楽しくただ純粋に   作:瓦版

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修復

ダークエンペラーズが、1点リードの状況。しかし、雷門が優勢。1人の怪物の影響が大きく出ていた。後半出場で他のメンバーほど、体力の減少が少ない。その怪物に、敵は、警戒する。

 

「ち、相変わらず化け物してやがる。」

「どうする、奴の体力を削る作戦に切り替えるか。」

「いや、奴は、ゾーンをまだ隠し持ってる。下手な真似は、出来ない。」

 

警戒するダークエンペラーズ。一方、怪物からこの後のことを託され、考える円堂。地上最強イレブンのキャプテンの前に雷門のキャプテンとして、かつての仲間との絆を取り戻す方法を探す。そして。

 

「一平が、託してくれたんだ。俺に何ができる。何をすれば良い。あいつらを救うには、、、、。」

 

その様子を見ていた山城。少し、笑みを溢すと、隣に居た豪炎寺と吹雪に気づかれる。

 

「山城、どうしたんだ。また何か、企んでいるのか。」

「山城くん、そうなの?。」

「いや、気にするな。ただ、俺らのキャプテンが、自分の殻を破るみたいだからな。素直に、お前らが羨ましいねぇ。」

「「?」」

「そんなことより、試合ひっくり返すぞ。修也、士郎。」

「!おう。」「わかったよ。」

 

こうして、気合いを入れたFW陣。試合再開の笛がなる。ダークエンペラーズは、パスワークを駆使し、攻め上がるが。ボールを貰った風丸の前に、山城が立ち塞がる。

 

「貴様を越える。そして、俺達が最強になる。」

「フー、お前ら。つまらないな。」

「な、」

 

風丸が疾風ダッシュを使う前に、ボールを奪った。そのまま、上がる山城。そして、DF陣の前にまで来た。

 

「ここで止める。怪物。」

「あっそ、なら、お前らの敗けだ。」

「なんだと!。」

「ほら、空ががら空きだぜ。決めな、お前ら。」

 

山城は、DF陣の上を行くパスあげる。すると、背後から二人の影が飛び上がり、シュート体勢に。

 

「「クロスファイア。」」

「く、ロケット拳。おわぁ。」

 

奇襲成功。豪炎寺と吹雪のコンビ技が炸裂しゴールにつ突き刺さった。同点に追い付く、悔しがるダークエンペラーズのイレブンと研崎。そして、歓喜する雷門。その中、山城は、ベンチに歩き出す。みんなが疑問に思うなかで、山城は交代を告げた。響は、戸惑うが、円堂も擁護し、ベンチに下がる。土門が、交代で出ることに。それを見ていた。ダークエンペラーズは、これはチャンスと思い。エイリア石の力をふんだんに使い、攻め上がる。そして、円堂に向かって、何本もシュートする。対して、円堂は、全てを止めきった。そして、フィールドの全選手が体力限界になる。円堂は、ダークエンペラーズのかつての仲間に呼びかける。

 

「みんな!!思い出せ!!」

 

その一言に、皆の心ある思い出が蘇ると共に、砕け散るエイリア石。そして、風丸達は、涙を流した。

 

「お前は、やっぱり変わらないんだな。」

 

そのまま、倒れこむ選手達。そして、エイリア石が砕け散り、焦った研崎は、自身のアタッシュケースの本体を確認するが、石は、効力を失い、腐って砕けた。それに、絶望する研崎。そのまま、鬼瓦達警官に、一斉に逮捕された。円堂は、倒れたダークエンペラーズの選手を起こしに近く。そして、一人一人がかつての仲間に戻り喜ぶ。そのまま、試合を続けて同点に終わった。笛が、鳴り響き試合終了を告げた。円堂は、仲間に支えられ、胴上げされていた。その光景は、長き戦いの終演を迎えた。胴上げされた後、円堂は、ある人物が居ないことに気づく。

 

「あれ、一平は。」

「確かに、山城は、どこ行ったんだ。」

「俺に伝言残して帰ったぞ。」

「響監督。伝言とは、」

「「まもちゃん、仲間を取り戻すことが出来て良かったな。俺は、もう役目を終えたから帰るわ。次は、敵だ。容赦なく叩き潰しやる。」ってな。」

「あいつは、どこまでも勝手だな。だけど。」

 

円堂は、門の方向に向かって大きな声をあげる。

 

「ありがとう一平!!また、一緒にサッカーやろうぜ!!。」

 

その声は、雷門中をとっくに離れて、遠くを歩く怪物に届く。

 

「ふ、こっちこそ。お前らとのサッカー、楽しかったぜ。ありがとうな、みんな。」

 

こうして、エイリア学園の騒動は、終わりを迎えた。地上最強イレブンは、解体の時に入った。綱海は沖縄に、立向居は福岡に、小暮は京都に、浦部は大阪に、塔子は総理と一緒に総理邸に。そして、吹雪も北海道に。それぞれのチームや学校に戻る。円堂は、タイヤの特訓をしていた。すると、そこに吹雪がやって来た。そして、これまでの旅を振り返った。

 

「しかし、長い戦いだったな。優勝後にエイリア学園が、攻めてきた。最初は、手も足も出なかった。その後、瞳子監督に変わって、さあ、これからって時に豪炎寺の離脱。大変だった。そこで、吹雪の噂を聞いた。」

「そして、北海道に来たんだね。僕は、その頃は完璧になろうと、一杯一杯だったね。染岡君とも、最初は反りが合わなかった。そこに、彼が。」

「ああ、本当に驚いた。まさか、一平が来てくれるなんて。そして、ジェミニストームとの再戦に勝利。これで、終わったかと、思ったら、今度は、イプシロン。」

「強かった。けど、山城君は、違って常にチームの誰よりも強かった。」

「それに、旅をしていくうちに、塔子、小暮、浦部、立向居、綱海が仲間になってくれた。だけど、ヒロトが敵と知って、風丸と栗松の離脱で、俺は、キャプテンとして未熟だった。」

「そうだね、僕もあの時からエースに重圧を抱えてた。染岡の離脱、何よりも山城の怪物っぷりに焦ってた。」

「そして、炎のストライカーの噂を聞いて、沖縄へ。」

 

二人が話をしていると、二人の影が近づいて来た。豪炎寺と鬼道だ。そして、二人を交え、話の続きを始めた。

 

 

 

 

 

 

 

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