雷門ボールからキックオフ。豪炎寺と共に上がる山城。
「おい、しっかり付いてこいよ。トロトロしてたら、置いてくぞ。」
「ふ、もう遅れはとらんさ。お前こそ、無理して怪我なんてするなよ。」
「は、言ってろ。」
二人のストライカーが、上がる。連携のコンビネーションは、意外に良かった。
「ふ、意外だな。エースストライカー同士だから、連携は壊滅的かと心配したが。これなら、何とかなるか。」「楽しそうだな、鬼道。」
「一之瀬、これ程楽しいものは、ないだろ。」
「そうだな。俺たちも置いてかれないようにしなきゃな。」
二人の中核は、笑みをこぼす。そうしてる間に、二人はエリア近くに入る。そして、ボールを貰った山城は、左足でシュートを放つ。
「まず、1点。」
「ふん、アイスブロック。」
シュートは、相手のキーパーの手に収まる。やはりマスターランクは、伊達ではないということだろう。雷門の誰もが、そう感じた。
「ふ、さすがに肝を冷やした。だが、ここまでだな。」
ダイヤモンドダストのカウンターが、始まる。ガゼルを中心に攻め上がる。そして、前線のガゼルに渡る。
「ふ、凍てつく闇を教えてやる。ノーザンインパクト。」
蹴り出されたシュートは、とてつもない冷気を纏い、円堂のいるゴールへ。雷門のDF陣が、その前に立ち、それぞれの技を出す。だが、それを意図も簡単破壊した。
「正義の鉄拳。ぐわぁ。」
正義の鉄拳は、破られ、ゴールに突き刺さった。先制された。だが、その事に驚きはなかった。雷門イレブンは、相手の分析に入れるほど、強くなった。
「大丈夫か、派手にやられたな。」
「ああ、だが、究極奥義に完成なしだな。次は、止める。一平、点は頼むぞ。」
「ああ、任せろ。」
試合が再開し、ツートップで攻める雷門。敵も警戒する。
「さすがだな。だが、隙だらけだぜ。豪炎寺。」
「お、ナイスパス。(意外パスも上手いんだな。)」
こうして、互いにドリブルとワンタッチパスで再び、前線に山城が、ボールを持つ。そのまま、シュート体勢に。
「さて、点はいただくぜ。」
「ふん、同じことアイスブロック。」
「そうだな。だから変える、豪炎寺。」
バックパスで豪炎寺に渡す。その行為に、ダイヤモンドダストは、驚く。データと聞かされてた話が、違った。そのまま、豪炎寺は、自身の最高の技を叩き込む。
「爆熱ストーム。」
「く、アイス、ぐわぁ。」
勿論、必殺技が間に合う分けもなく同点を許す。山城は、ガゼルと会話する。
「ふ、自分で打たないのか。やはり、警戒に値しないな。」
「はは、何言ってんだ。同点になってるのに、マスターランクが、笑わせんな。」
「何。」
「安心しろ。次は、お望み通り決めてやるよ。ま、その頃には終わってるだろ。」
「楽しみだな。」
試合が再開し、ガゼルがボールを持つ。そして、山城が相手する。
「腰抜け、用はない。」
「おもしれぇ、かかってきな。」
「ふ、良いだろう。行くぞ。」
一対一の勝負、ガゼルは持ち前のスピードで振り切ろうとする。だが、怪物の広域の守備範囲。加えて、ガゼルの性格からパスを出すことはない。だからこそ、怪物に勝つことはない。
「く、抜けられない。」
「なんだ、その程度かよ。」
「な。」
ボールを奪った山城。それから、ガゼルも追い付く。
「行かせん、貴様を止めて雷門に勝つ。」
「そうかい。だから、その程度なんだよ。」
山城は、ガゼルを抜く。そのまま、単独で攻める。そして、次々に抜いてキーパーと一対一に。
「今度は、俺が決める。ハアアア。」
「アイスブロック。ぐわぁ。」
そして、敵の必殺技を敵ごとぶっ飛ばした。そして、2点目が入る。
「今日は、こんなもんか。まあまあだな。」
「何言ってんだ。1人で点をもぎ取って。」
「そうだな。まったく、お前は無茶苦茶だな。」
三人でハイタッチする。打って変わって、ダイヤモンドダスト、勝ち越されて絶望する。
「我々が、勝ち越された。」
「このまま敗北か。」
「皆、戦術を変える。そして、認めよう奴らは強い。」
「「「は、。」」」
こうして、気合いの入ったダイヤモンドダスト。その後、戦術を変えて山城を封じる方針に。それが、功を奏し、優勢に進め、ガゼルのノーザンインパクトで、点が入る。同点になる。その後、豪炎寺にもマークをしかれ、打つ手なしに。三人技で仕掛けることにした。だが、これが悪手に走る。円堂が、ゴールを開けるという弱点が判明し、シュートを仕掛ける途中でボールを奪われる回数が多くなり、その度に綱海達、DF陣が体を張ることになった。そして、終了間際にボール弾いた。そこで、前半を終える。すると、突然ボールが帰ってきた。さらに、ボールを蹴った本人が、現れる。かつて、神と名乗り、怪物と共に雷門に立ち塞がった男。
「何しに来たアフロディ。」
「やあ、久しぶりだね。我が最強。」
この男が、参入することでこの試合は、大きく変わるのだった。