楽しくただ純粋に   作:瓦版

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脅威の侵略者編 終わり 事件後から

豪炎寺と鬼道が来て、旅の話を続ける四人。話は、豪炎寺が、沖縄にいるという情報を得て向かったところである。

 

「噂を聞いた俺達は、沖縄に着いた。そして、噂のことを聞きに回った。だけど、誰もその噂を知らなかったんだよな。」

「あの時は、本当に豪炎寺が居るのか疑心暗鬼になり始めていたな。」

「その事については、みんなに迷惑をかけた。その頃の俺は、妹の夕香を人質にとられて、何も出来ない状況だった。だから、鬼瓦さんや土方には、感謝しきれないな。」

 

そのまま話は、進み。今度は、カオスとジェネシスの話になる。

 

「やっぱり、強かったね。マスターランクの高さは、伊達じゃなかったね。」

「ああ、ヒロト達は、本当に強かった。けど、本当のサッカーの楽しさを知って貰えて良かった。」

「それもだが、人の潜在能力のリミッターを簡単に外しては、いけないということも知れたな。」

「ああ、人の限界は、決められているからこそ、日常生活やプレイで無茶をしても問題ないからな。それに、自分の力で強くならなきゃ意味がない。」

「そうだよね。僕もあの試合で、自分と向き合うことができた。本当に、みんなには、感謝しかないよ。」

「しかし、あの時の山城は、気迫が今までとは違ったな。まるで、敵の全てを破壊することをいとわないような。」

「ああ、一平の力の恐ろしさ。改めて知ったよ。」

「だが、これでは、終わらん。今度は、1選手として絶対倒す。」

「「「そうだな。」」だね。」

 

こうして、旅の話を終えた四人。夕日も沈みかけていた。

 

「吹雪、今回の旅は、楽しかった。ありがとう!!。」

「!こっちこそ、ありがとうキャプテン。みんなと一緒に戦ったこの旅は、絶対に忘れないよ!!。」

 

握手をする吹雪と円堂。それを見守る豪炎寺と鬼道。こうして、この日を最後に地上最強イレブンは、解散した。次の日からは、それぞれの日常を送っていた。円堂達雷門中のメンバーは、病院から戻ってきた風丸達をユニフォームを持って出迎えた。和解をした後、雷門中は、復活を果たして練習に励む。北に進み、北海道 白恋中。吹雪は、白恋中のメンバーと練習する。そして、旅の中での成長を見せた。その後は、山おやじとの勝負と家族の墓参りした。墓参りでは、感謝と今回の旅の報告してその場を後にする。東京に戻り、国会議事堂。塔子は、再びSPの仕事に就く。休憩の時間には、父親とSPの人達とボールを蹴っている。西に進み、大阪。リカは、チームのメンバーとガールズトークなどで盛り上がっていた。場所が変わり京都 漫遊寺。小暮は、相変わらずイタズラをしていた。メンバーには、怒られていたが、それでも以前のように壁を作ることは、なくなって皆笑顔になっていた。西に進み、福岡 陽花戸中。立向居は、今日もチームのみんなと切磋琢磨する。打倒、雷門と。南に進み、沖縄 大海原中。綱海は、相変わらずサーフィンに明け暮れている。だが、サッカーの練習も怠っていなかった。大海原中のメンバーとノリノリで、楽しくやっている。そして、怪物に近づくために頑張っている。場所は、本州に戻り、世宇子中。アフロディを中心に、練習に励んでいる。薬物に手を出した自分達に対する世間の目は、冷たくなっている。そのため、試合を組める学校が未だに見つからない。だが、彼らは、諦めない。かつての雷門中のように。地上最強イレブンとして、戦ったメンバーが、それぞれの場所で頑張っている状況で山城は、1人で練習をする。以前通っていた何時もの場所に行く。全ての始まりの場所へ。

 

