飛行機が、空港に到着する。山城は、荷物を持って飛行機を降りる。温かい風が、空港を出た山城に吹き付ける。
「着いたか、コトアール。」
山城は、背伸びをして長時間座って固まった体をほぐした。その後、今回の海外交流の相手と合流する。そこから、車で揺られて遂に目的の土地に着く。国にしては、大分車通りが少なく、人も大して多くはない。また、建物もあまり高くない。だが、
「校長先生の言うとおり、サッカーが盛んだな。色んな所でボールを蹴ってる。」
そして、目的の学校に着く。そこで、学校の責任者に挨拶をする。
「この度、国際交流の代表として来ました山城です。1ヶ月よろしくお願いします。」
「ようこそ、わが校に。話は、聞いてますよ。ぜひ、わが校の生徒達と仲を深めてください。」
「はい!」
こうして、海外交流が始まった。まずは、1ヶ月間共にするクラスの人達と挨拶を交わすため、担当の教員に指定されたクラスに案内される。移動の道中は、やはり視線が多かった。
「注目されることは、昔からよく合ったが、これはなかなかだな。」
「ハハハ笑、君みたいな人でも緊張するんだね。大丈夫、みんな日本という国から来た人を見るのが、久しぶりだからね。少し、気になるのサ。」
「そうなんですね。早く慣れるように頑張ります。」
「緊張しなくて、大丈夫。すぐに、慣れるさ君なら。」
「はは、そうだと良いんですけど。」
そして、山城は、クラスに着く。中は、とても賑やかであった。そこら辺は、どこの国も変わらない。そして、教員の先生が、先に入ってクラスを纏める。その後、名を呼ばれた山城は、中に入って自己紹介をする。その後、普通の教科を学んだり、日本のことについての授業にも出席する。授業が終わると、グラウンドに出る。そこで、サッカーをしてる子達に混ざってプレイをする。ゾーンを使わずともプレイで圧倒する。すると、一緒にサッカーをしていたメンバーと仲良くなる。最初は、外国語が来るのかと、警戒した山城だが、世宇子中の校長先生やこの学校の先生も言った通り、子供たちは、日本語も万能であった。会話していくうちに、1人の少年と特に仲良くなった。
「君は、凄いな!流石、ダイスケがいた国の選手だ。」
「お前もなかなかやるじゃないか。ダントツに上手いのが分かる。名前聞いて良いか?」
「ロココ、ロココ・ウルパだよ。イッペイ、そう呼んでも良いかな?」
「ロココよろしくな!」
「よろしく、イッペイ。」
これが、怪物ストライカーと怪物キーパーに出会いだった。学校が終わり、ロココに連れられてある場所に行く山城。そこは、学校とは違う。ちゃんとしたグラウンドだった。そこには、すでにアップをしている選手達と1人のおじいさんが居た。
「遅いぞ、ロココ!早くこんか。」
「今行くよダイスケ。イッペイも行こう!」
「ああ、わかった!」
こうして、後の最強チーム リトルギガントとの交流を果たすことになる。