楽しくただ純粋に   作:瓦版

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復活の炎

後半、イプシロン改ボール。やはり、山城の封じは、再び行われる。

 

「また、苦しんで貰うぜ。」

「このまま、最後まで相手して貰うよ。」

「たく、ただでさえあちーのに、お前らも飽きねーな。」

「は、なんとでも言え。」

 

そのうちに、デザームは、エリア近くまで来た。そして、シュート体制に入る。

 

「雷門よ、これで終わりだ。グングニル。」

 

先程同様に、デザームは、必殺技を放った。円堂は、立向居と綱海の言葉から祖父のノートの「究極奥義に完成なし」の意味に気づく。

 

「そうか、そう言うことかじいちゃん。究極奥義に完成なしってことは、一生完成しないってことじゃなくて、ライオンの子供が大人に成長するようにこの技も進化し続けるってことなんだよな。」

 

そして、円堂の正義の鉄拳は、見事進化を果たして、グングニルを弾く。そして、そのボールを貰った塔子は、鬼道に渡す。

 

「ふ、きみが動けない限り、点を取れないよ。」

「お前らは、どっちにしろ試合終了だ。」

「フー、今しかねーか。」

「何の話、?!。」

「奴は?。」

 

二人は、山城を見失った。怪物の本気が、発動された。マークを外し、フリーになる。

 

「山城。」

 

鬼道からのパスが、怪物に渡った。

 

「ナイスパス、ゆうちゃん。」

「行かせん。ここで、貴様を倒す。」

「悪いな、今の俺には、誰も眼中にねーよ。」

「な、」

 

その光の如く駆けるドリブルは、レベルの上がったイプシロンのメンバーでも追い付けない。MFを抜いた後、そのまま山城は左足を振り抜いた。そして、DF陣の横通り抜け、キーパーに加速する。

 

「くそ、ワームホール。ぐわぁ。」

 

怪物の一撃を許す。雷門に同点の点が入る。雷門ベンチは、歓喜が沸く。イプシロン改は、絶望する。そして、鬼道とハイタッチする山城。

 

「さすがだな。」

「ああ、次で決めよう。」

 

試合再開し、怪物がその光の速度で、デザームに迫る。デザームは、パスを出せず、一対一になる。

 

「く、山城おおお。」

「うるせーな、自力で抜いてみな。」

 

そこから、デザームは、色々とフェイントを重ねるが、目の前の怪物は、つられなかった。

 

「残念だったな。チームのレベルを上げても、この程度だ。」

「くそ、」

 

ボールを奪った怪物は、先程と同じくドリブルで上がる。イプシロン改のメンバーは、目が慣れたのか、詰めてきた。だが、それは怪物の前では無意味だった。そして、全てを抜き去った山城は、キーパーと一対一になる。キーパーは、早めに構える。山城は、右足に渾身の力溜めて、ボールに叩き込んだ。蹴られたボールは、キーパーごと、ゴールへ突き刺さった。これで、勝ち越しになる。

 

「よっしゃ、、、勝ち越し。」

「ああ、よくやった。」

「すまねぇ、、、後、、、、頼む。」

「ああ、任せろ。」

 

そして、山城のゾーンが切れる。勝ち越しに成功した雷門だが、デザームは黙ってなかった。

 

「ふ、怪物はもうまともにやれんな。ここで、止めを刺す。」

 

試合が、再開するとデザームは今までと攻めを変えて、ドリブルで上がる。誰も、相手に出来ず円堂と一対一。

 

「こい、正義の鉄拳。」

「ふ、私もさらに上に行こう。グングニル。」

 

今までと威力が、違う。円堂の正義の鉄拳が、破られた。同点に追い付かれる。

 

「山城は、先程の力は出せない。これで、貴様達に点をとる。手段がない、貴様らの最後だ。」

「は、同点になっただけで、偉そうだな。」

「ああ、貴様ももうまともに動けまい。なら、我々は最後まで、雷門を全力で叩きのめす。」

 

試合再開、山城がボールを持つ。そして、デザームを含め三人が詰めてくる。

 

「終わりだ、山城。」

「うるせー、最後は俺らが勝つ。」

 

山城の考えを察した、鬼道。

 

「待て、山城。それ以上は、お前の体が持たないぞ。」

「悪いな、やっぱり負けたくねーんだよ。」

 

山城から再び威圧感が、生まれた。デザーム達は、警戒する。

 

「お前ら、めでてーな。俺の本気、二回も見れるなんてな。」

「く、くたばれえええええ。」

「邪魔だ。」「「「ぐわぁ。。」」」

 

三人をまとめてぶっ飛ばした山城。そのまま、突っ込む。だが、MF陣を向かえてから、キレが悪くなる。

 

「はあ、、、はぁ、、、後少し。」

「「死に損ないが、。」」「ぐっ?!」

 

DFの二人が、山城にタックルでぶつかる。だが、怪物は、動く。

 

「ぐっ、どけえええ。」「「うわああ。」

 

DF陣の二人をぶっ飛ばした山城、キーパー一対一になる。シュート体勢に入り、全てを注ぎこんだ。

 

「行けえええええ。」

 

放たれたシュートをキーパーは、シュート技の必殺技を使い耐える。

 

「うぉおおお。ぐわぁ。」

 

キーパーの技を破っただが、シュートはバーに直撃してラインを越えた。

 

「うそだろ。」ガクッバタ

「山城おおお。」

 

限界の山城、遂に倒れる。鬼道が、山城に寄る。遂に、雷門の望みが消えた。だが、雷門は諦めなかった。

 

「絶対、勝つぞ。」「「「おおお。」」

「ふ、面白い。」

 

イプシロン改との絶望のクライマックス向かえる。雷門だが、先程外へ出たボールが中へ戻って来た。すると、入り口から1人のフードの男が歩いてきた。

 

「あいつは、。」「来たか。」

 

そして、フード取った。その男、雷門のエースにして、炎のストライカー 豪炎寺。

 

「待たせたな。」

「っ。いつもいつも遅いんだよ。」

「豪炎寺さんが、帰ってきたッス!!。」

 

雷門のメンバーは、全員が歓喜する。そして、豪炎寺と山城の交代が告げられる。

 

「豪炎寺、要注意人物。審判、ポジションチェンジだ。」

 

こうして、雷門の得点力が戻る。そして、やはり豪炎寺にマークを着けたイプシロン改。だが、ここで、天才が動く。

 

「豪炎寺。」

鬼道のパスは、マークの付いてる豪炎寺に。誰もが、取られると思ったパスは、カーブを描き、マークを振り払った豪炎寺の足元にドンピシャに収まる。キーパーと一対一になる。

 

「こい、貴様の力見せてみろ。ドリルスマッシャー。」

「爆熱ストーム。」

「ぐっ?!なんだ、この力は。ぐわぁ。」

 

新しい技と共に、強くなって戻って来た豪炎寺。そのシュートが、決まった途端、試合終了の笛がなる。雷門が、見事に勝ちを得た。その瞬間、皆が豪炎寺によって喜びを分かち合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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