楽しくただ純粋に   作:瓦版

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未知なる可能性

福岡に着く。さすが、町並も落ち着いている。今回、円堂の祖父のノートがあるという学校に行く。陽花戸中、県予選を中々勝ち抜けない弱小校。学校に着くと、少し陽花戸中の生徒が寄ってくる。やはり、今回の一件と全国優勝したことで有名なったらしい。そして、生徒の中から校長先生が来る。

 

「ようこそ、陽花戸中へ。歓迎します。雷門の皆さん。」

「はい、こちらこそ。よろしくお願いします。」

 

こうして、軽い挨拶を終える。そして、本題のノートを聞くと校長室に連れられていく、円堂と瞳子そして、知り合いだった夏未の三人が。他のメンバーは、陽花戸の学校を案内して貰った。勿論、山城は監督の命により音無、鬼道の兄妹に挟まれる。

 

「なぁ、お二人さん。少し離れてくれない。」

「ダメだ、お前は目を離すとすぐどこか行く。」

「そうですよ。山城は、自由過ぎるので少し大人しくして貰います。」

「はぁ、どこも行かねーよ。ペットか、俺は。」

「ああ、正直、お前の放浪癖を直す良い機会だと思ってる。」

「それに、今は雷門に居るんですから、雷門のルールにしたがって貰います。」

「もう嫌、この兄妹。」

 

そんな、山城と兄妹が校内案内の間、ずっと会話していた。そして、円堂達が戻ってきた。手には、例のノートが握られていた。その後、親睦の意味もあり、陽花戸中のサッカー部と交流する。そこで、円堂に憧れているという一年生キーパーに出会う。名前は、立向居 勇気。彼もまた円堂大介のノートを見て、技を磨いた1人。そして、互いにゴットハンドのフォームから技を出す。すると、その威力は互角に終わる。そして、ここに円堂と立向居との間に師弟関係が気付かれる。それから、陽花戸と雷門で交流練習が始まる。互いに、良い刺激になっていた。一部を除いて。

 

「さーて、ここの学校の日陰は、良いな。よし。」

「何が、良しだ。山城(怒)。」「え?。」

「来い、お前の為の練習だ(怒)。」

「何で、この場所知ってるの?。ゆうちゃん。」

「お前と回る時に、春奈と一緒に確認してた。」

「マジかー、そこまでする。」

「安心しろ、お前には皆と違う練習する。」

「あ、そうなの。何やるの?。」

「それは、着いてからのお楽しみだ。」

 

山城は、連れられてくると。爽やか笑顔の立向居と鬼道と同じように頭に怒りマークを付けてる円堂と音無、それに更に静かキレてる瞳子の姿が。山城は、鬼道に懇願するが、笑顔で連れてかれる。そして、それからキーパー二人にシュートを放つ練習が数日続く。山城は、さすがにヤバいと思い陽花戸の生徒に紛れて隠れポジションに行こうとすると。背中、トントンされた。振り向くと、陽花戸中の校長先生だった。

 

「どこか、行くんかい。」

「えぇ、ちょっと気分転換に。校長先生は、なぜここに?。」

「いやぁ、この年になると。生徒がみんな孫みたいに見えてね。とても、可愛がりたくなるんだ。」

「そうなんですか。」

「そしてね、悪い子がいると、これまた叱りつけたくなるんだよ。」

「はぁ。」

「今回サボろうとする君を説教しようかなと思ったけど、必要ないみたいだ。それじゃ。」

「え?」ガシッ

 

そのまま、いつものコースへ。数日が過ぎると、陽花戸のグラウンドにエイリア学園の怪しい光が現れる。出て来たメンバーは、デザーム達ではなく別のチームだった。向こうのキャプテンと円堂は、会話していた。そして、試合をすることに。

 

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