楽しくただ純粋に   作:瓦版

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エイリア石の脅威

キックオフの笛がなる。ダークエンペラーズの選手が駆け上がる。そのスピードは、ジェネシスと同等かそれ以上。そして、風丸が円堂と対峙する。

 

「行かせないぞ。」

「ふ、キーパーじゃないお前なんか、何も怖くない。疾風ダッシュ。」「な、。」

 

風丸の十八番の疾風ダッシュ。そのスピードは、まるで瞬間移動したような感覚にさせるほど。そのまま、駆け上がり、染岡にボールが渡る。シュート体勢に入る。だが、吹雪が快速を飛ばして間に合う。そして、二人の力比べが始まる。

 

「君を止める。」

「吹雪。俺は、もうお前に遅れとるほど弱くねぇ。ハアアアアア。」「な、ぐわぁ。」

 

染岡の胸からエイリア石が光出し、パワー増幅させた。結果、吹雪は、力負けする。そして、そのシュートは、立向居を襲う。立向居は、自信の最高のムゲンザハンドを発動して何とか止める。だが、その手から煙が出ていた。

 

「く、なんて威力だ。手がまだ痺れている。」

 

そして、今度は雷門のカウンターに入るが、パワーアップした風丸達DF陣に止められる。そのまま、カウンターされ、風丸を含めた三人の選手が放つ。その体勢は、ザフェニックスだが、色と向き違った。

 

「「「ダークフェニックス。」」」

「ムゲンザハンド。く、うわあ。」

 

立向居の健闘虚しく、先制を決められた。その後も、エイリア石の力で圧倒するダークエンペラーズの力に押され、2点目を献上してしまう。そして、前半終了近くに染岡のワイバーンクラッシュが放たれた。立向居とDF陣は、体を張って何とか防ぐことに成功する。だが、ダークエンペラーズのシュートに立向居の手は、限界を迎えていた。前半終了間際に放たれたダークフェニックスに立向居の手は、限界を越えて試合続行不可能になる。その3点目が決まった所で、笛がなる。ハーフタイムで立向居の手は、腫れ上がって。そして、風丸が円堂にキーパーに戻るように、提案してきた。それには、雷門のメンバーも円堂もさすがに、同意せざるえなかった。

 

「すみません、円堂さん。俺、円堂に任されたこのゴールを守り切れませんでした。」

「いや、お前は、よくやったよ。ベンチに戻ってゆっくり休んでいてくれ。」

 

そして、立向居は、ベンチに下がった。そこで遂に、怪物が、フィールドに上がる。

 

「立向居、あとは俺に任せろ。」

「山城さん、お願いします。」

「よし、受け取った。」

 

ポジションに着く山城に敵は警戒をする。それは、過去の対戦した時の敗北のイメージから、または、共に同行して練習で切磋琢磨したからである。

 

「おい、てめえら。何か、研崎の野郎からおもちゃもらって、ウキウキかも知れねーけど、お前らのその程度で俺を越えたと思うなよ。」

「何!!。山城、テメーは、チームに加わった時からぶっ倒したくてしかたなかったんだ。」

「山城、あの頃俺らだと思って、舐めてたら痛い目を見るぞ。」

「は、なら失望させるなよ。俺は、強い奴と戦いたいからな。一度ドロップアウトした奴らが、勝てるほど甘くねーぞ。」

 

こうして、山城とダークエンペラーズの対決が始まった。再開し、ボールを貰った山城は駆け上がる。目の前に、染岡が来た。

 

「まずは、お前からだ。」

「こい、ここでてめえに勝つ。」

 

そして、染岡対山城の対決になる。エイリア石でパワーアップした染岡、山城の速さに付いていく。

 

「へぇ、やるな。」

「お前は、逆に変わってないな。トロすぎだぜ。」

「は、なんだ今の程度もう勝った気か。めでてぇな。」

「何を言って、!!」

 

山城は、加速し染岡を置き去りにした。そう、この男は、はなっから本気を出していなかった。今度は、風丸がもうスピードで攻めてきた。

 

「スピードでは、もう誰にも負けんぞ。」

「確かに、速くなったな。だが、パワーは相変わらずだな。」

「何、ぐわぁ。」

 

山城は、そのまま風丸をぶっ飛ばす。一連のプレイに警戒を強めたダークエンペラーズは山城を潰しに掛かる。だが、怪物には足りなかった。そのまま、杉森と一対一になる。

 

「こい、今のお前など、データの範囲内だ。」

「あっそ、なら吹っ飛びな。」

「何、ぐわぁ。」

 

山城のシュートで反撃の一点を取ることに成功した。山城は、ボールをとる際に、杉森に一言話す。

 

「悪いけど、帝国の頃からてめえのことなんざ。眼中にねぇよ。」

「何!。」

「少しは、データから離れて力付けているのかと思ったら、何も変わってないな。お前。そもそも、お前誰だっけ?。」

「な、。」

 

そして、そのままボールをセットする山城。笛がなり、敵が攻めてきたが、同等かそれ以上の力で奪った。その瞬間、山城の雰囲気がゾーンの時と似ているが、それ以上の威圧感を放っていた。

 

「ああ、悪いな。そんなに飛ぶとは、思わなかった。」

「く、山城ォォ。」

 

そして、そのまま先程同様に点を奪った山城。だが、誰もが山城に恐怖していた。まるで、別人のような雰囲気だからだ。

 

「一平、身体は、大丈夫なのか。」

「ああ、なんか調子良いわ。」

「なら良いんだが。」

「そうだ。まもちゃん話がある。」

「なんだ、話って。」

「俺、同点したら、引っ込むわ。」

「!?何で。」

「これは、お前らの問題だ。俺は、敵を倒すなら手を貸すが、内輪揉めには干渉しない。解決するのは、お前だ。」

「わかった。」

「なら、さっさと終わらせるぞ。」

「おう。」

 

エイリア石から始まった今回の騒動が、遂にクライマックスを迎えるのだった。

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