「一体、どういうことだ。アフロディ。それに、俺はもう最強じゃねぇよ。」
「ふふ、君らしい。僕は、力に溺れて神と名乗っていた自分を正気に戻してくれた。君たちに、恩返しがしたいんだ。」
アフロディの口から出たお願い。だが、雷門のほとんどのメンバーは、アフロディのやってきたことに不満があり、メンバー入りを拒否する。
「影山の下で、悪事働いたお前を信用何かできるか。」
「そうだ、どうせ、また何か企んでるんだろ。」
「違う。本当に、君たちの力になりたいんだ。」
話は、平行線を辿るが、雷門のキャプテンである円堂が成長したキャプテンとしての腕を見せる。
「いい加減にしろお前達、過去がどうあれ、力を貸してくれる奴がいるんだ。嬉しいことじゃないか。」
「円堂。」「キャプテン。」
「ありがとう、円堂君。」
こうして、話が纏まる。そして、アフロディが入る。代わりに山城が下がることになった。ベンチに戻ると、吹雪が話しかけてきた。
「山城君、良かったの?。きみのことだからもっと出るつもりかと思ったけど。」
「あー、そうしたかったけど、今までと違ってそんなに気合い入れる試合じゃねえからな。」
「そうなの?。」
「ああ、それに怪我明けだったからな。あんまり、無理して戦う利点がない。」
「そうなんだ。」
そう、会話してるベンチから試合に戻る。アフロディの加入に少し、ズレが生まれたが、鬼道がパスを出したことで、修正することができた。そして、アフロディにボールが渡る。
「今の僕の力見せてあげる。ゴットノウズ。」
「アイスブロック。ぐわぁ。」
アフロディのシュートが決まる。雷門が、勝ち越しに成功。その後も何とか形を作る。だが、向こうの力業が多くなりボールを奪われる。そして、ガゼルに渡る。そのまま、必殺技を打たれる。防ぐことが、出来ずゴールに吸い込まれた。同点になる。そして、時間少ないため、再び三人技に挑戦するが、また奪われる。ガゼルが、ボールを貰い、シュートに移ろうとするが、アフロディのカバーにより時間稼ぐことができた。だが、すぐに抜かれ、シュートを放たれる。円堂も応戦に移るが。
「円堂、駄目だエリア外だ。ハンドになるぞ。」
「?!。うぉおおお。」
「!。」
円堂は、すぐ手を引っ込めて、頭で弾き返す。すると、円堂の額から拳が生まれ、シュートをフィールド外に弾き飛ばした。その後、笛が鳴り響き、試合を終える。ダイヤモンドダストのメンバーは、消えて行った。試合後、正式にアフロディの加入が、決定する。
「よろしく、これからは、君たちのためにこの力を使うよ。」
「ふ、そうか。お前ともまたサッカーするんだな。楽しみしてるぞ。」
「ああ、僕もきみとまたサッカーできるということに、喜びを感じてるよ。今度は、僕がきみを追いかけるからね。」
「追い付けるなら、追い付いてみろ。気ぃ抜くと、あっさり置いてくからな。」
「うん、頑張らせてもらうよ。」
そして、チームメイト同士で会話してると瞳子から驚愕の発言が来る。
「このチームは、さらに上に行く必要があります。なので、まず円堂くん。」
「はい。」
「貴方は、キーパーをやめなさい。」
「「「?!。」」」
「どういうことですか。」
「言葉通りの意味よ。」
「おい、それじゃあわかんねぇだろうが。ちゃんと、説明やれよ。」
「山城、お前は、何か知ってるのか。」
「代々、なにしたいのか。察しては、いる。けど、俺が説明したら意味がねぇ。監督のあんたが、説明しろ。」
「!ごめんなさい、言葉が足りなかったわね。円堂君、貴方には、DFになって貰います。」
「どうして、DFを?。」
「そうか、山城。そういうことか。」
「何が、分かったんだ。鬼道。」
「良いか、今日の試合、三人技を使用する時、お前は、ゴールを空けなきゃいけなかった。だが、本来のキーパーは、ゴールを空けてはいけない。」
「そうか、だからDFに。」
「そうだ。つまり、お前はリベロになるんだ。」
そうして、円堂はこれからの試合ため、DFに転向することを決める。そして、代わりにキーパーを勤める立向居に激励をした。立向居は、それを確かに受け取った。それから、フィールドプレーヤーの練習をする円堂。だが、なかなかキーパーの癖が抜けずに苦戦する。立向居の方は、究極奥義のムゲンザハンドに挑戦中。綱海にパワー系のシュートを放ってもらう。皆が、頑張って練習するなか、山城は1人別メニューをこなす。やはり、怪我明けということもあり、前回の試合の感覚を少しずつ試しながら。練習をする。その途中、アフロディと会話することに。
「相変わらず、無茶したそうだね。体の調子は、問題なかったのかい?。」
「ああ、問題ねぇ。今は、特に違和感はねぇな。」
「そうか、それは良かった。1つ気になるけど、彼は練習しないのかな。」
「ん?。」
アフロディは、吹雪を指差す。
「ああ、あいつはほっとけ。今、自分と戦ってる。」
「自分と、、何かアドバイスしようかな。」
「止めとけ。あいつもエースストライカーだ。もし、今アドバイスすると、余計に沼るぞ。」
「だけど、このままだと、彼は、ずっと嵌まるよ。」
「良いんだ。今を乗り越えるのは、あいつ自身の力だ。自分からアドバイスを求める位じゃないと、あいつはずっと変わらない。」
「厳しいね。君は、相変わらずだな。」
「当たり前だ。エースを名乗る。完璧を目指すなら、ここで躓いてる場合じゃない。俺は、トロトロしてる奴を待つほど、暇じゃねぇ。」
そして、山城はどこかに行く。アフロディは、その背中にかつての頼もしさを感じ、練習に戻る。それから、数日後、円堂は何とか形にした。そこで、鬼道からある提案をする。