久間が、シュートを打てば源田。その狭間でプレイをしなければならなかった。前半終了間際、また佐久間の皇帝ペンギン1号が炸裂し得点を防いだが、佐久間の身体は悲鳴をあげていた。そして、ハーフタイムに瞳子が二人を外そうとするが、山城からの願いによりこのままで。後半開始、吹雪にパスを要求されて渡す鬼道。そして、吹雪は染岡と高速のシュートを決めた。速さで何もさせない。そう言われて、山城は旧友のため、本気の状態なる。ボールを奪い、1人で上がる。そして、シュートを放つ。
「何度だって、止めてやる。ビースト?!ぐわぁ。」
山城は、吹雪の速さで勝つ戦法に穴があることに気づいた。確かに、速ければ、相手の必殺技は出しづらい。だが、タイミングを計られてしまえば、それは意味をなさない。ならどうするか。答えは、敵を戦闘不能にする。馬鹿らしいが、今回はそれをやるしかない。
「すまねーな源田。お前を止める方法はこれしかない。壊れないでくれよ。」
そして、その後もボール奪って気絶寸前の威力を源田にぶつける。すると、物の数分で源田は倒れる。
「山城、貴様。」
「ゆうちゃん、もう、こうするしかねーよ。力に溺れた奴らを救えるのは、力しかねーんだよ。」
「だが、、、、しかし。」
「我慢してくれ、俺だってこんなことしたくねーよ。」
「く、。」「すまねぇ。」
だが、敵の参謀の不動は、染岡に殺人スライディングをして怪我させる。それに、吹雪が切れるが染岡が止める。そして、ベンチに下がる染岡。それを見ていた、怪物が愚かな道化師に制裁を下す。ボールを奪い、不動の前に立つ。
「なんだ、怪物君。仲間が、怪我させられて怒ったのか。は、案外甘いなおまえ。」「、、、、、、、、。」
「何か言えよ、すかしてんじゃねーよ。」
「うるせーよ。」
そのまま、シュート体勢に入った山城。一瞬、不動は山城の動きを理解できなかったが、次の瞬間理解した。怪物の力業のシュートが、道化師に突き刺さりそのままぶっ飛ばした。やられた不動は、立ち上がれずそのまま気絶する。そして、山城にイエローカードが、出された。しかし、山城は真帝国の他のメンバーに目をやると。
「次は、全力来い。じゃねーと、お前ら怪我じゃすまねーぞ。」
威圧感の纏った言葉に誰もが恐れた。そして、問題だった佐久間とマッチアップするが、怪物の本気の威圧感に恐れた佐久間は、無心タックルを仕掛けるが、山城は物ともせずぶっ飛ばし、負傷退場に。そして、今日二枚目のカードを貰ったため、ベンチに戻る。ベンチに戻った山城誰も声を掛けれなかった。そのほとばしる怒りが、ベンチの空気を重くした。試合は、そのまま終了。鬼瓦刑事と警察官達が来た。そして、影山を押さえて終わるかと思ったが、船に自爆装置が複数発動され、最後に鬼道共に影山の元へ。
「影山、満足か。」
「ふ、満足。するわけ無いだろう。」
「影山さん、あんた何でサッカーを恨む。なぁ、何でだ。答えろ、影山。」
「それは、今度会えたら話をしよう。さらばだ、私の最高傑作達。」
「「影山まままままままま。」」
こうして、後味の悪い形で別れた。佐久間と源田は、頑張れば、数ヶ月でまた動けるらしい。その後、皆キャラバンに乗り込む。その際、瞳子監督と響が話しているの見かけた山城だが、それよりも自分の今回のプレイに反省していた。相手の選手を何も思わず破壊する。その感情に、気持ちがどん底に落ちる。二度とやらないと心に誓った。