楽しくただ純粋に   作:瓦版

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マスターランク

イプシロンの上のチーム、マスターランク ジェネシス。そう、ヒロトまたの名グランという、選手が話した。最初、開催校の維持として、陽花戸中が対戦する。雷門は、マスターランクの実力を見学する。そして、試合開始と同時に、その実力を見せつけられる。ジェネシスの選手の動きが、異次元過ぎて目で追えないのだった。

 

「貧弱すぎる。」

 

そのグランの一言に尽きた。いくら、立向居が将来の高い選手と言えど、実力はまだまだ。結果、ジェネシスは陽花戸中のメンバーを試合続行不可能になるほど、圧倒的実力差で叩きめした。そして、グランは雷門に試合をするよう持ちかける。勿論、円堂は承諾する。そして、ジェネシスとの試合が開幕する。今回は、山城もスタメンに連ねる現段階の雷門の最高メンバーで挑む。そして、試合開始。ボールを持った吹雪が上がる。鬼道は、パスを回すように言うが、個人で上がりシュートする。だが、マスターランクのレベルは、高かった。相手のキーパーは、必殺技無しで止める。そして、ジェネシスのカウンター。あり得ないスピードで、上がって来る。そして、グランにボールが渡る。

 

「行くよ、円堂君。」

「こい、ヒロト。」

 

グランの普通のシュートは、円堂のマジンザハンドを消し去る。そして、円堂ごとゴールに突き刺さる。実力差を感じた雷門イレブン。誰しもが、その差に絶望するが、山城だけ笑顔を見せる。試合再開のキックオフ。今度は、山城がボールを持つ。ドリブルを仕掛けようとするが、グランが詰めてくる。

 

「君の実力は、こちらでは測れなくてね。悪いが、行かせないよ。」

「へえ、お前なら相手に出来そうだな。行くぜ。」

「ふ、来なよ。」

 

山城は、全力に近いレベルのドリブルを仕掛ける。そして、グランも今までの遊びとは、違うレベルの高い守備をする。エイリア学園最強と怪物の勝負は、誰も介入出来なかった。そして、緩急に新たに変幻自在の動きを見せた怪物が、最強を抜く。

 

「な、グランが。」

「行け、一平。」

 

その後は、MF、DFのラインを抜き、シュート体勢に入る。

 

「マスターランクの高さ見せ貰うぜ。」

「ふ、愚かな。プロキオンネット」

 

お遊び無しの右足で振り抜く。ジェネシスのキーパーは、必殺技を使用する。

 

「っ。」

 

勝負は、キーパーの勝ちだが、ジェネシスのメンバーは今のシュートで怪物の警戒を高める。

 

「グラン、やつは野放ししない方が良いな。」

「そうだね。彼は、本来ならうちに来ても可笑しくない選手だからね。ウルビダ、彼のマーク着いて。」

「ああ、了解した。だが、その分の攻撃は、任せたぞ。」

「ふ、君がそこまで言うなんて。わかった、攻撃は任せて。」

 

それから、ジェネシスの猛攻が始まり、前半だけで大差をつけられる。山城が封じられ、得点力が半減になる。

後半も同じ展開になる。山城は、ウルビダに話しかけた。

 

「なぁ、あんた、いつまで付いてるの?もう良くね。」「ふん、別に貴様なんかどうでも良いんだがな。皇帝は、お前の実力を買っているからな。尚更、最後まで相手しろ。」

「へえ、親玉さんがね。なら、期待に答えるかね。」

「何を今さら。」

 

ウルビダが、山城に視線を送るとそこに怪物はいなかった。気づいた時には怪物がゾーンに入り敵からボールを奪った後だった。

 

「悪いが、本気でやらせて貰うぜ。」

 

怪物の動きは、エイリア選手を圧倒する。そして、エリアに入り、右足を振り抜く。

 

「プロキオンネット。う、うわあ。」

 

怪物の一撃が、最強のゴールを割る。皆が、喜んで山城へ抱きついたりした。だが、これ対して称賛しない者がいた。吹雪である。本人は、焦りと嫉妬に刈られていた。完璧にならなきゃ、行けないのに怪物との距離は永遠に縮まらない。

 

「点取らなきゃ、守らなきゃ、完璧ならなきゃ。」

 

吹雪の中は、ぐちゃぐちゃになっていた。そして、山城も異変をきたす。散々、ウルビダにマークされ、体力の減少が激しく、そこにゾーンの解放。そして、さらにグランもマークに来て、リミットが早まった。

 

「はぁ、、はぁ、、くそ、もうかよ。」

「ふー、やはり君は、侮れないね。だが、もうおしまいだ。最後の一撃とさせて貰う。じゃあね。」

「く、まちあが、、れ。」ドサ

 

遂に、怪物倒れる。そして、ジェネシスのメンバーは全員でパスを回して、エリア近くのグランに渡る。シュート体勢に入る。その瞬間、円堂とグランの間に吹雪が突っ込んだ。

 

「悪いが、これで最後だ。流星ブレード。」

「うわああああああああ。」「吹雪?!。」

「ぐぅ、うわああ。」

 

シュートは、枠を外れた。だが、吹雪は意識不明の重態になる。その後、試合は途中でジェネシスは切り上げる。だが、風丸はジェネシスのメンバーの言葉に絶望する。

 

「グランの奴が、雷門を気にしてたが。山城以外雑魚だったな。」

「全くだ、奴がいなかったら、アップにもなんねーな。」

「?!アップにもならない。そんな、、、、。」

 

マスターランクの力知った雷門。それぞれのレベルの現在地と壁の高さを知った。得たものは、大きかったが、同時に失うのも大きかった。

 

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