「フー、今回は、何かとゾーンに頼ってた。それじゃあ、駄目だ。もっと、力をあげねぇと。磨かねぇと。いずれ、本当の敵に手も足も出なくなる。ハハ笑、何時ぶりだ。こんなにもボールを夢中に蹴れるのは。やっぱり、まもちゃん達と旅した甲斐があった。あいつらは、これからも強くなる。うかうかしてられねぇな!よし、頑張るぞ。」

 

怪物は、今日も1人ボールを蹴る。後ろから追い上げて来るライバル達。更には、これから戦うことになるであろう未知の選手達との試合に備えて。そして、数日が経ったある日。山城は、両親に頼んで山梨行かせて貰った。両親は、驚いたが快く了承し交通費などを出してくれた。山城は、つくづく両親に感謝し切れない気持ちでいっぱいだった。次の日、学校の休みの日に、交通機関を使って、山梨 孤児院施設 お日さま園に着いた。そして、インターホンを押すと、中から1人の女性が出てきた。

 

「久しぶり、元気。」

「!よく来たわね。いらっしゃい。入って。」

「お邪魔します。」

 

山城は、中に入る。中は、とても広く、孤児院とは思えないほどであった。エイリア学園の選手達は、居るようで、色んな所で話声が聞こえた。そして、ある一室に案内されて座る。すると、飲み物を持った瞳子が、入ってきた。

 

「つかれたでしょ、これどうぞ。」

「ありがとう。んっぷはー。」

「今日は、どうしたのいきなり訪ねて来るなんて。」

「いや、あんたを心配して見に来た。その感じだと、大丈夫そうだな。」

「えぇ、お父さんは、まだ帰って来れないけど、周りの人達も協力してくれて何とか出来ているわ。あなたから、他人頼る大切を学んだ結果よ。ありがとう。」

「なに、俺は何もしてないよ。あんたが、頑張って変わろうしたからできたことだ。」

「ふ、そうしておくわ。」

 

そうして、数時間話していると、部屋の扉が開く。入ってきたのは、ヒロトだった。

 

「失礼します。山城くん、今から試合をやるんだけど、一緒にやらないかな。きみの力見せてくれないかな。」

「ああ、良いぜ。ちょうど、話も纏まった所だ。」

「それは、良かった。姉さんも来てよ。審判してほしい。」

「まったく、あなたは。良いわよ、山城くんも大丈夫。」

「問題ない。ちなみに、俺は、誰とチームだ。お前か、ヒロト。」

「いや、僕とは、別チームだよ。きみとは、リベンジを兼ねてるしね。」

「わかった。行こう!!」

 

そうして、お日さま園サッカー試合が始まる。そして、夕日が沈み夜になる。試合は、なかなか拮抗した。その中でも、山城は、やはり別格に写った。そして、帰ろうするが、遅くなるため、一泊することにした。次の日の朝、山城は、お日さま園のみんなと瞳子に出迎えられる。

 

「昨日は、ありがとう。色々、助かった。ヒロト、また、やろうぜ。今度は、こっちのチームで待ってる。」

「うん、やろう。今度は、絶対勝つ!!」

「ハハ笑。それじゃあ、瞳子さん、お世話なりました。」

「!こちらこそ、また遊びに来てね。待ってるわ。」

「うん、楽しみしてる。それじゃあ。」

 

山城は、歩き始める。すると、

 

「待って!」

「!どうした。何か忘れものか?」

「えぇ、そうね。これを忘れてたわ。」

「!?。」

 

山城は、頬に柔らかい感触を感じた。そして、瞳子は、口を開く。

 

「今まだ、これだけ。あなたが、大人になったら、また、あの時の言葉を聞かせて。」

 

山城は、顔が赤くなり爆発する。瞳子は、大人の笑みを浮かべてお日さま園に戻る。それから、山城は、電車の中でも呆けていた。そんな、イベントを過ごした山城は、次の日からまた気合いを入れた。こうして、この章の物語は、終わりを迎える。そして、新たなるステージが、彼らを待ち受けていた。

 

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